よそはよそ_ウチはウチ

よそはよそ、ウチはウチ


ネットインフラの普及で、色んなことが容易に検索でき、そして他人と比較しやすくなった。
世間はこれが普通だとか、○○ちゃんちはこうだとか・・・


そうやって親が他人と比較し続けると、子どもはそれを見て比較しがちな大人に育っていく。

とくに中学生低学年くらいまでの家庭の環境や、育った環境はその後の人格形成に大きく影響する。


「三つ子の魂百まで」という言葉がある。

これは、「両親から愛情深く育てられた子供よりも、放っておかれた子供は大脳新皮質の厚さが薄く、コミュニケーション能力が低い」、「しつけや教育、そして人間に必要な心の情操教育の影響は、生まれてから3年間でほぼ固定される」といったことが人々の経験則としてあり、昔から言われている言葉。

たしかに最初の3歳頃までは、愛情を注いでしつけをすべきということには異論はない。ただ、それ以降の中学生低学年くらいまでも大事であることは言っておきたい。


他人と比較ばかりしていると、自身を見失いやすい。

本来自分はどうしたいのか、どうなりたいのか。

それがわからず、成人しても途方に暮れたりする。


比較して喜んだり、比較して落ち込んだり。
ひどい場合は、自尊心を失い引きこもりがちになったりする。


いまの世の中、そんな子供たち、そして大人たちも多いのではないか。
ツイッターやインスタで、芸能人ではない素人が有名になる昨今。
私も、私もと可能性と承認欲求をかりたたせられて、いざ頑張るけれど空回りの結末。

「あの子はこんなに人気があるのに、私はなぜなの!?」
「こいつこんなに楽そうに稼いでいるのに、どうして俺は稼げないんだ」

そうやって、比較ディメンジョンにハマり、落ち着かない日々を過ごす。


それは大人の、家庭の比較についても及んでいて、フェイスブックを見ては

「あの人の旦那さんなんて家族思いで幸せそうなの」
「あそこのお子さんたち、皆いい大学ばかり行っているのに、うちの子はなぜ!?」

と思い悩み、気持ちの晴れない日々を過ごす。



子育てのしかた、夫婦のあり方、仕事と家事の分担・・・

それぞれの家庭でそれが上手くいくなら違っていいし、違うことが当たり前だと思う。
だって、それぞれの家庭で家族構成は違うだろうし、職業や学業、収入も違う。
趣味や性格も、才能も違う。


亭主関白だけど、いざという時は頼りになる父親

ふだんは頼りないけど、間違っていることには真剣に怒る父親

勉学は苦手だけど、人としてやってはいけないこと、筋を通すこと、世渡りについて教えてくれる父親

ぶきっちょだけど子どものことを思って、愛情たっぷりのお弁当を作ってくれる母親

あまり口うるさく勉強しなさいと言わないけれど、いま勉強しておかないと後で後悔することをそっと教えてくれる母親

仲が良くケンカしているところを見たことがない両親

たまにケンカするけど次の日はケロッとしてる両親

本当は寂しいけれど、子どものことを思って一人暮らしをしろと言う父母


色んな父親、母親がいると思う。
そして、色んな子供たちがいる。


他人はどうだとか、比較ばかりしてなんになる?
それでなにか身になるの?

よそ様と同じなんて、つまらないじゃない
オリジナリティーがないじゃない


よそはよそ、ウチはウチ

それでいいんじゃない


ウチはウチの幸せをつかもうよ

心からなりたい自分になろうよ

比較なんてなしでさ♪




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