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2019.8.1-2 劇団マージブル第6回公演「胸キュン注意報」@広島ひと・まちプラザ

8/1(木) OPEN 18:30/START 19:00 前売¥2,900
8/2(金) OPEN 14:30/START 15:00 前売¥2,500
↑公演自体は8/3まで計5公演あったけど自分の観た回だけ
【出演】かもめんたる 槙尾ユウスケ/ザ・ギース 尾関高文/さいねい龍二/中島尚樹

この遠征は相当悩んだ!!!
今年ギース単独で1回大阪遠征してるし、ムックで盛岡にも遠征しちゃったし、そもそも大阪に遠征するのも結構しんどいのにさらに遠い広島までなんて、お金も体力も結構な消費になると分かっていたけど。
それでも行ったのは「胸キュン注意報」って公演タイトルに強く惹かれたのと、
周りに誰も行く人がいなくて、このままじゃギースファンの誰も詳しい内容を知ることなく終わっちゃうんじゃないか?それは残念過ぎないか?と思ったのと、
何よりやっぱり尾関さんの演技が好きだから!
なので、ギースのネタ以外、要はギースのふたりと向田さん以外の人が書いた脚本で尾関さんがどういうお芝居をするかが観たいなあという思いもあったりして。

(あと競馬で万馬券当てて4万円くらいの臨時収入があったから)


公演は8/1~8/3までの3日間で計5公演。
8/1と8/2昼は通常公演、8/2夜と8/3昼はアフタートークあり、8/3夜の千秋楽はスペシャル公演とのことだったんだけど、自分は仕事の都合で通常公演の2回のみの観劇に。
せっかくならそりゃあアフタートークとか千秋楽観たかったんだけど仕方ない……。

当日は14時過ぎに広島に到着。
宇都宮駅からは約6時間の旅で、うち約4時間は東京~広島間の移動。
この往復を頻繁に繰り返している尾関さんは本当に大変だろうなとしみじみと実感した、
広島でお仕事があるのはありがたいことだと思うけど、身体を壊さない程度であればいいなあとわがままなことを思ってしまう。

広島に着いてまずは、尾関さんと槙尾さんが稽古期間中に行っていた「焼くんじゃ」というお好み焼き屋さんへ。
さっそく尾関さんのサインが飾ってあるのが目に入って写真に収める。
こういうときはシンプルなやつを頼むべきかなーとも思ったけど、結局素直に食べたいと思った「チーズスペシャル」¥1,100をオーダー。

めちゃめちゃおいしかった!!!!!
普段なら知らない土地の知らないお店に一人で入るなんて無理なんだけど、せっかくここまで来たんだしと、勇気を絞りに絞りまくった甲斐はあった。


その後は郵趣のため広島中央郵便局へ。
風景印をもらいつつ、ご当地フォルムマグネット、マステ、ステッカーを購入。

よくよく考えたらステッカーはともかく牡蠣の柄のマステとマグネットってだいぶ狂ってるなと思ったけど、逆にそれが良い。

ホテルに到着してわずかばかりの仮眠を取り、公演会場がある「ひと・まちプラザ」に向かう。
建物6階のマルチメディアスタジオに到着し、受付を済ませると(TIGETでの前売りがあった)、公演名の入った紙チケットをもらう。
記念になるようなものを貰えて良かったなと思ったのもつかの間、

チケットはもぎられ公演名は見事にぶったぎられたのでした\(^o^)/
紙チケもらえると思ってなかったから嬉しかったのにな(;∀;)公演名が切れないデザインにしてほしかった……惜しすぎる。もぎられる前に写真撮れば良かった!
アンケートにも書いてくればよかった。

会場内は、ステージ~客席間は気持ち距離があったけど、
(とはいえ十分近い。都内のお笑いライブやるような劇場と比べての話)
2段目の席からしっかり傾斜がついてて、どこに座っても観やすそうな感じ。
私は8/1は4列目、8/2昼は3列目でどっちもセンブロに座ってみたけど、とても観やすかったです。
ああいう劇場が東京にも欲しい……。


開演予定時刻の少し前に、この公演の主催である劇団マージブルの主宰・中島尚樹さんが登場。
余所者の私は、正直に言って、ギース単独の「果てしなきガム」の広島公演のアフタートークショーで拝見する機会を経てもなお、
『中島尚樹さんとはどういった人なのか?広島ではどういった立ち位置なのか?』
というのをまだ掴めてなかったんだけど、登場した瞬間客席の温度がにわかに上がったのを感じたので、地元の方にしっかりと支持されてるんだろうなあと思いました。

そして中島さんから、入場時に配られた2枚の白紙についての説明が。
1枚には『単語』、もう1枚には『セリフ』を、なんでもいいから自由に書いてください、それを公演途中のインプロで使います、とのこと。

SEとして流れていたYMOの「君に胸キュン」のカバー(好きな感じだったので後で調べたら声優さんによるものだった)がフェードアウトしたところで、いざ開演……

以下、タイトルは私が適当につけてます。
あらすじも私がなんとなく書いたものなので、その点ご了承ください。


1.合コン
これから合コンに臨もうという会社の同僚4人組。
オタクだけど3次元の彼女持ちのナオキ(中島さん)、息の合ったコンビネーションで狙いの女の子を射止めようとするユウスケ(槙尾さん)とタカフミ(尾関さん)、喋らなければモテるはずのリュウジ(さいねいさん)。
それぞれの思いが交錯する中、ナオキの提案で始まった王様ゲームは、どうやら皆が知っているそれとは違っていて……?

ボケのメインはさいねいさんで、尾関さんはわりと普通のサラリーマン&どっちかと言うとツッコミ寄りだったので、あんまりギースのネタにはない感じでさっそく新鮮でした。
あとみんな役名が本名と一緒だったから、尾関さんが「タカフミ」って呼ばれてるのがそれもすごく新鮮で妙にどきどきした。
尾関さんは巨乳好きって設定で、「おっぱい……!」って心の声が出ちゃうときの顔がもう最高に好きでした。尾関さんが目を細めるの好き。

それとさいねいさん顔ちっっっっっっさ!!!!!(声を大にして言いたい)
明転した瞬間、男の人でこんな顔小さい人いるんだと思って軽く衝撃受けた。
身長高くてスタイル良いし素直にちょっとときめいた……

幕間はステージ上で生着替え。
生着替えだけだったら、それは別にギースの専売特許でもないからなんとも思わなかっただろうけど、BGMがギース単独の「その他の人々」で流れてたVulfpeckの曲だったから、めちゃめちゃギースに影響受けてるな……と思いました。
でもギース単独の時はポールハンガーの下に脱いだものをがさっと入れるカゴがあるけど、ここではそれが無かったから、演者さんが脱いだものをハンガーにわざわざまた掛けてちょっと手間になってる感あった。そこらへんの細かな気遣いの有無な……

あと、尾関さんがボトム脱いで下パンツだけになったとき、客席から笑いが起きて、
「あっそういえばこの反応が普通なんだ」って気づかされました(・∀・;)
ギース単独に来てるお客さんはふたりがパンイチになってもほとんど特に反応ないもんな……私ももうふたりのパンイチ姿見慣れ過ぎて今更何も思わない……
成人男性二人の生着替えを当たり前のように眺めるって冷静に考えたら異常だ!!(笑)


2.大切な人
ギースのネタのアレンジ(AbemaのシモネタGPのやつ)。
槙尾さんは次の演目の準備のためにいなくて、尾関さん→お父さん、さいねいさん→「大切な人」、中島さん→お医者さん。
尾関さんの衣装は茶色のカーディガンだった気がする(うろ覚え)

今回の公演の告知とかフライヤーでは、作・演出は中島さんってことになってたから、これがギースのネタのアレンジだって気づいたときはもやっとして、
元はギースと向田さんが作ったネタを、全部中島さんが作ったってことにされるのはちょっと嫌だなあと思って、それは後にやんわりとアンケートに書きました。
まあ尾関さんのいるところでやってるから、そこらへんは私が目くじら立てることじゃなかったのかもしれないけど……。
あとアレンジされてクオリティが上がってたなら良かったんだけど、やっぱり元は2人で完成されてるからか、3人目のお医者さんが出てくる部分は正直蛇足感あって浮いてるなと思ったし、改変されたオチもうーん……って感じでした。
ギースだったらこうはしないだろうなーってオチ。

でもそのアレンジ部分の微妙さはさておいて、ギースのネタを他の人が演じたらどうなるかというのが観られたのは良かったです。
元のネタでは尾関さんが「大切な人」の方だったけど、今回はお父さん役の方で、こっちもハマってました。床を転げ回って懊悩する尾関さんがすごく良かった。
さいねいさんも役に説得力があってとても良かったです。
(あの設定に対して「説得力がある」とか言うのはどうかとも思ったんだけど、本当に純粋に良いなと思ったので書く……笑)

で、改めて後日Abemaプレミアム登録して元のネタも見直してみたんだけど、
同じ役(お父さん)を尾関さんと高佐さんが演じるとどう変わるのか、表現の違いを感じられたのが、今回一番の収穫でした。
胸キュン注意報で観たときは、元から尾関さんがお父さん役のほうが良かったんじゃないかと思ったけど、Abema観るとやっぱり高佐さんの演技にも高佐さんの良さがあるなあと、甲乙つけがたくなり。
この比較ができたのは本当に貴重なことだと思う!

高佐さんのほうが常識人で真面目なお父さんで純然たるツッコミって感じ。だからこそ相手の男のクズさが引きたってる。
尾関さんが演じるお父さんも常識人ではあるんだけど、ちょっとアクがあってこっちのキャラでも笑っちゃう部分があるから純ツッコミではないなあと。「お父さん感」は尾関さんの方があると思う。
自分的には違いはこんな感じ。言葉で表現するのむずかしい……


3.レンタル
レンタル彼女・ゆみちー(槙尾さん)とのデートを楽しむ冴えない男(尾関さん)。
そこにゆみちーの彼氏を名乗る男(さいねいさん)が現れ……!?
レストランの店員(中島さん)まで巻き込んで、事態は二転三転していく……。

尾関さんの衣装は上が緑系チェックのシャツ、下が最近よく着てるウエストが紐になってる黒のボトム。
尾関さんのオタクの演技好きだー!!!
ちょっとおちょぼ口になるのもまたいいんだよなあああ。
さりげなくズボンを自分でぐいぐい上げてるのも笑いました。
尾関さんの気持ち悪さが絶品で、不快にならない愛せる(?)気持ち悪さだなあと思う。
尾関さんが槙尾さんをバックハグするとこ、身長差が絶妙でなんかお似合いだな……と思ってしまった(笑)
そして槙尾さんの女装はやっぱり可愛い。
最初観たとき、わりと序盤で「あーこれはオチ読めちゃうなあ」なんて思ってたけど、実際は私の予想のさらに先を行ってました。見事にしてやられた。
パスタ茹で上がったとこも「騙されたーーー!!」と思いつつ笑いました。


ゲストコーナー インプロ
広島にゆかりのあるゲストさんを回替わりで迎えてのインプロ。
私が観た8/1のゲストは広島ホームテレビの斉藤亜緒衣アナ、8/2昼のゲストはモデルのソタくん。
斉藤アナ、美人さんなのにド下ネタワードをめちゃくちゃナチュラルに口にするからびっくりした!!!中島さんがたじろいでいた(笑)
ソタくんは中世的なお顔で美しかったなー…「胸キュン注意報」って公演名に合わせてMILK BOYのハート柄のシャツを着てきてて、良い子だ……と思いました。

肝心のインプロは、始まる前に会場のお客さんから集めたワードをランダムに引きつつ進めるというもの。引いたワードは絶対に言わなきゃダメ。
ただでさえ難しいであろうインプロ、それにお芝居未経験のゲストを交えてやろうというんだから、案の定自分が見た2回ともかなりぐだぐだだったけど、それはそれでゆるくて面白かったです。

8/2昼に生まれた尾関さんの「生バナナババロア屋さん」は最高に面白かったです。
誰かが紙を引いたら書いてあったのは『生バナナババロア』って単語で、みんな「どうするこれ……!?」みたいな雰囲気で戸惑ってたところに、とっさに現れた尾関さんの生バナナババロア屋さん。
客に厳しくて、生バナナババロアって噛まないで言わないと売ってくれない(笑)
全然言えなくて買わせてもらえない槙尾さんと、「はいダメー」ってばっさり切り捨てる尾関さんに笑いました。「はいダメー」の言い方と無駄に良い声なとこも面白かった。
槙尾さんが散々撃沈したあと、さいねいさんが一発で噛まずに言えたときは客席が沸きました。すごかった!!!


4.スマートホーム
派遣社員の白鳥(槙尾さん)は、憧れの社長(さいねいさん)の自宅に招かれる。
音楽をかけたり電気を点けたりと、お願いすればすぐに応えてくれる便利な『アレクサ』に驚きつつも感動する白鳥だが、アレクサにはさらに驚かされる衝撃の事実があった……。

尾関さんの衣装は上が白のTシャツ、下が黒のボトム。
これはネタバレしないで感想を書くのは難しい……!
ので結局書いちゃうけど、このアレクサの正体は生身の人間。
中島さんがそのアレクサ=『荒草正男』役で、尾関さんはルンバ=『ルンバよしお(下の名前うろ覚え)』役(笑)
尾関さんはセリフが一切無かったんだけど、その分表情と動きで役を表現する尾関さんが観られて嬉しかったです。
どことなく哀愁があって、この劇中では描かれないルンバの人となりまで想像させられて良かった。

中島さんも、無機質なアレクサと人情のある荒草の対比がすごく良かったです。
社長の真実を知って傷つく白鳥に語りかけるとこ、優しくて暖かかったなー…
槙尾さんの女性役も、口調とか分かりやすく女性っぽさが誇張されてはいるけど、決して過剰ではなく嫌味もなくて、私も自然と白鳥の感情に寄り添えた気がしました。
さいねいさんは何をやっても様になる!!
タワマン住みの社長役、スーツがびしっと決まっててめちゃくちゃ格好良かったし(役的には女にだらしない悪い男だけど)、
それに全体通して一番役の振り幅が大きかったのはたぶんさいねいさんだったんじゃないかと思うんだけど、その全てのキャラクターの演じ分けが素晴らしかったなと思いました。
特撮やってた方という事前知識しかなかったんだけど、この公演を通してとても心惹かれた。


公演時間は1時間半ちょいくらいで終了!
終演後には出演者4人ともロビーに出てきてのお見送り?があって、尾関さんは次から次へとお客さんに声を掛けられててすごかったです。私までなぜか嬉しくなった。

公演内容紹介には「笑い10割、胸キュン0割の狂気に満ちた四つの恋物語」とあったけど、
私は十分胸キュンしました!!!尾関さんに惚れ直しました。
尾関さんのお芝居を堪能出来て、迷ったけど広島まで遠征してきてよかったと思えました。
他の人の感想も読みたくて後からツイート検索もしたけど、あまり数多くはなかったし、詳しい内容について書いてる人も全然いなかったから、やっぱり自分の目で確かめに行ったのは正解だったとしみじみ思った。
本当はそれをもっとちゃんと他のギースファンの方々に伝えられれば良かったんだけど。
そこは私の表現力が稚拙なせいでふがいない(´・ω・`)


余談……
広島滞在2日目、昼公演は15時からだったから、それまでの時間宮島観光にも行ってきました。一番の目的は郵趣とご当地すみっコぐらしキーホルダー探し。

↑宮島にはシカがたくさんいた。可愛かった。
ものすごく暑い日で、シカもなんだかだらりとしていた……

↑スタバで初めて店員さんにカップに書く用の名前を聞かれめちゃめちゃ焦ったうえ、
「宮島には何を観に来たんですか?」と聞かれ、「郵便局です」と答えるわけにもいかないと思いとっさに「……シカです」と結局変な答えをしてしまった自分に凹む。
けどカップにシカの絵が描かれてて嬉しかった。ありがとうございました!

↑可愛すぎるご当地すみっコぐらし。可愛すぎてもはや罪。
宮島のお店は英語を喋れる店員さんが多くてさすがでした。
このすみっコを買ったお土産屋さんで店員のおばさまが、外国人観光客相手に「小分けの袋は……」と言いかけて「Extra bag?」と聞き直していたのはすげーーー!!と思った。
衝撃的すぎてたぶん私は「Extra bag」を一生忘れないと思う。

↑でっかいしゃもじ。
前日のお見送りタイムで私も尾関さんとお話させてもらったとき、
尾関さんに「明日宮島に行くんですけど、単独のワープのネタに出てくるでっかいしゃもじのモデルってどこにありますか?」と聞いたら、
「どれがモデルってことはないです、宮島にはいっぱいあるんで」と教えてもらい、
今は公開停止中の世界一の大杓子の他に大きいしゃもじはありますか?と、宮島の観光案内所の方に聞いて教えてもらったのがこれ。

↑広島の牡蠣は衝撃的においしかった。
今まで自分が食べてたのはゴムだったんじゃないのか?とさえ思った。

他にもたくさんグルメを満喫しました。揚げもみじまんじゅうめちゃくちゃ美味しかったなあ……
ただ暑すぎて早々に限界を迎えて、満足に各所を回れなかったのが心残り。
広島市内ももうちょっといろいろ回りたかった。
宮島からの帰りは、奮発して宮島~平和記念公園まで直通のフェリーに乗ったのに、揺れが心地よすぎて爆睡して結局ほとんど景色を楽しめなかったっていう残念さ……途中一回起きたら周りの人もみんな寝てたけど(´・∀・`)
いろいろまたリベンジしたいこと、また来る理由が増えたということで。

ライブも観光もすごく楽しかったです!
また絶対何度も行くぞ広島!!!!!