デザイン指標について考えた:デザイナーの役割

以前、「デザイン指標」について学ぶ機会をもらった。

grooves社内勉強会:長谷川恭久さんに学ぶ「品質向上に繋ぐデザイン指標の作り方」

ビジネス指標だけに注目していると、ユーザー体験を改善しないもしくは損なわせる施策を実行してしまう危険性がある。
僕らはデザイナーだ、ユーザーに良い体験を提供することでビジネスを成功させていかなければならない。
そのためのデザイン指標だ。

デザイン指標が示す「いい体験」とは

デザイン指標を考えるには、そもそも「いいユーザー体験とはなにか?」が定まっていないといけない。
例えばあるプロダクトの「機能A」の体験について考えるには

「誰」が「機能A」によって「どうなっていてほしい」か

が出発点になると僕は考えている。
(機能Aは既存機能かもしれないし、これから考える機能かもしれない)

では上記の体験が良い体験がどうかを判断するにはどうしたらいいんだろう…と考えていたが、やっぱりプロダクトのビジョン/ミッションに沿っているかどうかで考えるべきなんだと思う。

ビジョン/ミッションがそこにはあるか

ビジネス指標に引っ張られすぎたナンセンスなデザイン(強制的なメール受信設定、退会させる気のない導線…)は、そのプロダクトが目指す世界、使命、価値が忘れ去られた時に生まれているように思う。

自分たちが本当に提供したいもの(ビジョン/ミッション)は何だったのか、それを忘れないように常に仲間に伝え続けるのもデザイナーの仕事だ。
ユーザーへ良い体験を届けることを忘れない、継続し続けるための仕組みが「ビジネス指標」と対を成す「デザイン指標」なんだと思っている。

デザイナーがビジョン/ミッションを体現する

現実は難しく、ビジネス要件や様々な制約があり人や機能や価値が対立することもしばしば。
「顧客が言っているから」「技術的な観点から」「常識的に考えて」といった視点をもう一度「僕らのプロダクトのビジョン/ミッションはなんなのか」という一番上に戻すこと、そこからブレイクダウンしていくことで問題を整理することは、デザイナーが一番適役だと思っている。
というよりも、ビジョン/ミッションを実現すべく行動している僕らデザイナーがやらないといけない。

デザイン指標はそんな僕らがビジョン/ミッションから逸れていないかを確認するための重要な指標である。

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711fumi

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