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ミャンマーのアカデミー賞に招待された話VOL1

2019年4月1日。エイプリルフールに僕はとんでもないイベントに誘われた。

半年前にミャンマーに仕事で出張をする用事があり、
訪れた初めてのミャンマーで出会った映画監督兼エディターとして活躍されているNyanさんと出会った。

彼は人当りがよく自分の編集室も快く入れてくれて、情熱的に日本のコンテンツは素晴らしいという話を小一時間してくれたので、フェイスブックを交換して何かあればぜひ連絡をといってミャンマー滞在中に2度も話をする機会をくれたのだ。

編集室で話を聞いた時には、ミャンマーの映画界の貴重な話や、制作費などの話まで色々な話を永遠と語り合った。
そんな彼がミャンマー映画のアカデミー賞があると話してくれたのが2019年2月の事だった。彼の作品がノミネートされたと言って、映画祭に招待をしてくれたのだ。

僕は正直言えば2度しかお会いしていないので半信半疑だったが、彼が作った作品を以前拝見していたので信頼して、二つ返事で「僕で良ければ是非!」と返事をしてしまった。
僕も一応、一人の映像業界の端くれとしてこんなチャンスは生きていて二度とはないだろうという事で非常に興味深かった。
ミャンマーの映画祭?!・・・・どんなんなん?

2011年の行政移管後、ミャンマーではシネコンが相次いでオープンしており、まだまだ少ないのだがその中でもジャンクションシティという場所が映画の中心地として栄えているという情報があった。
今回の試写会もそのジャンクションシティで行われるという。

今まさにミャンマーの映画業界は再興の真っただ中にいるのだ。
それを聞いて参加しないわけがない。よし行ってみるか。。。

というわけで、2019年5月9日ミャンマーに降り立った僕である。
前人未踏ミャンマーの映画祭へ。次回に続きます。

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