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【白猫TCG】9弾デッキ考察:赤編「ミレイユシステム」

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いよいよ5色目となりました。
9弾の赤といえばやはり≪LCジュダ≫だと思います。

一度リーダー化してしまえば
尽きることのないリソースとなるため非常に強力です。

山札の上まで選択肢となるため
毎ターン2枚ドローしている感覚となり、
山札の上にトリガーがあれば
普通なら防御するところをあえてダメージを受けられたりと、
その性能は褒め始めたら止まりません。

今回のデッキはその≪LCジュダ≫と、
「ミレイユシステム」を搭載した
その名も「ブンタ砲」です。


■ミレイユシステムの確立


「ミレイユシステム」とは、
≪茶熊ミレイユ≫を中心とした
シナジーの強いカード群のことです。

今回は最低減の枚数である20枚で構成されており、
それぞれの枚数はデッキコンセプトによって変動します。

画像1

≪ヘレナ≫×3、≪キャトラ≫×3、≪茶熊アイリス≫×2
≪ヨシュア≫×3、≪紅の王≫×2、≪茶熊ルビィ≫×1
≪覚醒ヨシュア≫×3、≪茶熊ミレイユ≫×1
≪シャルロット≫×1、≪パハロ≫×1

以上が「ミレイユシステム」の20枚です。

強力なキャラである≪紅の王≫のために
Lv.1を用意する必要があり、
そこで注目したのが≪茶熊アイリス≫です。

そしてこの≪茶熊アイリス≫から
サーチできる≪茶熊ミレイユ≫は、
デッキのエンジンとなる≪覚醒ヨシュア≫を
呼ぶことができるだけでなく、
≪紅の王≫の上にキャラチェンジすることができ、
2枚目の≪紅の王≫を手札で腐らせません。

そして≪覚醒ヨシュア≫は
最強火力の≪シャルロット≫や、
手札の選択肢を増やしてくれる≪パハロ≫へと繋がります。

これが「ミレイユシステム」です。
残りの12枠にはお好みのカードを採用できます。

基盤が汎用的でしっかりしているため、
どんなカードを採用しても
強力な赤デッキにすることができます。
現代の赤のテンプレートとも考えられます。


■新進気鋭のリーダーカード群


今回このミレイユシステムに合わせるのは
≪LCジュダ≫とそれに関連した
デッキトップに関わるカードたちです。

デッキトップに関わるカードたちと
「ミレイユシステム」には
一見何のシナジーもないように見えますが、
それもそのはず彼らはデッキトップという
操作不可能な状況にあってこそ活かされるため、
単体で強力な能力に設計されています。

ただ、手札に来てしまうとあまり効果が無いため、
それをカバーするのがデッキの基盤となる
「ミレイユシステム」の役目です。

「ミレイユシステム」は自分たちだけで
攻め手の確保が行えるため、
たとえデッキトップに関わるカードが手札に来ようが
「ミレイユシステム」だけで動くことができます。

そのため他のカードと合わせにくい
デッキトップに関わるカードたちとも
上手く共存することができるのです。


デッキトップ関係の中でも
目を見張る性能であるのが≪ブンタ≫です

今回はこの≪ブンタ≫が主役です。
デッキトップに存在しなければいけないものの、
登場時山札に3ダメージは
赤の最強カード≪シャルロット≫を彷彿とさせます。

しかし、その能力が使用できずとも
Lv.3バニラステータスを持っており、
≪レイヴン≫や≪シルヴィア≫を
採用していたことを考えれば
十二分な性能だと思います。

登場時能力はあえて狙うものではなく、
たまたまデッキトップにあったらいいな程度で
考えるのがよいと思います。


もう一種類注目したいのは≪覚醒エリス≫です。
ステータスの高さもさることながら、
ルーン条件なしでキャラチェンジを可能にしてくれます。

また、デッキトップからカードをプレイする度に
相手のキャラに1ダメージという能力は地味に強力で、
≪シャルロット≫の枚数が少なくなった分、
相手の場にLv.1が並ぶとこちらの攻撃が
通りにくくなってしまったため嬉しい能力です。

ルーン条件も≪エリス≫を覚醒させるだけで満たせてお手軽です。

画像2

≪ヘレナ≫×3、≪キャトラ≫×3、≪茶熊アイリス≫×2
≪ヨシュア≫×3、≪紅の王≫×2、≪茶熊ルビィ≫×1
≪覚醒ヨシュア≫×3、≪茶熊ミレイユ≫×1
≪シャルロット≫×1、≪パハロ≫×1
≪ヨシオ≫×1、≪温泉マール≫×1、≪ブンタ≫×3
≪エリス≫×2、≪覚醒エリス≫×2、≪L化ジュダ≫×3
≪埋葬者≫×2、≪グレイルジャガー≫×1
≪破滅の邪竜≫×3、≪ヤンキー星たぬき≫×2
≪剣術研究所≫×3、≪赤ソウル発掘場≫×4、
≪アレスの御旗≫×3、≪LCジュダ≫×3

以上のような考えを元に作られたのが
今回の「ブンタ砲」です。


◇≪ヘレナ≫×3
序盤の動きの核となる≪ヨシュア≫だけでなく、
生きるグレイルジャガーである≪紅の王≫、
ノーコストでデッキトップをプレイできる
≪温泉マール≫など、豊富な選択肢があります。

また、サーチせずともデッキを
シャッフルすることがルール的に可能なため、
デッキの一番上のカードを変更することができるのも
このデッキならではの魅力です。


◇≪キャトラ≫×3
登場時にドローできることで
事故要素になりにくい防御トリガーであり、
このデッキにおいては≪紅の王≫の
ルーンを満たすことができます。
文句無しの3枚採用です。


◇≪茶熊アイリス≫×2
手札の内容によってサーチ先を
変更することが出来ます。

Lv.2がいなければ≪茶熊ルビィ≫、
Lv.2に余裕があれば≪茶熊ミレイユ≫、
そして何より≪茶熊アイリス≫自身を
加えることが可能で、
安定して≪紅の王≫のルーンが
満たせる非常に優秀なキャラです。


◇≪ヨシュア≫×3、≪覚醒ヨシュア≫×3
サーチ先になる剣士キャラが
少ないように感じますが、
ヨシュア自身もサーチできるため
これで十分だと思います。

まずは≪シャルロット≫の確保を最優先したいところです。


◇≪紅の王≫×2
前回の赤の記事でも語り尽した最強カードです。
これだけLv.1があれば不自由なく能力を使えます。


◇≪茶熊ルビィ≫×1
強力な能力を持っていますが、
今回のデッキはほぼ使わないと思います。
赤Lv.2茶熊キャラの中で
最も優秀なステータスをもつため採用しました。


◇≪茶熊ミレイユ≫×1
最強最カワ超絶ウルトラ天使カード。
茶熊要素と剣士要素を繋ぐ重要な役割を担います。


◇≪シャルロット≫×1
名誉冒険家も納得の強さ。


◇≪パハロ≫×1
職業サーチで持ってこれながら
手札を増やすことができ、
出しやすさ、ステータスともに
申し分ない性能のキャラです。

ただし強制能力であるため、必ず
山札が減ることには注意しましょう。


◇≪ヨシオ≫×1
≪茶熊ミレイユ≫を使いやすくするためと、
序盤に≪紅の王≫でテンポよく
相手キャラを撤退させるために
Lv.2は8枚くらい欲しいと考えました。

そのため≪覚醒ヨシュア≫でサーチできるLv.2で
最もステータスの優秀な≪ヨシオ≫を1枚採用しました。


◇≪温泉マール≫×1
≪LCジュダ≫が存在する前提ですが、
1枚ノーコストでカードをプレイすることができます。

能力を使えずとも最低限のステータスをもっているため
使えたらいいな程度で1枚の採用です。


◇≪ブンタ≫×3
バニラステータスでありながら
強力な能力をもっています。
手札に来てしまった場合でも、
ステータスが優秀なため
そこまで気にならないと思います。

そのため無理なく3枚採用でき、
それにより能力を使える確率も上がります。


◇≪エリス≫×2、≪覚醒エリス≫×2
こちらもバニラステータスでありながら
優秀な能力をもっています。

デッキトップからプレイするキャラはルール上、
キャラチェンジとして場に出すことができません。
そこへ1コスト余分にかかってしまうものの、
≪紅の王≫や≪シャルロット≫などの
ルーン条件を満たすことができます。

覚醒前・後ともにルーン条件が軽いため
使いやすいのが魅力です。


◇≪L化ジュダ≫×3
リーダーカードにとって重要なのは、
リーダー化するタイミングを見極めることです。

リーダー化が早ければ早いほど
リターンが大きくなるかもしれませんが、
重要であるのは手札のリソースよりも
まず場のキャラを揃えることです。

いくら手札が多かろうと、
自分の場にキャラがいなければ
攻撃されて山札が減ってしまい、
敗北に繋がってしまいます。

ひとつの目安として、
キャラを上手に並べていけば
上限の4体に達する瞬間があります。
そこで初めてリーダー化する
タイミングが訪れます。

最速でリーダー化するとしても
5ターン目以降だと思います。
なぜなら
「リーダー化:3コスト」+「Lv.2キャラ:2コスト」
でキャラを出しながらリーダー化できるためです。


◇≪埋葬者≫×2
現状は≪茶釜たぬき≫の完全上位互換です。
デッキトップからプレイすると
1コストで攻撃+4という破格の性能になります。

手札に来てしまったら<突破>能力をもつ
≪シャルロット≫に付与するのが
効率良くダメージを与えられると思います。


◇≪グレイルジャガー≫×1
赤最強のモンスターカードですが
今回は1枚の採用です。

≪LCジュダ≫の性質上、通常はキャラチェンジできないため
キャラを横に並べるシーンが多くなると、
相手もそれに応じてキャラを並べる必要があり、
そうした状況に有効な全OFFトリガーとして採用しました。


◇≪破滅の邪竜≫×3
今回はダメージトリガーとして
まずこのカードを3枚採用しました。
主な要因は≪シャルロット≫の名誉冒険家入りです。

火力カードが減ったため、モンスターカードでありながら
フィニッシャーとなりえるこのカードを最優先しました。


◇≪ヤンキー星たぬき≫×2
残り2枠のダメージトリガー枠には
モンスターカードをキャラカードに変更できる
≪ヤンキー星たぬき≫を採用しました。

≪LCジュダ≫が無限のリソースとなってくれるため
使う機会は少ないと思います。
それも≪破滅の邪竜≫が優先された理由です。


◇≪アレスの御旗≫×3
これまで紹介したデッキ3つに採用されており、
今大注目のカードです。
カード1枚1枚のパワーが上がったことが一因だと考えます。

名誉冒険家の≪シャルロット≫を戻したり、
≪ブンタ≫を戻してブンタ率を上げるのが目的です。

また「山札からカードをプレイする」≒「1ダメージを受ける」であるため、
山札の枚数を増やすことで、
山札の減りを軽減する目的もあります。

総じて≪LCジュダ≫と相性の良いカードです。


いかがでしたでしょうか。

「ミレイユシステム」はデッキを簡単に
回転させることが出来るため、
≪LCジュダ≫を機会に
赤を触ってみたい方にオススメしたい内容です。

また、赤のリーダーカードは6色の中で最も使いやすく、
分かりやすい強さを持っていると思います。

そして何より、リーダーカードには
相手ができないことをできる楽しさもあります。

リーダーカードは次の弾以降も登場するようなので、
他の色(特に赤・緑以外)にも
扱いやすいリーダーカードが登場してくれるといいですね。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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