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楽しかった4連休

7/23から7/26の4連休、母親が一人暮らしの私の家に来た。ママと会うのは5ヶ月ぶりくらい。

私はここ1.2ヶ月、なんだか気分が沈んで沈んで、心に余裕が全くなかった。ママにLINEで『気分が沈んで仕方がない…』と弱音を吐いたら、心配して来てくれた。

ママが来ると知ったのは2週間前くらいのこと。
私は毎日過食嘔吐をしていて、もはやルーティン化していた。ママは私がこういう状態なのは知らないから、ママの前で食事できるか心配だった。

実家でのエピソード

私が2月に実家に帰った時、家族のみんなの最初の一言は『また、太ったね〜』

兄とママと、私で食べる夕食は苦痛だった。
『もう、食べちゃダメ〜』太るよ。
『ゆっくり食べなさい。食べるの速すぎ〜』太るよ。
これもあれも、食べちゃダメ。太るよ。

ばーちゃんが私の好物をいっぱい作っておいてくれたけど、
ママは『夕飯はパン一枚だけにしておきな』
兄は『夕食にパン食ってる場合じゃないよ』と、私の体型を見て言った。

目の前に大好物がいっぱいあるのに、食べちゃダメ、
『太っててどうしようもないね、あんた。』
頬張りたいけど、箸を伸ばすも、一言、言われた。

だから、今回もママと会って、

また太ったって言われないかな?
痩せてないって言われないかな?
食べちゃダメって言われないかな?
ママといたら、好きなもの食べられないんだよなぁ。

などなど、ママが来るのが正直嫌だった。


実際?どうだった?

さて、ママとの5ヶ月ぶりの再会。

ママが来た時、
ママは『おお〜マイ、ドーター』と冗談まじりに言い、私の肩を抱き寄せた。

私はあんなに、夜な夜なママとの昔の事を思い出して涙を流して、ご飯がちゃんと食べられなくなったのはママのせいで、痩せないのは私のせい。結局ぜんぶ私のせいで、死んじゃおっかなと思って泣いていたのに、再開した時は、嬉しくて、寂しかった気持ちでウルウルした。


ドキドキの食事は?

その夜、夕食をスーパーに買いに行った。私は前日までそのスーパーで大量に買って、食べては吐いていたから、その時のイヤな感じがあって、うんざりな気分だった。
ママは、『今日はお祝い〜』と言って、いっぱいお惣菜やパンを、美味しそうだね〜と言いながら、買った。

家に帰って、私はふつーに食べることができた。夜8時にクリームたっぷりのフルーツサンドをママと半分こして食べた。
ちょっと吐きたい気持ちはよぎったが、吐かないでいっかなと許した。

次の日の朝も、昼も、夜も、ママとワンルームの小さい机で、お惣菜や、お弁当を並べて、一口一口、『うわ〜、これはおいしいね〜!』と言いながら、爆笑しながら食べた。
楽しいおしゃべりに、おいしい料理の味を噛み締めて、味わった。

こんなふうにママと食事できたの初めてじゃないかなぁ?

ある日のおやつ時、ママと駅のカフェで、カフェラテアイスフロートを飲んだ。
アイスフロートなんて、太るからダメと言われるかなぁと思ってたけど、ママが、『これ美味しそうじゃん』と言って2つ頼んでくれた。

家に帰って夜、ママは、『ゆーちゃん(私)と、アイスフロートが飲めて嬉しかった!』と言った。

私は正直、ママがこんなこと言うとは思わなかった。わたしも嬉しかった〜!!


4連休中、一回も吐かなかった。
理由は分からないけど、もうそんなに詰め込むように食べなくても大丈夫な気がしたし、普通に食べても吐かなくて良いかなと感じた。

なんだか、異常な食欲も湧かなかったし、これから、ふつーに食べていってもいい気がする。

誰が食べる事を許してくれたわけじゃないけど、なんか食べてもいい気がした。ほんとにどうしたんか分からないけど。。。

なんか、過食嘔吐していた事が遠い過去の出来事みたい。このまま、忘れて、ふつーに生きてみようかな。まだ、どうなるか分からないけどね。意識しないで、忘れてしまお。

結果、今回の連休はとっても有意義な時間が過ごせた。ママと食を楽しめてよかった!
食事って本当は楽しいんだね。食べ物って美味しいんだ。沈んでいた心も、なんて事もない事だった。食べ物で笑顔になって、感動して、元気も出た。

よかったよかった。ありがとう。

わたし、ちょっと頑張ってみますわ。


今回はここで終わりにします。
読んでくれてありがとうございます!!
また今度〜お楽しみに〜。


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