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そんな簡単に車手放せるん?

※有料ですが全部読めます

車社会(´・ω・`)

何かと悪いイメージで語られます。

すんげー古い話だと『交通戦争』なんてね。

わたしもさすがに教科書で習っただけですが(;´Д`)


環境によくない!ってことで排気ガスはどんどん綺麗になっています。

それでもみなさん納得しないようです。

「化石燃料の枯渇!」ってことでハイブリット、さらに電気自動車。

ところがなんか私子供の時からずっと

「石油はあと20年!」っていつ19年になるん?って感じ。

もちろん掘削技術が発達したこと、新たな油脈発見もありましょうよ。

あと真偽はわかりませんが『化石燃料の出来上がるスピードは人間の消費スピードと比較してそんなに遅くない』みたいな。

昔みたいにガバガバ使っているなら別ですが、どんどんエコや省燃費になってきて消費量が減っているので原油の埋蔵量とバランスが取れてきている・・・とか。このへんは眉唾混ざりますけど。


一番身近なのは『事故』『渋滞』じゃないでしょうか?

みなさんやはり車と喧嘩したら負けますよね?負けない身体をもってますか?それならぜひ取材させてください。

渋滞も流通や通勤へ大いなるダメージを与えます。


で、そこで鉄道!・・・・地方は国と国民が殺してしまいました。

そこで『コンパクトシティ』なる発想が注目を浴びるわけです。

富山はまさにそれを目標として掲げている街です。

公共の交通機関(バスや路面電車、貸出の自転車まで)で移動を可能にし、狭い範囲で全てが収まるようにする・・・・

これは理想的です。そして富山にそれに近い風景を視ることができましたが、その富山ですら『郊外にロードサイド店と病院がある』わけです。

また都市の中に全ての人口を飲み込める住宅があるわけではないのでやはり都市へ接近する人がどうアプローチしどう接続するのかは簡単な話ではないのです。


ここで、私はちょっと違う視点を持ってみました。


『荷物を持って歩くのは大変』

です(;´Д`)

これは当たり前の話なんです。

東京はじめとする都市部だと公共交通機関が発達しているので便利ではあるのですが、よく耳にするようになったのが

「駅からスーパーに立ち寄ってペットボトルと野菜と生活用品買ったら家路厳しい」

みたいなやつです。

そりゃそうですね。ダンベル持って歩くのと何ら変わりません。

若い人なら大丈夫ですけど、健康でも仕事に疲れてくる30代になるとだんだん厳しくなるかもしれません。

「じゃあ自転車だ!」

リスクをざっと上げましょうか。

①駐輪スペース(下手したら有料ですし)

②夜間・雨天時の運転が車より危険

③事故を起こしたら身体的ダメージが大きい


これらを把握し理解してもまだ足りません。

そのうちペダルを漕げなくなる日は必ずやってきます。誰でも老いますから。

そうするとむしろ地方より辛くなる時代が来るんじゃないかと思うのです。


まずタクシーを利用するにも電車バスにプラスしてさらにタクシー代はちょっとお金かかりすぎですよね(゚」゚)ノ タクシー

さらに何かしら交通機関で移動してもドアまでは結局重いモノを持って歩かねばならないということは絶対に無視してはならない事実なのですよ(´;ω;`)

そのうち玄関まで荷物持ちもしてくれるサービスが始まることになると思うんですが、それも無料でやるなら現場で働く人間への押しつけですし、有料なら利用者に厳しい。

さらにそういうきめ細やかなサービスの移動手段が具現化したとしても、待ち時間が生じます。

駅でも並ぶわけですから。

ところが都市部は『狭いので車が入りにくい』のがここで悪さをします。

人力の自転車などがダメになった人に対して提供できる移動手段は本当にもう人力車か籠かトゥクトゥクみたいなものを日本にも普及するしかないかもしれません。

人口は減るけれど集中すればもちろん渋滞は緩和されません。

でもそういうことなんですね。

高齢化と少子化がセットなのでドアからドアの移動も含め、

きめ細やかな移動手段を考えないとコンパクトは実現できないし、コンパクトにしすぎるとやはりごちゃごちゃってなっちゃう。


そうなると地方はもちろん空洞化もセットなのですが、なんでもかんでも車移動ってわりと悪くないんです。

お年寄りが迷惑ですけどスーパーの駐車場で玄関に近い場所へ斜めに停めてね(;´Д`)

あれは歩く距離最短にしたいわけです。褒められたもんじゃないけど。

そして帰ったら家でもかなり玄関に接近して停めるんですね。

他にも同居人がいれば荷物降ろしてから移動させますけど、老夫婦だけならもう玄関前がそのまま駐車スペースなのも田舎あるある(´ρ`)


これは足腰弱ったご老人にとってはなくてはならない日常です。

ただもちろんこれには『高齢者の自動車事故』というテーマから逃れることはできないのです。


そこで最初に述べたぎゅっとコンパクトにした移動手段は田舎こそ活かされるべきなのですね。

玄関横に乗りつけるのも田舎ならスペース的に容易です。

でもバス鉄道死んでるわけで結局病院とかどうすんの?って言われると難しい。

自治体が公共バスや乗り合いタクシーを運行していますが頻度が少ない。

また自治体を跨いだ運行がコミュニティバスは法律上できないので結局みなさん車を手放すわけにはいかなくなる。

家族がいて送り迎えしてくれるとか、お金があるなら免許を返納してもいいのでしょうけどね・・・。


でもあちこちに飛び散っておかないといけないのが日本。

東京のバックアップが名古屋大阪でさらにそれを補完するべく福岡仙台札幌、万が一それらが陥落しても函館新潟金沢愛媛・・・・

とどこかが欠けても大丈夫にしておくものです。

アメリカやソ連なんかだと土地が広いのでそれをぽつんぽつんと距離を離しても構わないのですが、日本は海山川全てが災害時分断の要因になるので細かくしておくしかない。

その一つ一つが車社会でコンパクトなのか、電車でコンパクトなのかっていうのが今ある交通網や地形、その自治体の資金力で使い分けられるべきで。

なんでもかんでも都会式がいいわけじゃありません。

そういう意味でむしろ東京はコンパクトにしてはデカすぎるが、きめ細やかにするには狭すぎてこれから厳しくなる可能性があると思うのですね。


もちろん公共交通機関が死滅して、さらに高齢化、市街地空洞化のトリプルコンボの地方はもっとやべーわけですが、

そういう地方が生き残るヒントが富山にはあったな、と思うわけです。


車はそんなにわるくないんだよ(´・ω・`)


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