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☆猫ちゃんの発情期について☆

どうも癒月です。
…とっっってもご無沙汰しています。
退院してから、チビが盛り時に脱走するという事件(4日経ったら近場に居たみたいで、盛りが落ち着くと共に戻って来ました)だったり、私自身コロナに掛かってしまい、接触を断たなければいけなくなってしまったりと、バタバタして、投稿が出来ませんでした、、
本当に申し訳ないです…

さて今回はチビの脱走事件の発端ともなった、’猫ちゃんの発情期について’詳しくお話していこうと思います。

猫の発情期はいつ頃からはじまる?

猫は暖かくなってくると繁殖期を迎えます。繁殖期の訪れは昼間の長さが延び始めた1月頃に始まり9月頃まで続くことがあります。なかでも春(2月〜4月)と夏(6月〜8月)がピークで、屋外で子猫を見かけることもあるでしょう。メス猫の発情は日照時間と関係していて、日照時間が14時間を越えると反応して発情期を迎えるといわれています。それは、寒くて食べ物の少ない冬よりも、食べ物が豊かな暖かい季節に出産したほうが子猫の生存率が高まるだろうと、本能的にその時期を選んでいると考えられています。このメカニズムは、太陽の光だけでなく人工の照明でも引き起こされます。1日12時間以上灯りがついている環境下にいる場合、季節性関係なく年中発情しやすい状態になります。
日照時間に関係して発情するのは、実はメス猫だけです。オス猫は、発情しているメス猫の鳴き声やフェロモンに刺激され発情が誘発されます。

メスとオスで違う発情期の行動

メス猫の初めての発情は、一般的に性成熟を迎えた生後6〜12ヶ月頃にやってくるといわれますが、生まれた季節や環境、また長毛種・短毛種によって性成熟を迎える月齢にはむらがあり、生後12ヶ月以上経過してから初めての発情を迎えるケースもあります。メス猫の発情には「発情周期」とよばれる、「発情前期」「発情期」「発情後期」「発情休止期」の4つを繰り返すサイクルがあります。

発情期を迎えたメスは、本能的にオス猫に存在をアピールするため、声やニオイをふりまく行動が始まります。


メス猫の発情期の行動

  • 普段聞いたことのないような大きな声で鳴く

  • 背中を床につけて何度もくねくねする

  • お尻を高く持ち上げる姿勢をとる

  • オス猫のようにスプレー状にオシッコをまく

  • トイレ以外の場所でオシッコする

一方、オス猫は生後3ヶ月頃から性成熟が始まり、生後5〜6ヶ月頃には精巣が発達します。この時期からマウンティングやマーキングなどが始まります。生後9〜12ヶ月ごろには交尾ができる体への準備が整い、本格的な交配が可能になります。メス猫のように発情周期はありませんが、メス猫の発情した鳴き声やフェロモンなどのアピールに反応して発情します。


オス猫の発情行動

  • 落ち着きがなくなる

  • 大きな声で鳴く

  • メス猫の発情の気配(鳴き声やフェロモンの匂い)がする方向に向かおうとする

  • 尿スプレーをする

  • 多頭飼育の場合、ほかの猫に対して攻撃的になることもある

メス猫は早くて4ヶ月で発情期を迎える場合があり、ゆくゆく不妊手術を検討していたが間に合わずに発情期が訪れてしまったというケースがあります。少し前まで幼かった猫が、普段と違う行動が始まって戸惑うこともあるでしょう。発情は生理的な行動なのでコントロールすることは難しいため、叱ってやめさせようとしたり、マタタビを与え過ぎたりすることはやめましょう。


発情期中の困りごととして、赤ちゃんの泣き声に似た夜鳴きや尿スプレー行為が多くあがります。繁殖の予定がなく発情に伴う行動に困るなら、オス猫は手術後24時間の間には、テストステロンという男性ホルモンが下がるため去勢手術を行うのが有効です。一方で、メス猫の場合は、発情中は子宮内が充血しているため避妊手術を避け、発情期が終わってから手術をすることがあります。初めての発情期をそのままやり過ごすケースは珍しくありません。以下の環境づくりを参考に発情期の心構えをしておきましょう。


発情行動の対処方法

  • スプレーしそうな場所に撥水性のシートを貼る

  • 同じくしそうな場所にトイレシートを設置する

  • 音やニオイが外に漏れないよう気密性を高くする(外猫対策)

  • 過度に甘えてきても放っておく

メス猫の発情期の期間は1週間前後。つらそうに見えて何かしてあげたくなっても、そっと見守り続けることが大切です。そして、発情期が一旦終わっても、未避妊の場合であれば2〜3週間後に再び発情期は訪れます。次の発情期のことも念頭におき、避妊手術についてかかりつけの獣医師と相談しましょう。

今回はここまでです。
閲覧頂きありがとうございました(,,ᴗ ᴗ,,)
また投稿するので、良ければ覗いていって下さいね!

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