フィリピン英語留学1年半やってみて
どうもたくです。
僕は2016年9月から約1年半の間フィリピンで英語留学をしていました。
ずっと生徒としていたのではなく、後半の1年間は語学学校でインターンスタッフとして学校のお手伝いをし、その対価として授業を半日だけタダで受けれるという感じで滞在していました。
半日の授業を受けれるだけじゃなくて、他にもビザは学校もちで1日3食付き寮にもタダで泊まれ部屋の掃除や洗濯までタダでやってもらえます。
要するに飛行機代と現地でのお小遣いがあれば(物価は約日本の3分の1)十分生活出来て英語もタダで学べしてしまうという訳です。
最近はフィリピン留学ってググったら大量に情報が溢れていますから今回はインターンスタッフがどういうものだったかをお伝えしようと思います。
先に言っときますが今回は僕がお世話になった学校のことを伝えます、これが全ての学校に当てはまるものでは無いという事を理解のうえ読んでください。
実はインターンスタッフになろうと思ったのは自分の考えの甘さからでした。2016年9月から生徒としてある学校に6ヶ月間滞在したんですが結果として”全然ダメだった”わけです。
僕も留学に行く前はネットで調べてその情報を鵜呑みにして”半年も現地に滞在すればさすがに話せる様になるだろう”とタカを括っていたのですが、そんな甘いものじゃなかったんです。
やっぱり本人の気持ち次第です。本気度の高い人は自分からバンバン現地人にも話していきますが、僕みたいに”何とな〜く半年もいれば大丈夫っしょ”じゃまず話せる様になりません。
絶対です。金の無駄遣いです。やめましょう!
ただそれでも日本とは違い、生活水準が低くて考えられない様な貧しい生活に触れたり、いっぽうで日本人が忘れてしまっている家族愛満載のフィリピン人ティーチャーの話とか良い意味で考えさせられる事が体験できるだけでも行く価値はありますけどね。
話を戻しますとその半年間が甘かった、ならもっと本気になって倍の1年間改めて頑張ってみようとなったわけです(単純ですね)。それでまたネットで調べたらインターンスタッフのことを見つけたってわけです。
すぐに滞在してた学校からタクシーに乗ってその学校に面接に行きました。
すぐに採用が決まって一度日本に戻って親に軽く説明しフィリピンにとんぼ返りです。親はたまったもんじゃありませんね笑
それからすぐにインターンスタッフとしての生活が始まりました。
大体の1日のスケジュールはこんな感じでした。
【平日】
7時〜8時半
朝食 ブッフェ形式で和・洋食あり自分の好きなものが食べれます。この学校はマジで料理が美味しくて日本に帰っても恋しくなるくらいです。
8時半〜12時半
英語レッスン ・マンツーマン3コマ(50分×3コマ)
・グループレッスン(50分×1コマ)
12時半〜13時半
昼食
13時半〜18時半
学校勤務
18時半〜21時半
夕食 メニューは6〜8種類あって毎週全部が替わります!
【土曜日】
基本休みだけど交代で1人当直で学校に待機。
【日曜日】
新入生の空港へのピックアップ。主に夕方、各1人1〜2回。
こんな感じでした。
パッと見これなら良いなーと思うでしょう、でも人によりけりです。
割と楽にこの仕事をやれる人はまずPCが触れること、これは得意なほど良いです。僕はネットサーフィンしかやれない位だったから苦労しました。
コピペも知らないしワード?エクセル?何?それお菓子?だったので💦
上の人にイベントのチラシ作ってとかインターンのスケジュール表作ってとか言われた時はマジで焦りましたもん。それでも仲間達の助けで何とかクリア出来ました。ほんと助かりました。そのおかげで日本に帰る頃には僕のPCスキルはかなり上がっていました。
あとは思ってた以上に人と接します、僕はこれが一番大変でした。
僕はそれまでいわゆる肉体労働しかやった事がなくて、学校スタッフのように毎日人と密接に関わる事が最初は苦痛でした。
毎週新しい生徒が出て行き入って来るんですよ。
その生徒さん達を空港から連れてきて学校の説明、寮のルールや使い方などを説明して部屋に案内する。簡単そうですが70歳代80歳代も来ますからね、説明するだけでも大変です。入寮時にLINE@に全員入ってもらうんですけどすんなり行くと思います?おじいちゃん、おばあちゃんですよ😀
普段は生徒達の生活のケアもやるんですがこれが超絶大変!
若い人なんか夜飲み過ぎますよね、次の日授業遅刻します、僕ら呼ばれます。ほぼ毎日誰か遅刻するし遅刻魔とか現れますから。
いい加減にしてくれ!何しにきとんじゃ!ですよ。
わざわざお金工面して日本出てきてるのにって感じですね。
あと酔ってうるさい生徒へのクレームがつくと我々の出番ですよ。
まあ若いから聞かない人もいますよ、こっちは明らかに年上でも相手はお客様、あまり強くも言えませんでしたね。
あと年配の人で授業についていけないから辞めますって人、これも大変でした。ほんとアルファベットしか知らないって人も来ますから先生の丁寧なゆっくりペースの英語でも最初は聞き取れないんですね。
だからそれでも1週間頑張って、聞き取れる様になりますからって励ますんですがそれでもダメな人はダメで結局途中で日本に帰る人もいましたね。
あと先生変えてくれって言う人、こっちはそれを先生に伝えるだけですが先生はショックを受けますよね。中には先生の目付きが嫌いって言う人もいましたよ。そしてそれ言われると先生は先生達の大ボス(メッチャ怖い)から問い詰められるんですよ。何故生徒に嫌われたのか、あなたに非があるんじゃないのって。それで泣く先生もいたりしました。
もっといろんな大変な事があったんですが今となっては良い思い出です。
肝心な英語についてですが上達したのか?ですが、1年いればさすがに上達しますね、しなければマズイです。ただやはりその人次第です。
海外で日本語教えたいとか、通訳に成りたいって人は本当に勉強してましたから。僕はそこまでなかったんで💦
でも自分なりに満足してます。
なんか悪いイメージばかり持たれそうですが良いことも沢山ありました。
良いことっていうか自分のタメになった事ですね。
実は上で経験した事全てが僕の糧となりました。
PC操作もそうですが、今まで人と接する事が苦手だったのが少し無くなりました。人の話をよく聞くようになったし我慢強くもなりました。
あといろんな人と出会えた事も大きかったですね。
普段の暮らしでは絶対会えないような人たちと出会った事が僕の財産になりました。自分の何十倍も苦労してきた人や、僕の何百倍も努力してる人がいて”自分まだまだだなー”って学びました。
苦労した事ってそのときは初めてだったからで、出来てしまえばそれが当たり前になるんですよね。そんな事より新しいことに挑戦して何かを得たって事が大事で、僕らはその繰り返しで成長を続けて行くんですね。
今回のインターン生活は僕にとって本当にいい体験になったし、成長も出来て良いことばかりでした。もし迷ってる人がいたらぜひ挑戦してみるべきです。人付き合いが苦手の人こそぜひ!克服できますよ。
ただの生徒として行くのも良いけど英語だけじゃなく人間的にも成長したいって人はオススメです。飛び込めば何とかなる!
ちなみにこの話は僕が44歳の時ですからね。
そんな僕でも成長できるってことです。
それではこのあたりで終わります
それではまた
P.S.
普段はネットビジネスをやっていてそれ関連をつぶやいてます。
副業探してる人やネットビジネスに興味ある方はぜひ!
#フィリピン留学 #語学留学#英語留学
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?