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菊池百合子さんのこと

菊池さんとは、ほぼ日の塾で出会いました。最初に菊池さんを認識したのは、課題1で清水ミチコさんと糸井重里さんの対談をまとめたものが、ほぼ日の塾 発表の広場に掲載された日です。

菊池さんは、わかりやすくシンプルに、ちゃんと大事なところを抽出して読みやすい記事に仕上げていて、わたしはびっくりしました。こんなふうにできるんだと、じぶんも苦しんで記事を書いたからこそ、その無駄のなさに惚れ惚れしました。

菊池さんの書いた記事と、わたしの書いた記事、正反対な感じにまとまっていると思います。よかったら読んでみてください。

記事を読んだあと、Twitter上で声をかけさせてもらって、2回目の実践編のあと、軽くご飯に行きました。

塾でいっぱい刺激を浴びて、「ふわああああ」となかば放心状態になっている菊池さんに、いくつも質問をしてしまうわたし。記事を書くときに、若い菊池さんは「わからない話題は書けないから、そこは削った」とにこにこしながら教えてくれました。わからないことは、わからない。すがすがしいひとだなあと思いました。過剰なところがなく、聞き上手で、すてき。滋賀に移住してフリーライターをしている行動力。もう好意と敬意を抱かずにいられません。

翌日、わたしは菊池さんにこんなメッセージを送っていました。

昨日はありがとうございました!直にお話をして、菊池さんのことが好きになりました。自然体で、卑屈さはなく謙虚で、ほんのり明るくて、「話を聞くのが好き」っていう姿勢が端々に表れてて、インタビューするのにすごく向いてる方なんだろうなあと思いました。またお話しましょう!

いま思い返しても、ほんとうにそうです。いつも口角がゆるりと上がっていて、話しやすい雰囲気。でも芯が通ったひとだということは話せばすぐわかる。しなやかでやわらかい菊池さんと直接話すことで、わたしはますます彼女をすきになってしまったのです。

けれど、それからの菊池さんからはもっと目が離せませんでした。「ここまで惚れさせるんですか?」というくらい、かっこよかったのです。

わたしは菊池さんのことがすきになったので、当然、いくつも彼女が書いたインタビュー記事を読んでいました。そこには、最初の課題1での印象と同じ、すっきりまとめているのに大事なところをしっかり伝えられる彼女の言葉が並んでいました。

けれど、最後の自由にコンテンツをつくっていいという課題3での彼女は、泥くさくむずかしいテーマに向き合っていました。惹かれるひとたちに会って、話を聞いて、そしてぐっと深くまでじぶんの思考の海に潜って、書いたコンテンツ。きれいじゃなくても伝えたいんだという思いがあふれていました。

「こんな菊池さんが、いたんだ……!」

とことん相手と、そしてじぶんと向き合い、たくさんの発見をしたことが綴られたnoteをみて、これから菊池さんが書くものが、もっと楽しみになりました。

今度、共同マガジンを一緒につくっているつぐみちゃんと一緒に(こちらもほぼ日の塾で出会った)、菊池さんが課題3で取材した小河内に行こうと約束しています。いまから楽しみです。

まだまだ書ききれないけれど、そろそろ締めなくてはなりません。

*****

菊池さん。わたしはもっと菊池さんのことを知りたいなあと思っています。じぶんにはないものを、これでもかというほどあなたに感じるからです。

わたしはお調子者だし、ちょっと客観性に乏しいし、なにを書いても過多だし。でも、じぶんの後ろめたさや恥ずかしさより、菊池さんへの好奇心と敬意と愛情が完全に優っていて、すきだなあと思います。縁があって出会えて、しあわせです。

なにか一緒に企画できたらとも、じつははじめて会ったときからずっと、もくろんでいます。

そうそう、菊池さんの名前が、とても菊池さんにぴったりだなと思っています。菊と百合が咲いている。どちらも古くから日本人に愛されていて、明るく清楚な印象を与える花。黄色と白の花と、空の青が、わたしの思う菊池さんのイメージカラーです。

勝手にこんなnoteを、いきなり書いてごめんなさい。でも、書いちゃった!

では、また近いうちに会いましょう。

さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。