久しぶりに晩酌をして大変愉快な気持ちで眠った。華金というやつですね。
新潟出身の友達が帰省したお土産に買ってきてくれた梅酒を飲んだ。お酒はちっとも詳しくないけれど、甘くて麹みたいな良い香りがして、すごく美味しかった。

お酒にとても弱いので、飲むことは少ない。
二日酔いもすぐに起こすから、飲むとしたら休日の前夜に限定される。
大学生時代は「お酒を飲めるようになった」高揚と付き合いで、居酒屋によく行ってはオールをしていた。あれはあれで楽しかった。
ただ、歳を取って気付いたのは、私はそもそも飲み会で飲むお酒というものが、そんなに好きではないということだった。

お酒は嗜好品として好きだけど、ほんのすこしだけ好きなお酒を家でゆっくり飲みたい。

そう気付いてからは、居酒屋でお付き合いの飲み会で無理にお酒を頼むのをやめた。
(居酒屋の食事自体は好きなので、ごく普通なソフトドリンクで食事をしに行く感覚だ)
お酒を買うときにケチるのもやめた。どうせ少ししか飲めないのだから、小さいボトルや缶で悪酔いしなさそうなものを買うようになった。

そういうルールに決めたら、むしろ今までよりもお酒が好きになった。
昔は飲めなかったワインや日本酒も、美味しいものがたくさんあることが少しずつわかってきた。

残りの梅酒も大切に飲むし、今度は近所の角打ちで美味しい日本酒が飲みたいな。

翌日きっちり二日酔いになるけど、それもセットで楽しもう。
(二日酔いの日に飲む味噌汁は格別に美味しい気がする。それだけはちょっと楽しい)