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老害戦隊村八分

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 大分県弁護士会は6日、就農のため県北部の出身地の集落(14世帯)にUターンした男性の世帯に対し、集落全体で「村八分」をしているとして、村八分をやめるよう是正勧告したと発表した。

 弁護士会によると、男性は母親の介護のため、2009年に関西からUターンしたが、11年ごろ、農地開拓の補助金の支払われ方に疑問を呈し住民とトラブルになった。母の死後の13年、集落は会議を開き男性を自治会の構成員に入れないと決定。その後、男性は豊作祈願などの行事の通達をしてもらえなかったり、市報が配布されなかったりしている。

 男性の申し立てを受け、同会の人権擁護委員会が調査、仲介に入ったが、集落が「構成員として認めない」との態度をとり続けたため、1日付で自治会長に勧告を送付。勧告は「男性の落ち度は少なく、一方的にのけ者にしている人権侵害だ」と指摘、男性を構成員として認め、平等に扱うよう求めている。

 弁護士会によると、村八分に関する勧告は県内で3回目。過去2回は公表しなかったが「農村部にUターンする人は増えており、同様のケースが増える恐れもある」と公表に踏み切った。集落がある市は取材に「まだ事情を聞いておらず、コメントできない」と話した。

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現代ですよ?正直非部落差別なんかより恐ろしいです。あっちは利権ヤクザ化してるのでなんぞあれば警察が動きますが、こっちはごく普通の住民。警察も行政も全てが動かない・・・・。


詳しい話では、Uターンで戻って来る前、男性の実家農地への補助金は村人が山分けしていたそうです。

で、男性が自分でやるので補助金を他人に渡すのはおかしくない?となった。

また介護しながらなので自分の農地だけで他の家のヘルプをしなかったのでしょう。ただもちろん他の村人は最初から男性をヘルプしなかったらする必要がないのだ、と判断下のだと思います。

その後に嫌がらせが始まったそうです・・・・。


実は、ここまでひどくはありませんが、わたすも『上京した人間八分』に会いました。他に今でも連絡が取れる上京経験者はみな同じような体験をしています。無事溶け込めたのはお父さんのコネが効いた1人のみです・・・。


戻ってきてどことは言えないんですが、市のとある施設の職員の面接を受けたんです。

ところが受ける前から「あれはコネで決まっててカタチだけでやるんだ」って聞いてたんです。

4人受けてわたし含め3人が普通。1人が髪は茶髪で絵に書いたような

「あのぉ↑おれぁ↑わかんぇっすけどぉ↑」って面接でしゃべっちゃう兄ちゃん。

わたしは「帰郷したので故郷の役に立ちたい」と面接で答えたら

「お前の理想なんか聞いてない」と怒られました(突然)

で、受かったのは・・・・・

茶髪の兄ちゃん!そこで働いてる人に聞いたら『コネ』でした・・・・。


あと「新しい意見を取り入れたい」つーことで町おこし?みたいななんかアイディア出して、って場所でシャッター通りで店舗部分を貸してくれる人から借り上げて、全国からお店をやってみたい人に3年くらい家賃免除で出店させて、服でも細工でもアートでも外から呼び寄せたらどうか?とか、毎年開催できるフェス、食べ物や無理やり作った名物を作るくらいなら町道締め切ってラリーを誘致したり、ゼロヨンでも公式でやってしまえばいい・・・・などなどその他会社の誘致なんかでもかなり提案したんですが、

「生意気だ」と言われ。

でもその後

「あ~あ、オタクの息子さんの言うとおりのアイディアよそにやらっちゃ」とか

「あ~あ、おたくの息子さん追い出して結局しょぼいことしかやってねーの」とオヤジが散々愚痴られたらしい。しらんわそんなん。


もうわたしは『一回東京に出た裏切り者』らしいですよ。

実際消防の誘いはあったけど、それ以外は何もない。

草刈りとかの義務はガンガン言ってくるけど参加の呼びかけとかそういうのは

まったくない。

地元に残った残留組がしっかり固めているのでもうわたしらは入る余地がない。正直誤解を恐れずに言えば元ヤンで町内会の若連会なんかは回ってるようなもんだ。

そして震災の復興バブルで土建屋関連の人間が成金になった。

893や半グレみたいなのが平気で公式の組織で会合に出たりしている。

で元右翼が地元の建設会社やら何やらのスキャンダルで金せびりやってたり、

正直、2000年のあの汚かった新宿よりヘドが出るんだ・・・・。


だから自分はよく『誰も助けてくれない』って書くけど、地元の人にヘルプを求めたことはないんです。

ここや顔本でだけ。

絶対地元に頼らない。

自分と賛同してくれる人だけでしっかり生きて、還元できるならみんなに。

綺麗事じゃなくて『貸した金は忘れる、借りた恩は忘れない』

それが目標ですが何か?


結局氷河期世代って『社会に出た瞬間にレールが無くなった世代』なので

生き残って普通にやっている人たちってやはりタフ。

そのかわり『キレてる』とか『サイコ』な人も多いわけで。

自己責任論を一番同世代に唱えるんですよ。

バブルが経営者サイドに立ち始め、上級管理職へ氷河期が入っていきます。

そのとき村八分ならぬ『世代八分』が始まる。その鉈を振るうのは

『氷河期世代そのもの』のような気がする。


今回の村八分の自治会長は

「村の伝統がある」と反対して是正は受け入れていない。勧告はなんと3回目だが一向に改善はなかったということだ。

介護のためにUターンし、自分の産まれた故郷に苦しめられる。

限界集落の『限界』ここにあり。

そして地方の『つまはじき』も。


でも人間は社会生活を送ると絶対差別やイジメをするのです。獣ですから。

そうしないとむしろ集団は平和にならない。強いリーダーを求めるから安定する、弱いものをイジメて結束する。そうやって切り捨てがある。

それを守るのか、殺すのか?

しかし法を持ったのなら『どうやって苦痛なく罪の無い人間を殺すか』

から目を背けてはいけない。

その法がない状態が村八分なんじゃないか?

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