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マヂカルラブリーANN0 入門編 


 マヂラブANN0について、入門編として紹介していきます。

 まずこの番組のスタートは、野田さんがR-1王者になってから、何回かの単発特番を経て、2021年の4月より満を持してANN0のレギュラー放送が始まりました。

 このラジオの特徴としては、アニメやマンガなど野田さんの好きなコンテンツの話題が多く出てきます。
 ただ、好きなコンテンツといっても、今の情報よりも昔の情報がメインなので20代以下にとっては、馴染みのない話題が多々あり、さらに村上さんもそこまで補足をせず、説明するのが野暮かの如く、知ってて当然として話が進んでいきます。

 マニアックな話題についていけない場面も出てきますが、大まかな話題さえ押さえておけば楽しめるので、ぜひこの記事をご覧ください。


 このラジオの主な流れとしては
 ①オープニングトーク
 ②リアクションメール
 ③フリートーク
 ④コーナー

 というのが王道パターンですが、割とフレシキブルです。
 リアクションメールが盛り上がって、コーナーがなくなるとか、フリートークもないというようなこともあります。
 なのでオープニングトークとリアクションメールがこのラジオの要なのかなと思います。

 ⑤ジングル、曲紹介
 ⑥ゲスト回
 ⑦定番のくだり
についてもおさらいしていきます。

①オープニングトーク

 タイトルコールがあり、FFⅦのゴールドソーサーが流れます。(一時期は魔法陣グルグルが流れていました)
 マヂラブの漫才と同じように村上さんが名乗り、野田さんがボケて番組がスタートします。
 今年に入ってからタイトルコールが段々と早くなっている問題と、ナイナイにお疲れ様と思っていない問題が勃発しましたが今は改善?されました。

 冒頭は村上さんが季節や温度の話題や、花粉の情報、服装についてなど、お昼のラジオかのような爽やかな話題から入ることが多いです。
 その後は最近のトピックスを2、3個くらい話してからCMに入ります。


②リアクションメール

 CM後はリスナーからのリアクションメールが届きます。
 このラジオのリスナーは、オープニングトークに出てきたアニメやグルメなどについて、有益な補足情報を提供して番組を盛り上げてくれる反面、めちゃくちゃバカな一面もあり、マヂラブから説教されることも多々あります。
 ラジオネームを読み上げながらの説教は確変状態といえ、ラジオネーム自体に説教することまであります。
 
 メールについて、テーマを決めての募集はしていませんが、野田さんからのリクエストや、一つハネたメールがあった後など、方向性が定まってからのリスナーの一致団結力がすごく、転がる雪玉のように笑いが増幅していきます。
 
 最近は特に、リスナーがキモいというのが全面に打ち出されるようになりました。
 主な流れとしては、ゲストにドロピザの二人が登場した際に、初めての女性ゲストに対して、リスナーがモテようとしてスカしてカッコつけるノリになりました。
 その後の回で、次のゲストがえなこさんだと発表されると、このノリが復活し、様々なジャンルのキモさが爆発しました。
 一連の流れは以下にまとめています。


③フリートーク

 リアクションメールが一巡した後は、ちょっといいですかの合図でフリートークゾーンになります。
 だいたい野田さんと村上さんが交互に隔週のペースで行われます。
 話す内容は、最近の仕事が多く、村上さんは家族の話題も多いです。
 村上さんは、結婚される前は自身が体験した胸糞悪いエピソードを得意としていましたが、最近はそれほど胸糞に遭うことなく、逆に飢えているようです。

④コーナー

 コーナーは基本的に2つです。
 昔は交互に毎週ありましたが、最近はあったりなかったりで、コラボがない時はコーナーがない週も増えてきました。

・日常系チーターを戦わせてみたのだがッ!
 異能持ちチーター達のチート能力を戦わせるコーナーです。
 日常と非日常(チート)のさじ加減がキモで、リスナーからはしばしば弱いチートが送られ、マヂラブからツッコまれます。
 かといってチートが強すぎると、強すぎることに苦言を呈されますが、そういった強すぎるチートばかりを募集する大チート祭りが夏と年末に行われます。
  
 各チート達は野田さんがその都度判定し、暫定チャンピオンを決めて戦っていきますが、 ルーザーズ方式を採用しているため、最後のチャンピオンと敗れた中から最終的な優勝者が改めて選出されます。
 初期は村上さんが、何でこれが優勝なのかとツッコむことが多かったですが、このシステムも定着し野田さんのジャッジに一同納得することが多くなりました。
 また一時期狂ったように新幹線回が続き、リスナーが悪戦苦闘することになりました。

 
・エール!心のボディビル
 ボディビル大会の掛け声のように、別のものに例えて「〜かい」で締めます。
 ネガティブな上の句に対し、ポジティブな下の句で例えツッコミをするのが基本のフォーマットです。
 たまにタイアップコーナーになり、現在は味の素とコラボしています。


⑤ジングル、曲紹介

 ジングルは固定のものが多いですが、一つだけ毎回収録しているものがあります。
 村上さんの「野田さん、あんた今までどこで何してたんだよ」というフリに対し、野田さんが「〇〇してましたー」と答えます。
 ちなみにSpotifyではカットされているので聞くことが出来ません。
 
 本編での言及は特にありませんが、ジングルが酷すぎる場合は村上さんからツッコミが入ります。
 たとえ酷くても、録り直しをすることはありません。スタッフも即座にOKを出します。

 酷いジングルの回  

 第100回のジングル

 曲紹介は、オープニングトーク後は野田さんセレクト、エンディング前は村上さんセレクトの曲が流れます。村上さんセレクトは時間の都合上カットされることもあります。野田さんはアニソンが多いですが、最近ストックが尽きてきているようです。

⑥ゲスト回

 SWにはゲストを呼びます。数週間前にトークで盛り上がった人を呼ぶパターンが多く、マヂラブがあまり面識のない人が呼ばれることもあります。
 一部では、通常回に比べてゲスト回がつまらないとの評価もあるようです。
 オススメ回は、Spotifyでは聞けないのですが厚切りジェイソン回と、リボルバーヘッド回です。


⑦定番の話題、くだり

 定番の話題やくだりは、オープニングトークやリアクションメールで出て来ます。量が膨大で網羅しきれていませんが一部を紹介します。

【マンガ、アニメなど】
 野田さんはジャンプ漫画が好きで、よく話題に上がります。
 
 ワンピース・・野田さんはネタバレ上等で、リスナーから怒られることもあります。夏になると、ワンピースの考察系YouTuberを招き、野田栄一郎との考察合戦が繰り広げられます。
 リスナーが好きなキャラクターは、ギン、カマキリ、ブラハムなどです。

 ハンター×ハンター・・休載期間が長い分、冨樫先生が復活しそうな雰囲気になると話題に上がってきます。最終回の絵を都築先生に書いてもらったこともあります。

 るろうに剣心・・野田さんの嫌いなキャラは蝙也です。

【ドラマ】
 銀狼怪奇ファイル・・野田さんの好きなドラマです。
 とりわけラスボスである金狼の正体について、野田少年は衝撃を受けたようで、ネタバレ上等のこのラジオでネタバレを唯一避けています。
 そんな野田さんに対して、ネタバレをしようとするリスナーとの戦いが繰り広げられました。KinKi Kidsのラジオでも、野田さんが銀狼好きだということについてのトークがあったようです。
 ちなみに野田さんが初めて買ったCDは、銀狼の主題歌である、ミッドナイトシャッフルです。

【ゲーム】
 自身でゲームを作る野田さんなので、ゲームの話題も多いです。
 
 ストリートファイターの回

【飯テロ】
 今は収入も増え、体の事も気を使うようになりましたが、下積み時代に食べたチェーン店の話題などが多く出てきます。
 すた丼の話題がちょくちょく出て来ます。

【村上の家族】
 主に村上さんのフリートークで、村上さんの家族についてのエピソードが語られます。

 村上姉・・お姉さんとは仲が悪く、いい大人になっても微妙な距離感があり、売れっ子芸能人とは思えない扱いを受けているようです。
 当初は、村上さんがお姉さんのエピソードを話した際に、あくまで村上さん視点の話なので、話半分なんだろうなと思っていましたが、イベントで村上さんのお姉さん関連の映像が流れると、マジでヤバいお姉さんなんだということが判明して以来、村上さんのエピソードトークにかなり信憑性が出てきました。

 いとくとら・・村上さんの奥さんです。Xもされているので、たまにラジオについてリスナーからの質問に答えることもあります。
 カズレーザーと学ぶなどで、夫婦で共演することもあります。

【休み回】
 M-1チャンピオンになってから、多忙な日々を送るマヂラブですが、休みが少なすぎることを嘆いており、ラジオを使って合法的に休みを取ろうとする活動を行っています。
 マヂラブとしては、若手の売れっ子芸人が休みやすい環境を作る、草の根運動を行い、過去にはニューヨーク、東京ホテイソンを共に休ませることに成功しました。
 新王者令和ロマンがそもそも仕事をセーブしているようで、吉本で一番新しい王者であるマヂラブの仕事量が減らない一因になっているようです。

【マッチョ、クリスタルジム】
 マッチョ関連の話題も多々あります。野田さんが開いたクリスタルジムでは多くのよしもとのマッチョ芸人が在籍しており、マッチョ芸人についてのエピソードもよく出て来ます。
 元々は、売れない芸人がアルバイトせずに芸に打ち込めるように設立されたジムですが、ここだけでご飯が食べれるようになった芸人たちが、ネタを頑張らないという事象が起きてしまっているようです。
 さらに最近は筋肉仕事の奪い合いが行われており、吉本若手マッチョ部が筋肉仕事を独占していて、それよりも若手のマッチョが困っているようです。 
 
 リボルバーヘッド・・ある回で、野田さんからリボルバーヘッドというヤバいマッチョ芸人がいるという話題が出て、それをヤバい=面白いという風に村上さんや作家の福田さんが受け取り、囲碁将棋根建さんと共にゲスト出演することになりました。
 実際に出演するとキャラが定まっておらず、ボケも弱く、話の展開もないとんでもない化け物で、苦戦していたマヂラブと根建さんでしたが、最終盤カオスな展開を迎えたことで逆に強烈な印象を残すことになりました。
 
 その後は、ツッコミが速いというキャラが定着し、その速さをニッポン放送の檜原社長が評価しているなど、通常回で度々話題にあがりました。
 そして前回出演から1年後、満を持して出演することになったのですが、当初予定されていたFUJIWARAの藤本さん(具体的な言及はありませんが)が、出演できなくなったため、急遽きしたかの高野さんと共演することになりました。

【芸人】
 有吉の壁・・数多くの芸人と共演するため、話題に上がることが多いです。
 
 アルコ&ピース・・野田さんにとっては地下芸人時代から切磋琢磨し、何かと縁のあるコンビです。昔のアルピーの語り部といえば野田さんで、単発時代に話されたSOSSHO酒井のエピソードとそれに対するリスナーのリアクションは伝説的ともいえます。
 作家が福田さんということもあり、リスナーも共通している為か、リスナーから濃いアルピーのエピソードが送られることもあります。

 四千頭身都築・・四千頭身はゲストで登場し、誰がキモいかのバトルを繰り広げたこともありました。
 都築さんは有吉の壁の際に野田さんと話すことが多いようで、野田さんのワンピースの弟子でもあり(現在は破門?)、ハンター×ハンターの最終回の絵を描きました。

 モダンタイムス・・マヂラブの師匠でもあり、アルピー、ランジャタイなど一門が次々と売れていったことでも知られています。
 モダンタイムスのYouTubeの話題を野田さんが嬉々として話すなど、未だに愛されているようです。
 
 審査員・・野田さんは、R-1、THE W、M-1の敗者復活などで審査員を務めています。オリラジ中田さんが揶揄する、いわゆる権力が集中している状態です。
 現在2冠の野田さんにとって、キングオブコントの審査員になることができれば、出場した自分に100点をつけることが出来る為、かなり有利になります。

【その他】
 こじるり・・一時期、野田さんと熱愛報道?があり、野田さんが謝罪?をしました。今は中国にいったり、ご結婚もされたので話題になる機会も減りました。

 QBハウス・・野田さん愛用の理髪店で、レギュラー放送開始初期に多く言及がありました。実は厚切りジェイソンがCMをしており、その他の分野についても野田さんとの共通点が多くあることが判明し、ゲストに呼ぶ流れになりました。最近はBKBさんに切ってもらいながら配信することが多いようです。

 辻ちゃん・・野田さん憧れの人であり、野田さんが芸能界を志すきっかけにもなりました。夫の杉浦太陽さんをゲストに迎えた回では、ラジオ本編が始まる前に杉浦さんのYouTubeで、ラジオでする予定だったことを先に済ましてしまうハプニングがあるなど、杉浦さんに完敗した野田さんでした。
 辻ちゃんとはヒルナンデスで共演したり、ラヴィットで矢口さんとミニモニ。を踊るなど野田さんの長年の夢が叶っているようです。

 斎藤D・・佐久間さんのANN0でおなじみの斎藤Dですが、この番組でも度々登場します。
 この番組では、斎藤Dを始めスタッフ陣は目が死んでいる、活気がないといった苦言が呈されることも多いですが、そもそもマヂラブ自身も遅延行為をしているなど、全体的にモチベーションが低いラジオのようです。
 そういった緩い感じが、このラジオが続く秘訣かもしれません。




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