見出し画像

食べるだけじゃない。一緒に作ってみんなが混ざる『6curryキッチン』始めます!

こんにちは、6curryの新井一平(あらいいっぺい)と申します。

僕は全国各地でカレーを作って歩く「旅するカレー料理人」として活動しており、2017年からは6curryで代表シェフをしています。

これまで店舗を持たずUberEatsのみで販売してきた6curryを、もっと楽しめる場所を作りたい。
カレーをきっかけにみんなが混ざり合う場所を、みんなと一緒に作っていきたいと思い、今回クラウドファンディングを募ることにしました。

クラウドファンディングのリターンについてはこちらの記事をご覧ください。


◆もくじ◆
・僕にとってカレーとは、家族を1つにする「愛と平和の象徴」
・カレーは、あらゆる壁を取り除き、混ざり合うことができる料理
・世界を混ぜ合わせる、6curry
・カレーをきっかけに集まれる場所6curry KITCHENを作りたい
・さいごに

はじめにご挨拶

まずは、僕の自己紹介をさせてください。

普段は1人の会社員。週末や仕事終わりの空いた時間に「旅するカレー料理人」をしています。(友人からは、一平ちゃんと呼ばれています)

今まで日本全国約30以上の市区町村で8,000人近くの人と、地域の食材を使ってカレーを作り、一緒に食べてきました。

調理師免許を持っているわけではなく、ただのカレー好き。
あえて言うなら「カレーをみんなで作ってみんなで食べること」が大好きな、1人の料理人です。

僕にとってカレーとは、家族を1つにする「愛と平和の象徴」

全国の色々な土地でカレーを作っていると「なぜそんなにカレーが好きなの?」と聞かれます。それは、カレーが僕にとって「愛と平和の象徴」だからです。

僕の両親は食の好みが合わず、家族みんなでバラバラの食事をとることが多くありました。たいていの場合、僕ら子どもたちか父の好きなメニューになるため、母だけ別の食事になることも。
そんな食卓をどこか寂しく感じていました。

全員で同じものを食べる時間が少なかった僕たち家族ですが、全員が好きな食べ物が1つだけありました。それがカレーです。家族全員でスーパーに買い出しに行って食材を選ぶ時間。カレーを作っている時のあたたかいあの香り。家族全員で笑顔で食卓を囲む風景。僕の思う「愛と幸せ」そのものでした。
カレーを真ん中に置くと、みんなが幸せな輪になる。そんな時間をもっと作っていきたいと思い、カレーの料理人を始めたのです。

カレーは、あらゆる壁を取り除き、混ざり合うことができる料理

世の中には色々な種類のカレーがあります。
ルウを使った実家のカレーや、みんなで食べた給食のカレー、インド料理屋さんの本格カレー。
実はカレーの定義は「複数の調味料で混ぜ合わせたもの」これだけです。
香辛料を使う以外、こうでなければいけないというルールは一切なし。
日本の醤油や出汁、中国の山椒や八角、最近はハーブや薬草などを使ったカレーもあります。

カレーを作って全国をまわる中で、生産者・陶芸家など色々なコラボレーションをしてきて実感しました。
カレーは自由で余白だらけ。
だからこそ、色々な食べ方ができるし、誰でも楽しめる。
(そして、一緒に作って食べて混ざり合うと不思議と仲良くなる!)

人、具材、スパイスなど、あらゆるものを受け入れる特別な料理だと思っています。

世界を混ぜ合わさせる、6curry

料理人として日本全国をまわる中で出会ったのが「6curry」のプロジェクトです。
6curryは2017年12月、UberEats専門店として2ヶ月間実験的に営業。
好評だったため、そこから準備期間を経て、2018年9月から、フードトラックと6curryKITCHENにて、販売を再開します。

6curryのコンセプトは、カレーを通じて世界を混ぜ合わせること。
僕の思っていたカレー観と通じていたこと、チームでのカレー作りに興味があったことから、代表シェフに就任することを決めました。
今までにない新しいカレーを生み出そうと日々試作を繰り返しています。

一番の看板メニューはこちらのCUP CURRY。

カレーはどこか男性向けのイメージが強く、もっと女性が食べやすいカレーが欲しい。
野菜はたっぷり、ご飯は少なめ、美容にも健康にも良くて、見た目もかわいい。
でも味はスパイスを効かせて本格的に。
そんなわがままを詰め込んだカレーです。

黄色と白の二層に分かれているのは、レモンを使ったカレー。
デザートとして食べられる、カレー味のスイーツを生み出しました!
柑橘系の爽やかさと、ほんのり効いたスパイスでさっぱりとした甘さに仕上がっています。

一風変わったカレーだけではなく、スタンダードなカレーもあります。
ポークビンダルーカレー、チキンカレーは一度食べて頂きたい自信作です。

今まさに開発途中なのは飲むカレー。
お出汁とスパイスを混ぜてトロッとさせています。
これがなかなか難しい…毎日実験を繰り返しています。

カレーをきっかけに集まれる場所、6curry KITCHENを作りたい

今回のクラウドファンディングで集まったお金は、6curry KITCHENを中心につかわせて頂きます。

6curry KITCHENで僕たちが叶えたいのは、もっと多くの人と混ざること。
みんなが作ることを楽しめる、お店を超えたキッチンです。

場所は東京、恵比寿。
カレーの具材や飲み物の持ち込みも自由にしたいなと考えています。
6curry KITCHENに来た人が、持ち込んだ食材をシェフにカレーにしてもらったり、カレーに合う音楽をかけてみたり、一日店長をしたり…。
ふらっと立ち寄った時に、その場所に居る人たちと楽しめる。
実験所のような、たまり場のような…会社でも家でもない緩やかなサードプレイスになれればいいなと思っています。

カレーは、色々な調味料が混ざって出来た料理。

スパイスや具材が混ざり合って美味しくなっているように、いろんな人が混ざり合うことで面白く楽しい場所になると確信しています。

6curry KITCHENではお店の運営で得たノウハウ、色々な挑戦プロセスも公開していく予定です!
この場所をどんな場所にしていきたいか、みんなで色々意見を交わしたい。
「みんなの場所」として育てていきたいと思っています。

目標は、見たことのないカレーをみんなで100個生み出すこと!
地元の自慢の食材や、おすすめの食べ方をどんどん取り入れて、見たことのないカレーをみんなで作りたいんです。
新しいカレーを作って、実験して。あなたが名付けたカレーが看板商品になるかもしれません。

出来たものは、UberEatsや6curry KITCHENで販売してみて、
東京でうまくいったら全国へ、
そしてニューヨークやロンドンへも進出!

これは夢ではなく、計画です。
みんなの意見やアイディアを混ぜて、
この場所から新しい挑戦をしていきたい。

そして何より、カレーという自由なプラットフォームを、とことん楽しんでみんなと混ざりたい!
お客さんとして、そして一人の仲間として6curry KITCHENを一緒に楽しみませんか?

資金の使いみち

今回のプロジェクトで集まったお金は、6curryの活動費として活用していきます。

・6curry KITCHENの準備
現在セントラルキッチンとして使っている場所にカウンターをつけ、みんなでカレーを食べられる場所を作ります!超本格キッチンで、複数人で調理が可能です。
カレーを軸に集まった人たちで新しい会話やカレーができることを楽しみにしています。

・今後の活動費
フードトラックでの販売に必要な機材や場所の費用などに使っていきます。

・新しいカレーの実験
6curryとしてこれからも色々なものを混ぜてカレーを作っていきたいと思っています。
(一緒に混ぜ合わせるLABのメンバーも募集中です!)

・地域の生産者とのコラボレーション
地域の特色を活かした野菜や果物、うつわなどとの幅広いコラボレーションを企画予定です。

・海外への挑戦
カレーを日本食として、シェフや食材などとともに世界にプレゼンテーションすることで、日本文化を発信していきます。

さいごに

カレーは、たくさんの想いが込められた料理です。
お米や野菜、お肉、調味料、食器はもちろんのこと、カレーを食べる空間や、音楽。
その1つひとつに込められた想いが混ざり合っているのがカレーだと僕は思っています。
一口食べるたびに、誰かの顔が浮かぶ。
それは材料の生産者さんであったり、一緒に食べている誰かだったり、昔一緒にカレーを食べた人だったり。

冒頭にもお話していたように、「カレー」は自由な料理です。

新しい食材や色々なアイディア、その場の空気を混ぜ合わせて新しいカレーをみんなで作ってみませんか?

6curry KITCHENで、皆さんと一緒にカレーを作って、食べて、混ざり合う日を楽しみにしています!

クラウドファンディングはこちらから▼
https://camp-fire.jp/projects/view/94101

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?