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写真嫌いの私が、人に撮影してもらいたいと思うまで③

自撮りとの出会い。

自撮りというのを知ったのは、まだガラケーだった頃。コスプレイヤーとかをやっている友人がよくやっていた。光とかで写り方が変わるのを知ったのもその時。でもガラケーで撮るのは非常に難しい。この頃は撮影しても顔が写り込まないものばかり撮っていた。

スマホになりしばらくして「beautypuls」というアプリが出た時、それが私が自撮りに目覚めた時だと思う。プリクラが簡単にスマホで撮れる!!!と衝撃だった。肌の質感や目の光などがふつうのカメラで撮影するより断然よかった。これで一人プリクラという非常に恥ずかしいことをしなくても、撮れることも嬉しかった。

さて、自撮りをやっているといろんな意見に出会う。自撮りなんかしてどうするの?だったり、「盛る」という行為へのイメージの悪さ、サギ写という言葉。

ちなみに全部同一人物というとたまに驚かれるけど、すべて私。

私にとっては自撮りは自分と向き合うもの

自分の写真の顔が嫌いだった私、自撮りを始めてから、自分の顔と向き合って、だんだん好きになっていったのだと思う。
私の自撮りの第一段階は

「口元を隠す」

写真をとったときに、口元があまり好きじゃなく、始めは口元を隠していることが多かった。これはどうやって変わったかというと、メイクのできるアプリを見つけてから。実はもともと私は口紅やグロスを塗るのが好きではなかったが、アプリで口紅を塗ってみるといい感じ。形も綺麗に書いてくれるし大満足ということでここからは

「口元を閉じて笑う、唇を尖らせる」

あたりが私のブームになる。

そしてメイクのアプリで、いろんなメイクを試し出したのもこの頃。メイク一つで自分の顔が大きく変わるということにも気づけた。いろんな人の写真を見て撮られ方を真似したり、奇跡的な一枚が撮れ出したのもこの頃だったと思う。

こういう風にメイクのアプリでいじった写真を見せたりすると、男友達とかから、「おーーーこの写真は可愛い!全然本人とちゃうやん」と言われたりした。ここで私がよかったのはそれを本当に素直に褒め言葉として受け取ったのだ。だって、写真の元は自分だし、こうやってメイクをしたら可愛いといわれるのだ。嬉しい。と思えたことは大きかった。

綺麗に見える角度とか、メイクとか色々研究して、たくさん失敗したり(ハイライト入れたらめっちゃ浮いたり)でもとても楽しかった。この頃からアイコンにつかったり、インスタやフェイスブックに画像をあげたりしていた。

そして、私に一つ転機となる出来事があったのである。

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