あきらめないための「天才はあきらめた」

最近、いろいろともやもやすることが多い。もやもやに向き合うのも大事だと思いつつ、ずっともやついているのもつらいし、らしくないので、一度もやもやすることはまるっと横に置いておいて、全く別の時間を過ごそう…と決めたところに、山ちゃんの新刊「天才はあきらめた」が発売。すぐに買って、すぐに読み終えてしまった。

読む前は、指南書的なかんじ?と思っていたが、全然違った。
日々思っていたことをつづるエッセイとも違う…。やまちゃん努力記、みたいなかんじ。努力、という一言では表現できない、人のドロドロした部分だったり、悔しい気持ち、見返すぞという憎しみみたいなものまで、さらけだしちゃう勇気がすごい。
若林さんの寄せているあとがきまで読んで、思わずうるうるしちゃうほど。山ちゃんもすごければ、若林さんもすごい。あとがきは、2回続けて読んだ。
(ちなみに、あとがきまで読むと、表紙のイラストの意味がわかる!)

山ちゃんはとにかく、マイナスだと思ってしまう感情を、プラスに変える。
文字で書くと簡単そうに見えるけど、実際はこれってとっても難しくて。

何かあった時、いやになったり、不安になったり、あきらめたくなったり、逃げ道につながってしまうけど、でも、一度立ち止まってなんでそんな気持ちになるかと考えると、そこに自分の想いがあるからこそ。
好きだからこそ、頑張りたいと思っているからこそ、続けてきているからこそ、進んでいるからこそ、だったりする。何も思っていないことに対しては、マイナスの感情すら生まれない。

そう思うと、最近のもやもやもマイナスではないし、ここからだな、と思えて目の前が晴れた。

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