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不倫を偽装したことはないけれど

ドラマ視聴のお供に、私はTwitterが欠かせない。実況したり、共感をリツイートで拡散するのがこの上なく、楽しい。珍しく、承認欲求以外のものをSNSに求めている。

しかし、『偽装不倫』だけは、伴野氏の色気に致命傷を負わされた女子のツイートを除いて、物申したいことがある。

ご存知ない方向けに…『偽装不倫』は、東村アキコ氏の漫画が原作で、既婚だと嘘をついたアラサー女子が、相思相愛にも関わらず、人妻を演じ続けることで悶絶したり、姉のガチ不倫に振り回されたり…といったストーリー。青い春と書いて、セイシュンと読めなくなった婦女子に、今期いちおしのドラマです。(息継ぎなしで、書けたぜ!)

主人公が、「私、ほんとは独身なの。でも、あなたのことが好きなのは、本当」って1話目で言ってしまえば、それまでのお話なので、ツイートの多くが

「あ゛っー、独身だと言え!モヤモヤするー」

とつぶやくを通り越して、叫んでる。

ちがう。

物語として、成立しないとかじゃなくて…

好きになってもらいたくて、嘘ついたことないの皆?

もう少しで別れそうな彼氏がいるんだけど、彼氏いない。とか
がんがん呑めるけど、カシオレしか飲めない。とか
こんなの初めて。とか

あるでしょう。1つや2つ…そして、そんな嘘なんて、相手はスルーしてるけれど、初期設定誤ったわーっ。て己を責めたこと。

『偽装不倫』って、共感できて面白いドラマなんです。はい。

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