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【VR】ARと5Gの未来【サクっとARISE #2】


 こんにちは!撫子大和(@Yamato_7d45)です⚔
最近はxR(AR, VR, MR)界隈のイベントが盛り上がっております!
ARISE#2が開催されたのでサクッとまとめてみました。


HMDのめんどくさい文字入力を解決



Nodesk(@nodesk261)の広瀬さんが登壇。

「HMDは文字入力がめんどくさい。」
バーチャルキーボードも音声入力も煩わしい。

それを解決するために開発しているのが『Nodesk』。
↓のツイートを見れば一発で分かります。

これを使えばスマホでxRディスプレイに文字入力できます。
(手元を見る必要もなし)


現在、SDKが公開中なので誰でも体験できますよ~


渋谷PARCOでARアート

『STYLY』(@STYLY_VR)を手掛けるPsychic VR Labの佐藤豪さんが登壇。

渋谷PARCO『XR SHOWCASE』にてデジタルアートを展示しています。
↓を見れば雰囲気が伝わると思います!

(この辺の話は後ほど出てきます)


AR×音楽


asagiさん(@asagi_tokyo)が登壇。

”ARを使えばミュージックビデオにこういう表現ができる” という作品を作った↓


個人的に "エンジニア×〇〇" の話が面白かったです。
テクノロジーは他業種とめちゃくちゃコラボしやすい。

例えばエンジニア×音楽。
音楽のリズムに合わせてARエフェクトがリアルタイムに同期する↓


AR+クソCG

Kitasenju Designさん(@kitasenjudesign)が登壇。

「ARの面白さは実写とクソCGを組み合わせたときの違和感にある。」
と登壇しながら↓の動画が流れたときは思わず笑ってしまいましたw

今までは実写とCGを合わせる作業が大変だったが、技術進歩によりスマホ一台で作品を作れるようになった。

現在、スマホアプリ『MEISAI【迷彩】』をリリース中。


ドコモ・KDDI・ソフトバンク オール怪獣大進撃


NTTドコモの岩村さん
ソフトバンクの坂口さん
KDDIの水田さんらが登壇。

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5Gと言えば
・低遅延
・大容量
・同時接続
ですよね。

(海外ではすでに5Gの実用化が始まっていますが急ぎ足感が否めなく、一部地域しか使えなかったり。
日本はある程度準備してから満を期す作戦のようです。)


さて、「実際のところ5Gってどうなの?」っていう話を3大キャリア会社の人らの口が出てくるという豪華すぎるイベントです笑



5Gの限界

さっき書いた3つの魅力を引き出そうとすると、幾つもの壁にぶち当たってしまう5G。

・大容量化しよう!

大容量・通信速度には上限がある(シャノン限界)
そんでもって実はもう既にLTEがだいたい到達してたりする

・基地局増やしまくろう!

投資額がヤバくなるのでヤバい

・じゃあ高周波化だ!

高周波にすると直進性が増すので狭いエリアしかカバーできなくなる

国内全域をカバーするのには最低でも3年はかかるそうです。
なので焦らずに未来を楽しんでほしいのと、現段階の5GとARの可能性を考えていきます。


AR 普及のカギはスモール&ロケーションベースに


 上に書いた通り、5Gの日本オールカバーはすぐには実現しそうにありません。
なので、
・小さなロケーションをベースに
・ロケーションありきを大切に

といったところに、現在は注力しているそうです。

お待たせしました。少し前に紹介したSTYLYの『XR SHOWCASE』がまさにこれです。
渋谷PARCOという限定したロケーションにARを用いることで価値の最大化を目指しています。

こういった”限定的なところから始めて拡大を目指す”と言うと、5GとARの近い将来をイメージしやすいのではないでしょうか?


イノベーションが起きるのに必要な3つのこと


イノベーションが起きるには

・時間・距離を短縮できるか
・コストを下げれるか
・人生を豊かにできるか

ARやxRが”なんか珍しいもの”から”なくてはならないもの”になるのに欠かせない要素になります。
(まさにITの役割ですね!)

そしてこれらを達成するために「深いコミュニケーション」がキーワードになってきます。

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5GとARでコミュニケーションはどう変わるか?


 人類は生活をより便利にするために今までがんばってきました。
電話→テレビ電話→ARコミュニケーション

ただの音声から映像 そしてその場にいる感覚へと、体験としての満足度がどんどん深くなってるのが分かります。

コミュニケーションは生き物の本質であり、キャリア会社は言わばコミュニケーション屋さん。
今まではインフラさえ構築しておけばそれでOKだったが、変革の時が迫っていると言う。

いかに現場の価値を付加するか

このメソッドとしてARはとても適してると言えるのは、次の内容からも見えてきます。


都市×AR

博報堂DYホールディングスの目黒さん
ENDROLLの前元さん
KDDIの水田さんらが登壇。

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先ほど書いた通り、ARにはロケーションベースな考え方が中心になっている。
しかし、改めて「ロケーションとは何なのか?」

例えば、STYLYが取り組んでいる渋谷PARCOでは、渋谷PARCOに行く人が渋谷PARCOに行く。
対して池袋PARCOは駅と直結しているため、フラっと立ち寄る人が多い。

一口に”ロケーション”と言っても、それぞれが持つ特徴は大きく異なることが分かる。
そしてこれはチャンスだ。


唯一無二のロケーション


ここまで読むと、ARとは人や場所に密着したテクノロジーだと感じ取れる。
(名前が似てるVRとは真逆の立ち位置である)

一つの完成品が作れたとして、それが全国あらゆる場所に応用できるというわけではない。
それゆえに、その場所が持つ特徴や魅力を最大化することが重要だし、ARは向いてる。ビジネスチャンスはここにある。


変わる”公共性”とは


個人的に一番おもしろかった内容です!

今までの公共性とは
「このマークを見れば全員がその意味を理解できる」
というものでした。
でもこれには限界があり、海外の人が日本のローカルマークを見てその意味を理解するのはとても難しいのです。逆もしかり。

「人に合わせて表示する言語を変えよう」

これが新時代の公共性。
ようは正しく伝わっていればそれでいいんんです。
そしてそれはARテクノロジーが適してるという話。

広告とかもそうですが、あらゆることがその人その人に合わせて最適化されるほうが便利で幸せな生活になります。
そもそも自分に合ってないことに合わせないといけないから不幸が生まれるわけで、解決すべきです。

ARは人の幸せに改めて向き合う技術。


これはぼくの話ですが、
ぼくがVRやARに興味を持ったのは
・日常がより便利になるから
・非日常がよりエキサイティングになるから
です。

満員電車なんかさっさと撲滅されるべきだし、バーチャル空間を使えば減らせる移動時間やコストがたくさんあるはずです。
今まではテクノロジーがないから我慢してただけで、xRはそういったストレスから人間を解放し、人生をより豊かにするテクノロジーだと確信しています。

同じような思いをもった人たちが一か所に集まり、様々なトークセッションを行った今回のイベントはとても有意義だと思っています。

なによりYoutube配信してくれてありがとう!

この記事は都合によりイベント全部の内容を網羅してるわけじゃないので、本編を見ましょう!


xRはあなたの人生をより良くするためのテクノロジーです


ARISE#1のまとめは↓からどうぞ!


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