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舞台上でのセッションを楽しむ

今日はテクニカルで参加予定のコンサートの現場下見と、あとは30x30の稽古。朝からコンテンツの仕込み。QLabという映像ポン出しソフトの使い勝手が良い。現時点のコンテンツの出来は80%ぐらい。

あとは、昨日も稽古で連日稽古。あと2週間とちょっとというタイミング。文字列が立体的になってきて、面白いシーンが増えてきたなーと思う。
稽古って基本的に面白いけど、ある程度立ち上がってからがやっぱり一番面白いなぁ。この間自分のTwitterのタイムライン見てたら、公演の完成度が上がってくる度に「永遠に稽古できる」「楽しすぎて24時間稽古できる」って呟いてたり。

今回は、セリフも出番もそんなに無いので、いい意味で気楽に稽古場の雰囲気を楽しんでる。外部出演2公演を経て、タイガーの稽古で感じるものが増えてたらいいなぁ。

相手と予定調和なのが台本だとしたら、稽古をやっていくうちに「あれ、ここの感じいつもと違うな」を感じて違う反応をしたりするのが楽しいし、役者の面白いところだよと、先輩が教えてくれた。
ある程度の枠や役の背負ってるものが明確になってきたときに、自由度を持ってやってみるとか、相手とセッションを楽しむみたいな、そんな感じかな。
一般的にアイデア出すときも、ある程度の枠組みや制約がある方が浮かんできたりするねっていうやつ?

お芝居はお芝居で色々ある中で、舞台はナマモノで、稽古もたくさんするし、本番も何公演かあるものなので、一瞬一瞬のライブ感をある意味自由に楽しむのが、舞台の醍醐味なのかなぁと思ったりしてる。
もちろん、お客さんと一緒に楽しむのはその上でもっと楽しい。台本を初めて読んだときはあまりピンとこなくても、脚本や演出の方がきちんと設計された箇所(だけじゃないけど)で、お客様の反応を頂くときは本当に楽しいし、作る方はほんとにすごいなーって思う。もちろん、集中して観てくださってるのも嬉しい。つまり、お客様に観ていただける機会に、本当に幸せ者だなぁと思うわけです。

おしまい。

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