確認の作業とは

今日の稽古は主に確認の作業に費やした日でした。
確認と言うのは、照明音響の流れであったり、立ち位置や、タイミングなどのきっかけですね。体裁を整えると言うんでしょうか。とても重要で大切な事なんですが、分かってはいるんですけどね、正直あまり楽しい作業ではありません。私が演出として決めた体裁は時として役者の実力を抑制してしまうのではないかとも考えたりもします。
言い換えればそれだけ役者を信頼しているからかもしれませんね。その役でそこにいれば不正解はないように思います。

演出として私に残された仕事はこの物語を観客にどう届けるかです。ギャラリー公演でやってみたかったこともやりますし、それが目指す着地点に効果を生むのかは分かりませんが、今までの準備期間を信じてやるのみですね。みなさん楽しみにしていてください。

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