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多くの人と時間を共有した、Fujii Kaze LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE


この日曜日に友人に連れてってもらった藤井風さんのライブがめちゃくちゃ良かった、ただそれだけを書きたいだけの記事でございます。こんばんは。

大阪・吹田のパナソニックスタジアムでの初の野外ライブ。
いやー凄かったね。とても凄かった。ライブに行くのも結構久々で。コロナだったりあって、こんな感じのライブに行ったのはいつぶりかなという。少なくともコロナ前だし、それよりももっと前の出来事で。
そういうのもあって、色々進化した演出技術もあったし、外で秋の夜風に吹かれたのもあったし、素敵な歌声だったし、すごく贅沢な時間でした。


やっぱり、このトップの写真とか、この下の写真とか。こんなに多くの人と一緒に同じ空間を共有するっていうことが久しぶりすぎて。それがすごく自分の中では新鮮だったり、感じる事が多くて、だからこれら写真はとても好きなわけです。この曲は撮影していいよっていうことだったので、写真撮らせてもらっていますが、なんか凄いよね。自分はアリーナだったんですが、スタンドを見渡すと、満席で。そんで、この場所に何万人もの人が集まってて。歌うたったり、手振ったり、体揺らしたり、きっといろんなことをこの場に持ってきてみんなそれぞれに感じるものがあって、それが音楽の凄さだったりするわけで。それで、またそんな空間をみんなで共有してる、みたいな、コロナの前だったらこうやって人が集まって楽しむことも、いわゆる当たり前のことだったんだろうけど、当たり前って全然当たり前じゃないんだなと改めて気づいた時間でした。


なんか好きな写真


そんな中でも、風さんの言葉一つ一つ、とても丁寧だなと思いました。私は今まですごく詳しく彼のことを知っていたわけではないけど、いつでも自然体な感じとか、ファンや一緒にステージに立っている方々、支えてくれる人々を思いやる気持ちとか、新しいものを生み出していこうとする感じとか、とても惹かれるところがありました。素直に素敵な方だなと思ったし、もっと知りたいなと思いました。


自分は小さい頃に割と長い間ピアノをやっていて、でも子どもながらに全然好きになれなくて、ダラダラと10年弱ぐらいやってました。勝手なイメージで、ピアノは、ドレスとかタキシードとか綺麗な格好をして、綺麗な曲を弾いて、みたいなイメージが自分の中で先行していて。だから、自分がそれをやるのは違うなと思っていた違和感みたいなところからの「好きじゃないな」だったのかな。
だから今回、風さんがピアノを弾く姿を見て、それがすごくラフな格好だったり、力強い感じだったり、堅苦しくない感じだったりしたので、この歳にして一瞬に、ピアノのイメージを覆されちゃいました。ピアノを弾いてる姿がめちゃくちゃカッコいいなと思ったというか、「あぁピアノやっときゃよかったな!笑」みたいな、そんな気持ちにさえさせてくれるようなパフォーマンスだったなと思います。


思い返すと、風さんの曲を知ったのは1年半ぐらい前。今田耕司さんと霜降り明星のせいやさんが出演されていた「テレビのおばけ」というお芝居を本多劇場に観に行ったときの客入れの曲だったのを結構鮮明に覚えてて。というのも、いい曲だなーと思ってShazamした。それが「旅路」という曲でした。
今回のライブの最後の曲がこれで。なんだかんだこの1年半は色々と好きなことをやらせてもらいながら走り続けたところもあったので、色々駆け巡りました。なんかね、とりあえず、何回も思うけど、涼しい夜風もまた気持ちよくて。笑
自分は同じ曲をガシガシ聴いて、飽きたら当分放っておくみたいなところがあるので、曲を聴くとその時の気持ちに一気に戻されるというか。それが音楽のすごく不思議なところでもあるんだけど、曲を聴くとその時の感情のライブラリみたいなところから感情を再生するような感じがして。素敵な歌声に乗せて、ただただぼーっと聴いていました。すごく贅沢。


自分は普段役者をやらせていただいていて、だから、(一応同じ)表現者として、とても良質なインプットの機会だったなぁと思います。
稽古や出演をさせていただいていると、自分の中で精一杯というか、やんなきゃやんなきゃってなる事ばっかなんですけど、自分が憧れる人だとか、こうなりたいと思う人だとか、素敵なことをしている人だとか、そういう人のやってることを見させてもらうだったりして、ちゃんとインプットとアウトプットをバランスして回していかなきゃなって改めて思ったりしました。自分が気になるものはちゃんと前のめりに感じていかなきゃなぁってだけの話なんだけど、今回特にそう思いましたよぅっていう話です。笑
それは単純に楽しいし、心が喜ぶし、新しいアイデアとか自分の方向性とか、そういうのの微修正ができる感じがするので、自身のメンテナスみたいな感じなのかも。


まとまらないのは承知の上で書き出して、思ったことをそのままにつらつら書いてたら、やっぱりとりとめもないことになりました。
ということで、
おしまい。


秋晴れに恵まれました


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