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30minutes

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900日以上、ほぼ毎日ずうっと30分で書いています。途中から平日のみになりましたが、これからも書くつもりです。とくにテーマもなにもなく、思いついたことを並べています。
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2019年5月の記事一覧

いのちの、ち。

いのちの、ち。

昨夜、不注意でちょっぴり怪我をした。
小さな硝子のかけらが、かかとを切りつけて血が出る。場所が場所だからか、あまり痛みがなく「ああ、血が出てるなあ」と事実をぼんやり眺める。

不思議なほど、血に見入ってしまった。

このあいだ、遺伝子についての話を聞いていたからかもしれない。もう数え切れないほどの遺伝子が体内にあって、いつもなにか動いて、命を維持してくれている。この流れた血のなかにも、きっといろん

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今日でnote連続60日目です。

今日でnote連続60日目です。

毎日noteを書いてると、ボロが出る。

かわいげがないところとか、うじうじしてるところとか、どうしても出てしまう。だって、毎日なんだもん。そしてキラキラ感があるだけの嘘は書けないんだもん。

あたふたしながら、毎日書く。ささやかだけど、大きな事件やすごい成果は無いけど、周りのひとにやさしくしてもらって、満たされた毎日を綴る。

そんなこんなしているうちに、気づく。

こんなに応援してくれてるひと

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もうすぐ写真の個展はじまります。

もうすぐ写真の個展はじまります。

もうすぐ個展です。今週土曜日からの予定。今日は、展示する写真を一部ご紹介します。

1月にハワイのホノルルに行ったときの、スナップ写真を飾ります。すべて、GR1sというフィルムカメラで撮りました。
あざやかな海、という写真より、街を歩いたものが多いです。

ダウンタウンを歩きながら、撮っていました。
どこを歩いていても、おおらかな心になれる。光と陰のどちらも濃い。いい気分で足を進めることができる街

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夜を越えて、ちゃんと朝が来た。

最近、体調に引きずられて、心も荒れ模様。そんな日が続いている。

頭痛はするし、急にお腹は痛くなるし、微熱は下がらないし、肩は凝るし、だるい。あんなに続けてたぬか漬けも、一旦ぬか床を冷蔵庫に避難させた。ちょっとだけ、おやすみしておいてもらっている。

昨日の夜、なんだか無性にやるせなくなってしまった。
23時過ぎ。帰宅して、つくっておいた水出し緑茶を飲みながら、だらりと座り込んで思う。

「あ

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待ち遠しい梅仕事。

待ち遠しい梅仕事。

もうすぐ、梅仕事の季節だ。

梅の実を、洗って、乾かして、ヘタを取って、梅干しにしたり梅酒にしたりする。

ガッと一日で作業が終わるところがすきだ。そのあとは、時間がおいしさを創り出してくれる。

梅酒だと、おいしさは何年もかけて深まっていく。ただその間、たまにころころ転がして中身を混ぜる以外は、なにもしなくていい。

梅酒を2014年くらいに仕込んで気づいたのだけれど、わたしは家で梅酒を飲まない

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髙田郁さんの小説がすき。

ああ、今日はすきな本のことを書こう。

わたしは、髙田郁さんの小説がすきだ。数年前『みをつくし料理帖』は読みながら泣いて泣いて泣きまくった。

いま手元にあるのは、『あきない世傳 金と銀』の4巻。「女名前禁止」という掟のある江戸時代の大坂で、ひとりの女性が商いの道を志すという物語。非情なほどの事件がいくつも降りかかる。でも、くじけず、主人公の幸はいつも必死に前に進む。このシリーズもすきだ。

スト

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すぐに泣いちゃうセンサー。

すぐに泣いちゃうセンサー。

昨日、知り合いがやっているお店にごはんを食べに行った。

お店に着いたのは22時過ぎ。できるだけ急いだのだけれど、遅くなってしまった。ラストオーダーには間に合ったけれど、すこし申し訳ない気持ち。

知り合いのお姉さんは快く迎えてくれ、デザートをおまけで出してくれた。

わたしがごはんを数口食べたところで、こっちを向いてお姉さんが笑った。

「おいしいですか?」

胸が、ぶわあっとあたたかくなる。犬

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ハワイのフィルム写真で個展をするつもり。

ハワイのフィルム写真で個展をするつもり。

これで人生3回目の個展になる。

30歳の誕生日に合わせて、写真の個展をやらせてもらうことになった。

飾る写真は決めている。1月にハワイに行ったときにフィルムのコンパクトカメラGR1sで撮ったスナップ写真たちだ。タイトルも決めた。

6月1日(土)〜6月8日(土)に、新宿歌舞伎町にあるBAR雨というところで飾らせてもらう。基本的に夜21:00〜翌朝までやっているお店。

そして6月6日に誕生日を

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丸眼鏡先生の淹れる珈琲がすき。

丸眼鏡先生の淹れる珈琲がすき。

珈琲を淹れることがすきだ。

大学生のころのこと。
研究室へ遊びに行くと、とても若い青年のように見える、すらっとした壮年の丸眼鏡先生が、珈琲を淹れてくれた。それが珈琲を飲みはじめたきっかけだった気がする。

「おや、くりこさん。いらっしゃい」

ノックして部屋へ入ると、アルカイックスマイルを浮かべた丸眼鏡先生。
机と椅子の上に山になった書類や本をどけて座れるスペースをあけてくれる。それから、ペーパ

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お金がないので、おかゆを食べる。

ごくごく個人的な、でも誰にでもありそうなお金の話をするね。

6月は住んでいる部屋の更新がある。先日その書類が送られてきた。更新料って高い。一つひとつ、項目を確認して、当たり前だけどどのお金も払わなければいけないもので、ため息をついた。

このタイミングで、大きな額ではないものの家賃の値上げの書類も入っていた。2年間で何万円になるか…。いろいろ計算して、近所の地価や同等の物件の金額やらを確認した上

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「ひまわり」みたいになれない。

「ひまわり」みたいになれない。

ひまわりみたいになれたら、なんて考えてても、ひまわりにはなれない。

ふと思いついた、ちょっとした「たとえ話」なのだけど。

どうしてひまわりは、ふかふかの土の上に生えてるんだろう、とか。どうしてひまわりなんていう明るい色で人気の花なんだろう、とか。そんな目でひまわりを見る、蓮がいたとする。

蓮は泥のなかに浸かり続けて、息をするのさえ不自由で。濁った水の臭いもするし、生きるのが苦しい。それなのに

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散歩したら、風に出会った。

散歩したら、風に出会った。

こんなことを書くのはできるだけ避けたいのだけど、最近ちょっと疲れている。

壮絶な職場で働いたことがあるひとからすれば「いや、ふつうに終電までに帰れてるじゃん」と言われてしまうかもしれないんだけど、わたしは軟弱なのでパンクしそうになっちゃう。

スーパーにも寄れず、なにも漬けてないぬか床をただただ夜中にかき混ぜてると「お野菜漬けたいのに…」と切ない気持ちになる。

洗濯機も夜中に回そうとして、実際

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くりこ30歳誕生日パーティー開催のお知らせ

くりこ30歳誕生日パーティー開催のお知らせ

突然ですが、
「じぶんの三十路誕生日パーティーを新宿のBARで主催するんで、もしよかったら来てくれませんか?」
っていうのが今日のnoteです。

今年6月6日に、わたくし30歳になります。
なんてめでたいんでしょう!
30歳まで無事に生きてる!

ということで、30歳なりたてほやほや、金曜日の6月7日の20:00か21:00〜朝まで、
『くりこ30歳誕生日パーティー』開催します。

まずあらかじ

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同じ鞄ばかり使ってしまうんだから。

同じ鞄ばかり使ってしまうんだから。

毎日会社に通うのに、かばんを変えることはない。「今日はこんなコーディネートだから、こっちのにしよ」なんてことはズボラなので皆無。いつも同じ、無難なピンクベージュのかばん。洋服にも合わせやすい主張しすぎないカラーだ。

つねに同じかばんなんだから、かばんなんていくつも要らない。

だいたい、使ってるのは3つか4つくらいだ。そして当たり前だけど、使用率にはかなりの差がある。会社用が7割だ。

わたしは

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