[毒] いつものアレ

盆は帰省していた。
学生時代は休日など関係なく研究室に入り浸っていたから、社会人の時間の多さに驚いている。年末以外に帰省したのなんていつ以来だろう。

帰省してしばらくすると、高校のクラスメイトから連絡が来た。4年くらい連絡を取り合っていないやつだし、そもそも私がクラスに馴染めてなかったから急に連絡が来たことに驚いた。マルチの勧誘でもされるのではないかと身構えていたが、それはそれで惨めになっている様を笑うのもいいかと思い承諾した。

結論:後悔した!


↓いつもの悪意。見るな!


予想通りといえばその通りだが、私が都内で知り合ってきたしょうもない量産型大学生のうちの一人に成り下がってしまっていた。このタイプは嘲笑いすぎてもう私の周りからは消えたと思ってたのに。高校の頃別にそこまで仲良くはなかったが、それでも面白くない方に変化してしまったクラスメイトを見てちくちく言葉を吐いた。
「友達いない」といった私に対し、「え?友達だと思ってるよ?」と言い返されたからうるせ〜と思い、本当に無理だった。おまえ何年ぶりの連絡だよ。
私が同年代と仲良くなれないのってここなんだよな〜。

なぜか私は、そういう、色恋をしているやつを傷つける度胸は持っている。
電車で横に一人ぶんのスペースを空けて座っている私に向かって「二人で座りたいので移動してもらえますか?」と言ってきたカップルに対し
「カップルは世界で一番気持ち悪い生き物なので移動しなくてもいいです」
と言い放ったり、
飛行機の横の席でいちゃついてるカップルがいたからCAに
「すみません。横のスキンシップが過剰で気持ち悪いので席を移動してもいいですか?」
と言い放ったくらいには度胸がある。
飛行機も他と同じ公共交通機関なのになんでカップルのスキンシップが激しくなるの?そういう傾向あるよね

このように、普段話さないくせにこういう色恋に関するレスバはものすごく強い。面白くない奴が言うパターンなんて決まってるんだから、こちらもチャートを組んで将棋のように相手が詰むようなルートを組み立ていけばいいだけ。

こういうことなんですよね。私のダメなところって。
私の中で「面白くない方」に分類されている人たちは、顔を合わせると必ず色恋の話をする。
で、私がそれに対して否定すると、いつのまにか距離を置かれる。
もうそのクラスメイトとも会うことはないでしょうね。

これは余談ですが、そういう奴って「マッチングアプリやれよ〜w」と言い返してくるのなんなんだ。
出会い系を使っている奴って頑なに†マッチング†と言い続けるよな。
自我を保つためのしょうもない保身しゃらくせ〜〜〜

「面白くない奴」が少数ならばいいのだけど、周りの人間のほぼ全員、いや、全員がその「面白くない奴」に成り下がっているのに気づくのにそう時間はかからなかった。

一方、インターネットでエンカするような人は私のように学生時代からオタクを貫き通し、面白くなくなってしまう誘惑に負けず、もしくは画面の中で全ての欲望を満たしている。
こういう人とは話が合う。私が頻繁にリアルの同年代とは話が合わないけどネットなら大丈夫と言っているのはこういう理由だ。

この前も、オタ芸の新技を考案したあと公園のベンチに座り葬式で流して欲しい音楽の話題をした。ちなみにクラッシュギアに決定しました!!!
あと、オタクって理想の〇〇を考える話題好きだよね。私もめっっっっっっちゃ好き。一生そういう話していたい。


私があいつらに対して一番嫌なのは、顔を合わすと必ず色恋や性の話をされること。

だけど、些細な物も含めるとそういう話題は大体の本や映画には入ってるから溢れる嫌悪感を抑えている。でないとコンテンツを享受できないからね。
なんで娯楽でこんなことしなくちゃならないんだという気持ちと、自分の純朴さに笑ってしまう。

で、これは明らかに年相応ではない。

そこそこ大きな家計で、そこそこの預貯金と持ち株があって、父親が社長で、一流大学院を出て、一流企業に就職して、顔も一応平均以上で、人に自慢できる趣味があって、高身長な私がなんで異性無理なんだ?

あっ、
性格悪いからか〜!


自慢したら気持ち悪くなってきたな…
自己は卑下するのが一番いいんだよ

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