KYOHEI@what’s!? coffee

聴覚障害をもつバリスタ コーヒーに魅入られすぎてコーヒーのタトゥーを刻む変態。 wha…

KYOHEI@what’s!? coffee

聴覚障害をもつバリスタ コーヒーに魅入られすぎてコーヒーのタトゥーを刻む変態。 what’s!? coffee オーナー / 一般社団法人君と僕と珈琲と 代表

最近の記事

珈琲が紡ぐ人とヒト -story-

「ブレンドで。」そう伝えて席に向かい、読みかけの本を引っ張り出す。この本をちゃんと読む時間がとれたのは、いつぶりだろうか。栞の1ページ、2ページ前から読み始めると同時に、この本を途中まで読んでいた時期の記憶も少し、思い出す。 この珈琲屋さんに通うようになって、もう2年が経つ。気をつけないと通り過ぎてしまいそうな大通りに似つかわしくない、不思議な雰囲気なお店を見つけた。 入ってみるとそこだけ空気が違うように包まれる感覚になって、店員さんに流されるままに、ブレンドコーヒーを注

    • 流行りのClubhouseを聴覚障害者が使うには

      ※こちらの記事は2021年2月6日に書いており随時更新します。 ※僕と同じように実践する方は自己責任の元、行ってください。規約違反と言われた場合でもこちらで責任は負いかねます。 ※2月10日追加更新情報 ビデオ通話アプリのZOOMを併用する方法を実践しました。 同じルームにいる聴覚障害者同士(手話ができる聞こえる人も含め)希望者はClubhouseと同時併用でZOOMを繋げます。 そうすることでルームでの会話を手話通訳できたり、口の動きが見えることで聞こえにくい難聴者もZO

      • ふつうに生きること

        聴覚障害を持って生まれた僕は、聞こえる人たちよりも【音】について敏感に生きてきたように思う。小さい頃、耳が聞こえにくいと判明し大学病院で検査を受け、そして補聴器を付けるようになった。 そして色んな経験をしながらも大学生になっていた僕は、明らかに耳の聞こえが悪くなっていることに気が付いた。実は、中学の終わりごろから思春期の恥ずかしさで補聴器を付けていなかった。周りと違うことが嫌だった。 そのことが原因か、中度難聴だったのが高度難聴にまで悪くなっていた。 高度難聴にまでなると

        • 夢なんか。

          「あなたの子どもの頃の夢は何でしたか?」 ケーキ屋さん、アイドル、お花屋さん、サッカー選手、野球選手、ダンサー...誰もが子どもの頃に描いていた夢がある。 その夢はいつ消えたのだろう。 気付いたら「たくさん勉強して良い学校に行って良い会社に入る。そして安定して生きる」これが当たり前のように自分の中に存在している。 当然だろう。いつしか親から言われる言葉は同じことの繰り返しだから。 要約すると「現実を見なさい」これだけだ。 もちろん親も様々な経験をしてきたうえで、それが

        珈琲が紡ぐ人とヒト -story-

          本質を捉えること

          毎日のようにコーヒーを飲んでいると、だんだんコーヒーと麦茶の違いが分からなくなってきました。ほら、いつも家にあって喉が渇いたら飲んでほろ苦くもあり甘さを感じる薄茶色の液体...どっちだ(子どものころ置いてあった日本酒を水と間違えて一気飲みしましたすぐ吐き出しました危ないですね) 「本質を捉えること」というテーマ。 このことをお話しする前に仕事ができる人とできない人の違いをお話ししてみます。過去に何かで読んだ記事で確かになあと思ったことです。 KさんはクライアントからA案を

          本質を捉えること

          これからの飲食店時代

          新型コロナの到来により、ウィズコロナ時代そしてアフターコロナ時代が来ると言われています。 今年中には完全な収束はできないと見て世の中の飲食店は動かなければなりません。外出自粛がどこまで続くのか... 固定店舗をもつ飲食店で、特に個人店は現在テイクアウトのみに切り替えて営業を始めたりオンラインストアで販売を始めたりと様々な取り組みで何とか生き延びようと営業を続けています。 この取り組みが、ウィズコロナ時代も続きます。今まで遅れていた飲食店のテクノロジー化が一気に進みます。

          これからの飲食店時代

          「確かな分析に、感情を織り交ぜる。」出張バリスタ「what's!? coffee」柴田恭兵さん|クラファンマガジン🔥チャコスタ @charcostalookme #note https://note.com/lookme_crowdfund/n/n17581c68f846

          「確かな分析に、感情を織り交ぜる。」出張バリスタ「what's!? coffee」柴田恭兵さん|クラファンマガジン🔥チャコスタ @charcostalookme #note https://note.com/lookme_crowdfund/n/n17581c68f846

          柴田恭兵 プロフィール

          分かりやすくプロフィールを掲載してみます。 仕事の依頼や紹介の際に役立てて頂ければと思います。(気付いたら最新情報に更新していきます) 「聴覚障害をもつバリスタ」 柴田恭兵 1993年1月4日生まれ 愛知県岡崎市出身 両耳感音性難聴(先天性) 聴力は87db程度で補聴器使用 what's!? coffee オーナーバリスタ(個人事業主) 2015年3月 日本福祉大学卒業 2015年4月 地元岡崎のレストランチェーンに入社 2016年2月 イタリアへ短期留学(SCAEバ

          柴田恭兵 プロフィール

          ③ドミニカ共和国旅行記(市内観光編)

          せっかく25時間かけてドミニカ共和国まで来たので、コーヒー農園視察だけじゃなく市内も観光しようという事で... まず向かった先は「Los Tres Ojos」(ロス ホレス オホス) という鍾乳洞で有名な場所へ向かいます。 入場料を支払い、この洞窟の中に入っていくと、、、 凄すぎたこれ、もともとこんな感じで開けていたわけではなく地盤が落ちてぱっかりと穴が開いてできたらしいです。 そして鍾乳洞の滴りが溜まってコバルトブルーな湖を作り出しています。 洞窟なので風もなく波が

          ③ドミニカ共和国旅行記(市内観光編)

          ②ドミニカ共和国旅行記(コーヒー農園探索)

          訪問したコーヒー農園は FCHP(Federacion Campesinos Hacia el Progreso) BLANCO Bonao という名前の農協組合が管理している農園です。 向かって左から2番目が農園主の "エステバン ポランコ"さん FCHPというのは会社名?組合名(スペイン語なのでいまいちよく分かりません)で、BLANCOは河川の名前で、Bonaoは地区の名前です。 ドミニカ共和国がここ そして農園はここ。首都のサントドミンゴから車で2時間ほど F

          ②ドミニカ共和国旅行記(コーヒー農園探索)

          ドミニカ共和国旅行記(コーヒー農園探索)

          3/6~3/11でドミニカ共和国に視察へ。 ドミニカ共和国の入国審査前の看板。 「ドミニカ共和国の鳥」と書いてある。 日本時間で3/6の11時ごろに出国をし、アメリカを経由すること約25時間... ドミニカ共和国時間で3/6の22時ごろにやっと入国できました。 日本とドミニカ共和国の時差は13時間あり、日本のが早いことからドミニカ共和国に向かえば向かうほどタイムスリップしていきつつ時間は進む?というなんともややこしい... 深夜なのでとりあえずバーガーキングで腹ごしら

          ドミニカ共和国旅行記(コーヒー農園探索)

          障害者雇用の段階は...

          マズローの5つの欲求については多くの方が聞いたことあると思います。 1.生存欲求(人が生きていくために最低限必要な睡眠欲、食欲、性欲) 2.安全欲求(安定した住居や生活がしたいというもの) 3.社会的欲求(人と関わり接したい。どこかに所属したいというもの) 4.承認欲求(誰かに認められたい。尊重されたいというもの) 5.自己実現欲求(自分らしい、自分にしかできない生活をしたい) というもので、人は1から始まって5に向かっていきます。 これを障害者雇用に当てはめると、 生

          障害者雇用の段階は...

          障害者バリスタを社内カフェで雇用する!

          2020年2月よりwhat’s!? coffeeのオーナーバリスタである柴田恭兵は新しい取り組みに研修講師として参加させて頂いております。 それは「新しく障害者バリスタを育て、社内カフェで障害者雇用する」取り組みです。what’s!? coffeeの柴田恭兵は聴覚障害を持つバリスタとして、イタリアで修行した経験をもとに全国各地で活躍しています。障害者×バリスタという日本ではまだまだ少ない、本格的でかつレベルの高いコーヒーを提供するバリスタです。 この度、社会問題解決を目指

          障害者バリスタを社内カフェで雇用する!

          全国のwhat’s!? coffeeファンにコーヒーを届けたい

          ▶上の画像をクリックすると動画がご覧いただけます。 オンラインストアはこちらから 販売する動機は↓を読んでね! 昨年、2019年5月にもクラウドファンディングを行い、多くの方の協力により見事達成したことでコーヒー専門の移動販売車をスタートさせているwhat’s!? coffee ▶実際に営業している移動販売車 聴覚障害をもつバリスタが運営しており、イタリアで修行した腕前で振舞われるハンドドリップコーヒーは多くのお客様に感動を与えてきました。 ▶出張コーヒーサービス

          全国のwhat’s!? coffeeファンにコーヒーを届けたい

          ノーマライゼーションなコーヒー教室

          2020年1月22日、僕は日本福祉大学の障害学生支援センター主催でコーヒー教室をしてきた。東海キャンパスには「楽見隊」というサロンカフェを行っている団体があり、美味しいコーヒーを淹れることができるようになって、コーヒーを学内販売した収益により多くの楽しいことにチャレンジしようという活動をこれから活性化させていくとのこと。 そこで、日本福祉大学の卒業生でありプロのバリスタとして活動している僕が講師として呼ばれたというわけである。 この話を依頼された時、僕にはコーヒー教室を行

          ノーマライゼーションなコーヒー教室

          シェアするボトルキープの魔力

          what’s!? coffeeでは「ツナガルボトルキープ」という、コーヒーを自分用にボトルキープでき、更に自分が指定した人にもシェアできるというサービスを始めました。 そう、シェアされた人は無料でコーヒーが飲めてしまいます。 その代わりと言っては何ですが、シェアされて無料でコーヒーが飲めた人は「ツナガルチケット」というチケットを購入することができます。 「ツナガルチケット」は1枚200円でコーヒー豆10gを購入でき、そのコーヒー豆は新しいボトルにキープされていきます。

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