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【白猫TCG】ブースター10弾総評

いよいよ白猫TCGも第10弾を迎えました。
最初は冬を越せるかどうかと言われていましたが、
時が経つのは早いものです。

さて、とある新弾評価企画にお誘いいただいたのですが、
当時はモチベーションが低下しており、
せっかくのお誘いをお断りしてしまい申し訳なく思います。

しかしその後、需要があると言っていただけたため
簡単にですが新弾カードのレビューを書くことにした次第です。

私は普段あえて新弾のカードを全て評価しないようにしていました。
これから新弾のカードが発売するというのに
あれが弱いこれが弱いと言われては
考える気力も失せてしまうのではないかと思っていたからです。

しかし書くからには超辛口で書かせていただきましたので、
新弾カードにわくわくしたい方はそっとブラウザを閉じてください。

4:競技シーンにおいて採用されうる中でもさらに優秀なレベル
3:競技シーンにおいて採用されうるレベル
2:デッキによっては採用されるかもしれないレベル
1:勝つことを目的とした場合は採用されないレベル

カードは以上の4段階で評価しました。
急いで書いたためところどころ曖昧かもしれませんがご容赦ください。

無色


■≪オウスイ≫B10-001/120
評価:1
このゲームで回復という行動がメリットとなるシーンが少ないうえに、
必要な時に出せるような出しやすさを持ち合わせていません。
ステータスは悪くないですが、
デッキの不純物を増やすことになりかねません。
(山札か捨て山からしか出せないのに手札に引いてしまう等)


■≪カジャ≫B10-002/120
評価:1
相手キャラの状態によって登場時効果が切り替わり、
効果が無駄になりにくい点は優秀です。
しかし、それでも出しにくさによる
デメリットのほうが勝ってしまうため低評価です。


■≪ヘレナ≫B10-003/120
評価:4
Lv.2に選択肢が増えるほど評価が上がる優秀なカードです。
最近はカードパワーも上がり枠の都合で3枚必須とまではいかなくなりましたが、
茶熊デッキなど特殊な例を除きほぼ全てのデッキで採用されうるでしょう。


■≪ライダス≫B10-004/120
評価:1
効果はオマケ程度です。
初期は黄色の存在から体力1はキャラでないとされてきましたが、
黄色が減った今は青・橙以外の全ての色に除去手段が存在してしまいます。
せっかく呼び出し元からステータスを分けてもらったのに
攻撃に全振りしちゃったお茶目さんです。


■≪アイシャ 子供Ver.≫B10-005/120
評価:1
場にいればいるほど有効なキャラ(システムキャラ)であるはずが、
体力が1であり撤退しやすいことが矛盾しています。
効果も現状は使えるタイミングが少ないうえに、
リターンは1ダメージと微量です。
そのため、あえてこのカードを選択する機会は少ないでしょう。


■≪ヴェロニカ≫B10-006/120
評価:2
Lv.1であることを除けば非常に優秀です。
山札の1番上からプレイするキャラは
基本的にキャラチェンジできないため、
攻撃の手を早めることができます。


■≪カイ ワールドワイドVer.≫B10-007/120
評価:2
ギガサイバー互換と違い自分・相手の場に影響されない点が優秀です。
Lv.3であることで≪茶熊シャルロット≫や≪KCユキムラ≫などの
強力なフィニッシャーの足場になれる点を高評価しました。
ただ、サーチ手段がないうえに
効果の性質上複数枚採用しにくいため評価は低めです。
※ギガサイバー互換…≪ガレア 私立茶熊学園 和装 Ver.≫等のこと


■≪キリエ≫B10-008/120
評価:1
貴重なLv.1枠を潰したうえで、
1コスト支払わないと効果が使えません。
あえて枠をさきたいカードではないと判断しました。


■≪クラウディア≫B10-009/120
評価:2
4ダメージトリガーで撤退するところを安全に攻撃でき、
覚醒に繋げることができる点を高評価しました。


■≪覚醒クラウディア≫B10-010/120
評価:2
防御されずダメージトリガーも受けない破格の効果です。
ですが条件が厳しく、1度は達成できてもその次以降が難しいと思います。
今後、除外するカードが増えれば希望はあります。


■≪クロヴィス ワールドワイドVer.≫B10-011/120
評価:1
同じ弾に単体で機能する≪テオドール≫が存在します。
除外手段に乏しい現状では≪ヨシュア≫≪テオドール≫を採用した後に
このカードを採用する余裕はなさそうです。


■≪ジュダ KINGS CROWN Ver.≫B10-012/120
評価:1
低コストで登場でき、カード1枚で2体のキャラが並ぶ点は優秀です。
しかし、序盤にキャラを並べたいのに山札から出せない点が著しく評価を下げます。


■≪テオドール≫B10-013/120
評価:4
一見≪ヨシオ≫に劣るように見えますが、
≪覚醒ヨシュア≫と≪グラハム≫による
両方の恩恵を受けることができる点を高評価しました。
この両者の恩恵を受けられることは
現在の赤にとって非常に重要です。
≪グラハム≫は優秀な≪紅の王≫を呼ぶことができ、
≪紅の王≫を活かすには低コストでキャラを並べる必要があります。
そのためアクセスしやすい低コストキャラが重要になります。
そこで≪覚醒ヨシュア≫と≪グラハム≫両方からアクセスできるこのカードは
デッキに入れても損をしないカードだと判断しました。
また、攻撃時には自身の効果で攻撃3になることができ、
比較対象の≪ヨシオ≫に並べる点も優秀です。


■≪覚醒テオドール≫B10-014/120
評価:3
剣士であるためサーチ可能です。
効果もノーコストで攻撃を2上げることができ優秀です。
さらにルーン無しでも効果を使えるため、
覚醒前と揃わなかった時に
劣化バニラに成り下がらない点も評価できます。


■≪メルヴィン≫B10-015/120
評価:1
≪パハロ≫という最強ドローソースがありながら
なぜ赤色にしたのか不思議です。
ドローする条件は変わると思いますが、
できれば他の色にしてあげてほしかったです。
≪パハロ≫と差別化しようとすると
≪覚醒ミレイユ≫でサーチできる点が挙げられますが、
赤の魔道士で山札にダメージを与えるカードが少ないため
どうしても劣化≪パハロ≫と言わざるを得ません。


■≪レオン≫B10-016/120
評価:2
起動効果である点は評価できますが、
現状毎ターン出したい強力なLv.1がいないことと、
どこまでいっても自傷ダメージが痛すぎます。
ただ覚醒の効果が優秀なため、
そのルーンを満たせるという点で評価1を逃れました。


■≪覚醒レオン≫B10-017/120
評価:2
自身を枚数に含み、最大4ダメージを与えられます。
しかし、序盤に能力を使えない点や、
Lv.4であるためキャラチェンジできず
2枚目を使用することが難しい点が
足を引っ張り評価2としました。


■≪ロロ≫B10-018/120
評価:2
なぜ赤のバニラステータスばかり増えるのでしょうか。
ロマンを狙って≪ブンタ≫を選ぶか、
堅実にこのカードを選ぶか人によって分かれそうです。
<突破>を得ることで、赤が苦手とする
相手の場にLv.1が並んでいる状況でも
ダメージを与えられる点を高評価しました。


■≪エマ 銀河新年2019 Ver.≫B10-019/120
評価:2
効果は悪くないがダメージを出せるカードではなく、
かといって中途半端に重いコストのため
防御札としても使いにくい印象を受けます。
≪酒場≫の登場でドラゴンライダーであることがメリットとなり、
≪BTLテトラ≫をサーチできるようデッキ中のドラゴンライダーの
比率を上げるために採用できるかもしれません。


■≪覚醒エマ 銀河新年2019 Ver.≫B10-020/120
評価:2
覚醒前同様、効果は悪くありません。
しかし、まともな殴り合いをしている環境ならまだしも
ソアラやキサラギクライヴが横行しているなか、
サーチできない覚醒前後キャラを揃えて
全員ONにすることのリターンが少ないと思います。
青はダメージをとってナンボの世界なので低評価しました。


■≪グレイヴ≫B10-021/120
評価:1
ステータス・職業は優秀ですが能力が無いに等しく、
あえてこのカードを採用する場面は少ないと思いました。
相手のタウンはそもそもOFF状態で自分のターンが返ってきます。
一番相性が良いのは≪WH2レイン≫だと思いますが、
それでもコンセプトとして成熟しているわけではなく、
今後に期待したいカードです。


■≪コテツ≫B10-022/120
評価:1
相手のタウンはそもそもOFF状態で自分のターンが返ってきます。
終盤はコストが余ってON状態で返ってくるかもしれませんが、
それなら自分もソウルがたくさんあるはずなので、
もっと大きくて強力なキャラを出せばいいと思います。
序盤~終盤まで使いたい場面が見込めません。


■≪タコパス≫B10-023/120
評価:1
リーダーカードをリーダー化する労力に見合っておらず、
現状存在する青のリーダーカードが
デッキコンセプトとして成り立たないため、
このカードが活躍する機会はないと思いました。


■≪テムル≫B10-024/120
評価:4
やはり注目したいのはステータスの大きさです。
Lv.4であるためキャラチェンジはできないものの、
ノーコストで急に5/5が登場すれば相手も無視できないはずです。
青には斧術研究所があるため攻め手となることもでき、
序盤で手札に抱えてしまったら≪酒場≫により
≪BTLテトラ≫に変換できたりと申し分ない性能です。


■≪ユーリエ≫B10-025/120
評価:4
≪キャロ≫でない青2コストLv.2斧キャラは
今まで≪ユッカ≫しかいませんでしたが、
ついに2種類目が登場しました。
≪ユッカ≫は攻撃できない代わりにステータスが高く、
≪ユーリエ≫はステータスが低い代わりにノーコストで
疑似感電能力を持っています。
除外枚数も比較的少なくて済み、
斧キャラを軸とした青においては
≪ノア≫にキャラチェンジする土台としての役割が多いため
一概にどちらかが必ず優秀とは言えません。
≪ユッカ≫は撤退しにくく土台として優秀であり、
≪ユーリエ≫は疑似感電能力により
≪ノア≫が攻撃した後の隙を小さくしてくれます。
このように、全カードプールの中で
唯一の役割をもつカードは高評価していいと思いました。


■≪覚醒ユーリエ≫B10-026/120
評価:3
体力4であり撤退しにくく、
ノーコストで≪チェスナイト≫を撃ち込めます。
ルーン条件が必要ですが
その代わり素出しコストが軽くなっており、
青の強力なLv.4キャラへ繋げやすい点も高評価です。
このカードを採用する場合、
捨て山がなくなってしまうのを避けるため
覚醒前の能力はむやみに使用しないほうが良いと思います。


■≪ヨナ ドリームチョコレッツ Ver.≫B10-027/120
評価:1
コストが重いわりに覚醒の効果を使おうとすると
このカードの効果を使いにくく、
効果が無いようなものになります。
そもそも覚醒が存在するのでON状態にしたい状況も稀です。


■≪覚醒ヨナ ドリームチョコレッツ Ver.≫B10-028/120
評価:2
自身がもつ回復効果のおかげで生き残りやすい点は評価できますが、
起動効果は使えて1試合に1度くらいだと思います。
さらに、青の勝ち方のひとつである
ハイパワーカードで押し切る戦い方も、
序盤に起動効果が使えず噛み合いません。
同じサーチできないキャラの覚醒前後を揃えるなら
≪BTLテトラ≫の制圧力には勝てず、
微妙な立ち位置となりました。


■≪ラクア≫B10-029/120
評価:3
≪ブランシュ≫と違いLv.2を用意すればいい点は優秀です。
ステータスも貧弱ではなく
効果を使えずとも低コストで出せるLv.3であることで、
強力なLv.4キャラへ繋げやすい点も評価できます。
しかし、≪青ソウル発掘場≫10枚にするとデッキパワーが下がり、
≪斧術研究所≫や≪宿屋≫を採用すると
最後に運が絡んでしまうため評価3としました。


■≪ランチェ ワールドワイドVer.≫B10-030/120
評価:3
青待望の3コスト攻撃4のキャラです。
職業も槍で≪覚醒ルル≫のサーチに対応し、
申し分ないものとなっています。
効果に関してはオマケで付いているとは思えない性能です。
ただ、欲を言えば今回の除外効果もちは斧キャラだったため、
職業を合わせてくれればなお良かったと思います。
能力の使いやすさは今後に期待です。


■≪ルーグ Brave The Lion3 Ver.≫B10-031/120
評価:1
効果は強力ですが達成する条件が難しく、
現状では使いづらいカードです。
このテーマを救済するなら
相手のタウンをONにするカードが必要ですが、
ONにするだけだと「ONにするカード」「OFFにするカード」
「OFFにすることによって達成する効果をもつカード」の
3種類を場に揃えないといけなくなります。
そのため「3枚までONにして1枚OFFにする」ようなカードが
登場すればまだ使いようはあるかもしれません。


■≪ロニー≫B10-032/120
評価:1
何しに来たんだ。


■≪アルチュール ハロウィンVer.≫B10-033/120
評価:1
ハロウィンテーマはステータスが低いカードが多いため、
さらにこのカードを採用してパワーラインを下げる必要があるかは疑問です。


■≪エリザベータ≫B10-034/120
評価:1
せめてハロウィンネームを持っていれば救えたかもしれません。
Trick or Treat?の中では優秀な効果ですが
使いこなすのは難しいと思います。


■≪オスクロル KINGS CROWN Ver.≫B10-035/120
評価:1
低コストで場に出すことができ、
ステータス・能力も悪くなく、出す≪カジャ≫も強いですが
捨て山から出せないことが足を引っ張り評価1となりました。
色と職業、色と能力も噛み合っておらず、
≪カジャ≫が序盤に捨て山へ落ちるリスクを背負ってまで
採用するカードではないと思いました。


■≪クロード ハロウィンVer.≫B10-036/120
評価:2
ハロウィンキャラにおいて最も優秀であり、
デッキを組む際はこのカードを軸として
構築することになると思います。
幸いにも武闘家であり、
他にも≪ハロウィンルウシェ≫の存在から
≪覚醒エリオット≫を採用しやすい点も
評価上昇に繋がりました。


■≪コーン・ポップ ハロウィンVer.≫B10-037/120
評価:1
コストとステータス・効果が
釣り合っていないように感じます。
この効果でコスト2(1)だったら納得できました。


■≪シエラ KINGS CROWN Ver.≫B10-038/120
評価:1
山札から出せない点が評価を下げました。


■≪ソアラ とらぶるトラベラーVer.≫B10-039/120
評価:1
最近は除去カードが増えてきたため、
むしろ選ばれてほしくないのは相手ターン中です。
覚醒がとんでもなく強かったりすれば
3ダメージトリガーを回避して覚醒できるといえますが、
覚醒してもやることがあまり変わりません。
手札を捨てるコンセプトの黄色に
わざわざ枠を作る必要はないと思いました。


■≪覚醒ソアラ とらぶるトラベラーVer.≫B10-040/120
評価:1
使い道を見出そうとすれば≪テーラ≫と
相性が良いかもしれませんが、
結局相手ターンに選ばれてしまうので
いかに次の≪テーラ≫を出すか、
いかに他のカードでダメージを与えるかに
焦点を置いたほうが良いと思います。


■≪マール ハロウィンVer.≫B10-041/120
評価:2
出しやすく申し分ないステータスで高評価です。
覚醒が強いことも幸いし、
ハロウィンテーマのフィニッシャーに相応しいと思います。


■≪覚醒マール ハロウィンVer.≫B10-042/120
評価:2
防御されない条件が軽く、非常に優秀なカードです。
ハロウィンテーマが未成熟であるため
この評価に落ち着いていますが、
内容によっては評価4もありえました。
今後に注目したいカードです。


■≪メリド ミステリーVer.≫B10-043/120
評価:1
なぜハロウィンネームじゃないのか2号です。
今のところ再使用したいTrick or Treat?が少なく、
なかなか使いどころが難しいカードです。


■≪覚醒メリド ミステリーVer.≫B10-044/120
評価:1
Trick or Treat?の中で数少ないまともなステータスを持ちながら
ハロウィンネームでないのが残念でなりません。


■≪ルミエ ハロウィンVer.≫B10-045/120・B10-046/120
評価:2
有効なハロウィンキャラが少ない点が評価を下げます。
4コストというリーダー化コストも重く、
Trick or Treat?を両方発動させて強いキャラが少ないため
弱いですがカードが足りなくて入れざるを得ない
というのが現状だと思います。


■≪カムイ 私立茶熊学園 Ver.≫B10-047/120・B10-048/120
評価:3
リーダー化コストは重いものの、
後述の≪覚醒セシーリア≫と合わせて相手の場を空にできることから
相応のコストだと感じています。
リーダー化した後も手札を補充でき、
デッキコンセプトと合致した優秀なカードだと思います。


■≪ガレア 茶熊Ver.≫B10-049/120
評価:1
コストの重さに見合った効果ではないと感じています。
アシスト能力は攻撃する前に使わなければならず、
アシスト能力を使ったら0/1で防御し、
使わなければ5/4で防御するなど、
相手からすれば後出しジャンケンができます。


■≪シュシュ≫B10-050/120
評価:2
緑のリーダーカードは強力であり、
職業も噛み合っており優秀なカードだと思います。


■≪セイヤ 茶熊Ver.≫B10-051/120
評価:2
可もなく不可もなく、
茶熊ネームを持っているため
バニラよりは優秀です。
≪セシーリア≫とは違う名前のLv.4ということで
採用する価値はあるかもしれません。


■≪覚醒セイヤ 茶熊Ver.≫B10-052/120
評価:1
ステータスは悪くありませんが、
現状のカードプールで≪覚醒セシーリア≫よりも
優先して採用することはないと思います。


■≪セシーリア 私立茶熊学園 ワールドワイドVer.≫B10-053/120
評価:3
ステータス・効果ともに悪くなく、
覚醒も優秀であることから高評価しました。


■≪覚醒セシーリア 私立茶熊学園 ワールドワイドVer.≫B10-054/120
評価:3
何度でも起動できる特殊な起動効果を持っており、
手札を2~3枚捨てれば≪カムイ 私立茶熊学園 Ver.≫と共に
相手キャラを全滅させることができます。


■≪ダージ ギャラクティカVer.≫B10-055/120
評価:1
序盤に相手のキャラを無視して攻撃できる点は優秀ですが、
ダメージトリガーのリスクがあること、体力が1であること、
また緑のLv.2は優秀なキャラが多すぎることから
あえてこのカードを選択する機会はないと思いました。


■≪ナナホシ≫B10-056/120
評価:1
私は「ガードをつける」という行動が
ゲームに与える影響は少ないと思っています。
ダージ同様、緑のLv.2は優秀なキャラが多いため
あえてこのカードを選択する機会はないと思いました。


■≪ブラッド 南の島の100億$$$Ver.≫B10-057/120
評価:3
≪覚醒おやすみエリス≫からサーチできる
緑待望の剣士キャラです。
効果も悪くなく、≪リーダーティナ≫のおかげで
毎ターン1ダメージ与えられる点も評価できます。


■≪覚醒ブラッド 南の島の100億$$$Ver.≫B10-058/120
評価:4
サーチできる≪バイパー≫は言いすぎかもしれませんが、
≪リーダーティナ≫のおかげで安定して効果を使えると思います。
ダメージを与える効果も全体となり、
≪キャトラ≫や≪茶熊キャトラ≫など0/1キャラでの
時間稼ぎを許さないところが優秀です。


■≪ミカン≫B10-059/120
評価:3
緑を使うなら1枚は入れておきたいカードです。
相手がソアラデッキでなくとも、
≪宿屋≫≪怪談パーティ会場≫回収トリガーのうち
どれも採用していないデッキは無いと言っていいと思うので、
採用しても無駄になりにくい点も優秀です。
また、三色タウンと≪覚醒エリオット≫の存在から
黄色に入れるのも良いと思います。


■≪レジーナ≫B10-060/120
評価:1
なんで茶熊と違うん?


■≪オスクロル ハロウィンVer.≫B10-061/120
評価:4
ひとつのデッキコンセプトを作り出すほどの優秀なカードです。
今回の≪カルマ≫とも相性が良く、
さらに評価が上がったカードだと思います。


■≪カルディナ リベンジVer.≫B10-062/120
評価:4
職業・レベル・ステータス・効果どれをとっても
非常に優秀な1枚です。
Lv.2であり≪ヘレナ≫でサーチできることから
三色タウンを採用して赤や橙に採用するのも良いと思います。


■≪カルマ≫B10-063/120
評価:4
バニラステータスでありながら手札を増やせる優秀なカードです。
≪ヒールモス≫などの回収トリガーを回収でき、
≪ハロウィンオスクロル≫と組み合わせれば、
さらに好きなキャラカードに変換できます。


■≪覚醒カルマ≫B10-064/120
評価:4
最初にテキストを読んだとき、
予測を越えすぎて頭が追いつきませんでした。
≪ハロウィンオスクロル≫と合わせると
強力な≪ジロリンどぐう≫を毎ターン回収でき、
なおかつ自分もダメージソースとなり得るという
文句のつけどころがないカードです。
極めつけは≪ハロウィンオスクロル≫と職業が同じであり、
≪酒場≫によりお互いのサーチが見込める点も評価できます。


■≪シャルロット KINGS CROWN Ver.≫B10-065/120
評価:2
≪覚醒メリド≫でサーチできることで
色と職業が噛み合い、
なおかつ≪ライダス≫の体力1という弱点を
補える効果を持っています。
捨て山から出せない点に関しても
紫には捨て山から山札に戻す効果をもつカードが多いため
なんとか誤魔化せると思います。


■≪スピカ シェアハウスVer.≫B10-066/120
評価:1
紫には優秀なカードが多く、
何もしないカードを入れている余裕はないと思います。


■≪千羽 ワールドワイドVer.≫B10-067/120
評価:1
全色共通テーマなので仕方ありませんが、
紫でやることではないと思います。


■≪覚醒千羽 ワールドワイドVer.≫B10-068/120
評価:1
同上


■≪ドリチョコくん≫B10-069/120
評価:1
自分から能動的に効果を使いにいけず、
また体力1であり除去されやすい点が評価を下げました。
時間を稼ぐカードよりも自分のデッキを回すカードを採用しましょう。


■≪ミゼリコルデ≫B10-070/120
評価:3
さりげない優秀さを感じています。
私の最近のトレンドは、
このカードで≪ライトニングゴースト≫をサーチし、
紫ミラーの≪ハロウィンオスクロル≫を一発で撤退させるのが
悪くないのではないかと思っています。


■≪覚醒ミゼリコルデ≫B10-071/120
評価:1
覚醒前は今でも唯一無二のカードですが、
覚醒のほうは初登場時相応の性能だと思います。
モンスターカードを再利用したいなら
≪キサラギ≫と≪SOKクライヴ≫のほうが
安全で継続的に回収できます。


■≪ユキムラ KINGS CROWN Ver.≫B10-072/120
評価:1
自身も≪オウスイ≫も効果を持たないに等しいため
あえてこのカードを使う機会はないと思います。


■≪リーチェ≫B10-073/120・B10-074/120
評価:2
モンスターをプレイする際のコストを下げたいなら
職業が優秀な≪ハロウィンリリエル≫がおり、
モンスターを再使用するという点でも
キサラギクライヴで手札に加えてしまったほうが
≪ハロウィンオスクロル≫の恩恵を受けられます。
リーダー化した後の能力も山札へのダメージのためコンセプトとは合わず、
総じて現状の紫で枠を用意するほどの魅力は感じられませんでした。


■≪エスメラルダ 名星会Ver.≫B10-075/120
評価:2
簡単な条件で自分のキャラのレベルを操作できます。
同名キャラが手札に被ってしまった場合にキャラチェンジを可能にすることができ、
とりわけ覚醒キャラであれば0コストで連続攻撃を行うことができます。
このレベル・ステータスはデッキの邪魔になりにくく、
1枚入れておくと思わぬ場面で仕事をするかもしれません。


■≪覚醒エスメラルダ 名星会Ver.≫B10-076/120
評価:1
出しやすさは評価できますが、
効果はルーンを必要とします。
さらに現状自分のキャラのレベルを操作するよりも
相手のレベルを操作したい場面のほうが多く、
あえてこのカードを選択する機会は少ないと思います。


■≪ジェイク≫B10-077/120
評価:2
橙はLv.4が強力であり、自ずと
Lv.4を出しやすくするためにLv.3を採用する枚数が増えます。
そうした場合に入れておくと、
意外と効果が適用できるシーンは多いのではないかと思いました。


■≪シオン 正月Ver.≫B10-078/120
評価:2
状況は限定的ですが、
先攻で1ターン目に≪レイモンド≫を登場させると
恐ろしいことが起きます。
また、それだけでなく
相手が後攻1ターン目に出すカードが無い場合や、
出しても≪ヘレナ≫などの手札が減らないキャラだった場合は
2ターン目に登場できます。
先攻取れる人は入れていいと思います。


■≪フェネッカ≫B10-079/120
評価:4
出しやすく今回の橙のコンセプトに合致しており、
非常に優秀なカードだと思います。


■≪覚醒フェネッカ≫B10-080/120
評価:3
毎ターン起動できるものの、
覚醒が場に残っていると覚醒前が出せなくなり、
手札で腐らないかだけ心配です。
そのため≪覚醒ショウ≫を採用して
≪フェネッカ≫の総枚数を減らすのもアリだと思います。


■≪ブッフバルト≫B10-081/120
評価:1
Lv.3であれば評価がガラリと変わりました。
橙のLv.2はこのカードを採用したいほど重要ではありません。


■≪ミリィ 黄昏メアレスⅣ Ver.≫B10-082/120
評価:1
Lv.5を場に出すと4/3となり
1コストとしては非常に強力になりますが、
達成条件が難しく序盤で出しても
Lv.5が登場する頃には場にいないと思います。


■≪ラギト 黄昏メアレスⅣ Ver.≫B10-083/120
評価:1
橙は中途半端に自分を回復するよりも
相手へのダメージを取りに行ったほうが良いと思います。
効果を使える場面も限定的で低評価です。


■≪リフィル 黄昏メアレスⅣ Ver.≫B10-084/120
評価:2
相手のデッキによっては有効です。
ダメージを受けないキャラをそのまま撤退させられるため
他のダメージソースとは一線を画せると言いたいところですが、
ダメージを受けないキャラはだいたいルーンを持っているのが残念です。
≪WEアイリス≫などの大型を除去できるのは魅力です。


■≪リルテット≫B10-085/120
評価:3
覚醒の攻撃アップに繋がります。
職業がアーチャーであり、
≪覚醒ルビィ≫でサーチできる点が優秀です。


■≪覚醒リルテット≫B10-086/120
評価:4
橙待望の弓フィニッシャーです。
体力7が魅力的であり、
一度攻撃しても高確率で生き残れる点が評価できます。


■≪ルリアゲハ 黄昏メアレスⅣ Ver.≫B10-087/120
評価:2
バニラステータスには及びませんでしたが、
3コストLv.3橙アーチャーでまともなステータスは初です。
効果が起動できれば文句なしですが、
現状のカードプールでは効果の適用は狙わず、
≪覚醒ルビィ≫からサーチできる出しやすいLv.3という
使い方が無難だと思います。


■≪レイモンド≫B10-088/120
評価:4
1コスト1ドロー相手に疑似1ダメージ、
次のターンから攻撃可能という破格の性能をもつカードです。
先攻1ターン目に引くことができれば
相手は間違いなく嫌な顔をするでしょう。
また序盤だけでなく、中盤~終盤以降も
低コストで≪覚醒リルテット≫に<突破>を付与する役目があるため、
文句なしの高評価だと思います。

モンスター


■≪ギーガー≫B10-089/120
評価:1
大前提としてルーンを捨て山に置くトリガーは有効に働く場面が極めて稀であり、
トリガー能力に何も書かれていないに等しくなります。
手札から使用した効果も状況が限定的で、
こういった役割は≪リーダージュダ≫に任せて良いと思います。


■≪ハビエル≫B10-090/120
評価:1
新しいトリガー能力をもったモンスターです。
悪くありませんが、ダメージトリガーでない枠には
≪グレイルジャガー≫という最強カードが居座っているため
なかなか採用される機会は少ないのではないかと思います。


■≪エルゴラム≫B10-091/120
評価:1
おじさん全然強くない。
回復という概念が弱いうえに、
青のリーダーカードはお世辞にも強力とは言えません。
また、「回復した時に適用される効果」を起動させるために使おうとしても、
≪チューイングシャーク≫であれば1枚で複数回起動できるうえに
回収トリガーなのであちらに軍配が上がります。


■≪ルエル Brave The Lion3 Ver.≫B10-092/120
評価:1
他のタウン加速とは違い、必ず加速できます。
しかしその代償は重く、トリガー効果がありません。
青ではサーチできるわけでも再利用できるわけでもないので
貴重なモンスター枠に入れるカードではないと思います。


■≪ガシャドクロ≫B10-093/120
評価:1
笑われているのはガシャドクロさん、あなたです。


■≪ファブニール≫B10-094/120
評価:2
カード1枚で4ダメージを出せる点は優秀です。
とりわけ≪リーダーティナ≫を主軸とした緑では、
2枚山札に戻すことで、手札に1枚回収するよりも選択肢が増えることがあります。


■≪アムシェル≫B10-095/120
評価:1
攻撃をマイナスする動作をモンスター枠に求めるのは
もったいないと思います。(キャラの効果で十分可能なため)


■≪チョコゾンビ≫B10-096/120
評価:2
トリガー効果がないのは痛いですが、
手札から使用した時はゲームエンド級の効果を持っています。
コストが軽く≪怪談パーティ会場≫で回収できる点も魅力です。


■≪グレート・陰陽・天魔神〈空亡〉≫B10-097/120
評価:2
紫は色のコンセプトで捨て山から山札に戻せるため
あまり魅力を感じていませんでしたが、
≪ミステリーポン≫により山札の一番下に置いてあげると
負けを勝ちにできるシーンがあるのではないかと思いました。
また≪リーダーリーチェ≫と相性が良く、
リーダー化時の効果で捨て山から使用する際は
自ずとリーダー存在条件を満たし
相手のダメージを受けているキャラを撤退することができます。


■≪ドウマ≫B10-098/120
評価:3
下にルーンがついている必要があるものの、
赤が2コスト手札2枚≪舞妓たぬき≫≪茶釜たぬき≫を使ってすることを
なんと1コスト手札1枚でやってしまいます。
紫はコントロールだけでなく、
≪ヴィルフリート≫により攻撃に特化することもできるため
新しい紫の可能性が感じられる1枚だと思いました。


■≪レベルメア≫B10-099/120
評価:1
≪覚醒セツナ≫で完結して出来ることを
わざわざリーダー化してからする必要はないと思います。


■≪ロードメア≫B10-100/120
評価:2
≪怪談パーティ会場≫で回収できるミニ≪破滅の邪竜≫と言えば
聞こえは良いですが、やはりトリガー効果が残念です。
相手にカードを引かせるカードがまだ少ないため
≪覚醒リルテット≫を軸にした際に1枚くらい入るかもしれません。

タウン


■≪鍛冶屋≫B10-101/120
評価:2
≪ミカン≫でも述べましたが
捨て山を全く触らないデッキはないと思うので、
ノーコストで2枚除外できる点は評価しました。
ただタウンカードという性質上どうしても
ランダムなため最終的な評価は低めです。


■≪酒場≫B10-104/120
評価:3
久しぶりに採用されるレベルの無色タウンが登場しました。
今までサーチできなかったカードをサーチでき、
デッキ構築の幅が広がる面白いカードだと思います。

HR


■≪アイシャ KINGS CROWN Ver.≫B10-109/120
評価:1
山札から≪カジャ≫を呼べない点が残念です。
効果は強力ですがそう何度も使えるわけではなく、
3ダメージトリガーであれば
真っ先にこのカードが狙われるため
体力3であることも評価を下げます。


■≪ガルガ KINGS CROWN Ver.≫B10-110/120
評価:2
≪ハルカ≫によりサーチ可能で、
そのままキャラチェンジできる点を評価しました。
また、≪ライダス≫に除去を当てさせることで、
このカードが4ダメージトリガーを踏んでも
撤退しにくくなるなど、
今回のKINGS CROWNキャラの中では
なかなか悪くないカードだと思いました。


■≪キアラ KINGS CROWN Ver.≫B10-111/120
評価:1
ダメージを発生させる条件が難しいため低評価です。


■≪フラン 私立茶熊学園 放課後Ver.≫B10-112/120
評価:3
登場時に仕事をし、ステータスも高く、
常時効果により受けるダメージが軽減されるため、
支払ったコストが無駄になりにくい点を評価しました。


■≪エレノア KINGS CROWN Ver.≫B10-113/120
評価:1
ステータスが低く、
効果もあえて狙いたいものではなく、
≪カジャ≫を引いてしまうリスクのほうが重大です。


■≪ディートリヒ ゴールデンアワード2018Ver.≫
評価:3
攻撃するだけで実質2ダメージを誘発させます。
攻撃上昇効果も十分見込める範囲であり、
HRに相応しい優秀なカードだと思います。

いかがでしたでしょうか。
新弾のカードはまだ1枚も使っていないので、
使ってみるとまた評価が変わってくると思います。

今回注目したいのはやはり橙の戦線復帰でしょうか。
今後も同コンセプトのカードが登場するとなれば
かなり危険な香りがします。
今のうちにパーツを集めておくと良いかもしれません。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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