富士通32bitノートPCを文章作成&動画再生専用機に

古いパソコンを文章作成&動画再生専用機にする方法を。

リサイクルショップで3500円だったか4980円だったかで購入したジャンクPC、富士通BIBLO NB50R。フロッピーディスクドライブが搭載されている32bitマシンです。
買って間もなくしてHDDが壊れましたが、時代遅れのIDE接続のため、今時のSATA接続のHDDは装着できません。
Windows XPがインストールされていましたが、リカバリDVDなどは付属していませんでした。

やむなく、変換アダプタを介してCFカードを内蔵HDD代わりにしました。そこにLinux系OSのPuppy Linux Precise571JPをインストールして使っていました。
しかし、Leafpadで文章作成はできるのですが、GNOME MPlayerでの動画の再生は音が小さくて今ひとつ満足できませんでした。

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それで、思い切って、OSを入れ替えることにしました。
Linux系OSのPeppermint OS 7がそれです。

ベースがUbuntu 16.04LTSなのでサポートがこの3月に終了してしまいますが、オフラインで使う分には問題ありません。
「ライブCDの部屋」さんのところからダウンロードさせていただいたisoファイルなので、すでに日本語化されているのが便利です。
また、VLCメディアプレーヤーが最初から入っているので、動画専用機にするにはうってつけです。

しかし、実は3〜4年前にも、Peppermint OS 7をこのパソコンにインストールして使っていたのですね。
思い出せないのですが、何か不満なり不具合なりがあって、Puppy Linuxに切り替えたのです。
不具合があったとしたら、それは動画再生なのです。パソコンやOSに結構な負担がかかりますからね。

何があったか思い出せないまま、Peppermint OS 7を再びこのパソコンの16GBのCFカードにインストールしました。
作業そのものは簡単です。ネットに接続しないこともあって、30分くらいで終わりました。

結果は良好です。文書作成はもちろん動画再生についても不具合はありません。

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ついでに、失敗例も書いておきます。
内蔵HDD代わりに使っているCFカードにインストールする前に、外付けの128GBのSSDを試してみたのです。
インストール作業は滞りなく終わったのですが、起動できませんでした。

失敗例のその2は、antiX 19を(内蔵CFカードに)インストールしたことです。
動画を再生していると、映像が止まってしまうのです。
こうなると、プレーヤーを閉じることもできません。
やむなくメニューから再起動を選択せざるを得ません。

Linuxは無料だし便利でもあるのですが、数多あるOSうち、どれがパソコンに合うか分からないのが難点です。
相性のいいOSを探すために、試行錯誤する作業に手間暇をとられることがよくあります。

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