素敵な選TAXI

素敵な選TAXI がもしもあったら・・・


あなたには、もしあの時こうしていれば、人生変わっていたと思うような出来事はあるでしょうか?自分が過去に選択した行動・決断で、後悔していることなど。
そして、その過去の岐路に戻って、やりなおしたいたいと思うことはあるでしょうか?

Yes.なら、そんなあなたに少しだけお話の時間をください。
No.なら、私からとくにお話しすることはありません。(ここから先は読む必要はありません)


あっ私の紹介をまだしていませんでしたね。枝分(えだわかれ)の知人の、先分(さきわかれ)と申します。

まぁ私が運転する選TAXIで、目的地まで案内しますので、その中でお話ししましょう。ではどうぞ。

バタン、「乗車」


先分:「まず軽く、このTAXIについて説明しますね。お客さん、テレビドラマとか見たりします? 「素敵な選TAXI」というタイトルでドラマが2014年に放送されていたんですけどね。」


あなた:「いえ・・・」


先分:「そうですか。では基本的なところから説明しますね。人生には幾多の分岐点があるのはなんとなくわかりますよね?どんな仕事につくか、どんな部屋に住むか、夜はなにを食べようか、怒っている彼女になんて謝ろうか。そういう分岐点でどの選択肢を選ぶかそれで人生は決まっていくんです。」


あなた:「はぁ・・・」


先分:「このTAXIはね、お客さんがやり直したい分岐点に戻してあげることができるんですよ。」


先分:「まぁ料金は安くないし、戻る時間が昔になればなるほどお金は高くなりますけど」


あなた:「えっ?・・・」


先分:「あっただ戻ったからといって必ずうまくいくとは限りませんよ。あとはお客さんが選ぶ選択肢次第ですから。どうします?」


あなた:「そりゃ戻れるものなら戻りたいですけど・・・」


先分:「では、いきましょう」

カチャ、「乗車」→「戻車」



と、こんな感じの流れの「素敵な選TAXI」全10話は面白く、人生の選択肢を考えさせてくれる温かいドラマ。


さて人生の選択肢は、いついかなるときにもあり、今このnoteを読んでいるときにもあります。
ほら、さっきYes. or No.の選択をすでにしたでしょ?

未来は過去からの一直線のような連続ではなく、点の繋がりだと思ってください。ひとつひとつの点、つまり分岐点の繋がりが線のように見える感じです。

例えば、私たちの目には、蛍光灯の光が連続して光っているように見えますが、実は60Hz(1秒間に60回点滅)で点滅しているように、点と点の間にはごくわずかでも時間が存在し、そのわずかな時間の間に無限の選択肢が存在します。
※ちなみに西日本は60Hzで東日本は50Hzです。


いまをどう選択するかで人生はどうとでも変わるんです。


まぁ過去に犯罪を犯していたり、病気だったりすると、その選択肢も制限されるわけですが、それでも選択肢はいくつもあります。

過去に捕らわれたり、未来のこと心配しすぎたりしても何もかわりません。
考えるだけでは何も状況はかわりませんし時間の無駄です。
心配する暇があるなら、いまこのときを大事にし、選択すること、そして行動すること。

行動してダメなら、次の行動をとればいい。
行動せずに、ああだこうだと思うのが一番のロス:タイム:ライフだ。


会社がブラック企業なら、さっさと辞めて転職すればいい。

大学があわないなら、退学して自分で勉強すればいい。

サラリーマンがいやなら、フリーランスで自分のやりたいことをやったり、自分で事業を立ち上げればいい。

都会があわないなら、田舎に引っ越せばいい。

旦那(最近では嫁?)が暴力をふるうなら別れればいい。


選TAXI があれば、大胆に行動できるだろう。失敗したら戻ればいい訳だから。
ただ、それを繰り返していると、自分の選択に自身をもてないダメな人間になると思う。また何度も選TAXIにのっているとつまらなくなるかもしれない。

一度きりの選択肢だから、慎重になるし、後戻りできないから次はちゃんとしようとひとは成長する。
そしてこれまでの一度きりの選択肢の積み重ねでひとの人生は色とりどりの個性を発揮してかがやく。


一度きりの選択肢だからおもしろいのだ。


さぁきみの未来にも幾重に選択肢は広がっている。
いまの延長線上がつまらないのなら、別の選択をしよう。




で、実際に選TAXIがあったらどうするかって?
そうだなぁ、とりあえず枝分(竹野内豊)さんのタイムスリップ感の演出につきあってずっと微笑んでみてるかな(笑)


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