見出し画像

FaceRigでモーション再生

こんにちは、ナナメです。
今回は頂いたマシュマロに回答させていただきます!

頂いたマシュマロはこちら!

マシュマロありがとうございます。それでは早速、一連の解説をしていきます。

はじめに

行うこととしては以下になります。

・モーションの作成
・FaceRigへの導入

注意点

Live2Dver3での解説になります。ver2とは差異がある可能性がありますのでご了承ください。

モーションの作成

アニメーターの設定およびアニメーションの付け方はマニュアルをご覧ください。

今回は確認用にジャンプをするモーションを作りました。

書き出し

適当な名前を付け、モーションファイルの書き出しを行います。
今回は分かりやすくMotion_01と名前を付けました。

FaceRigへの導入

FaceRigのフォルダ内に[Motions]フォルダを作成し、その中に先ほど書き出しをしたモーションファイル(Motion_01.motion3.json)を入れます。

そして、cfgファイルを作成し、[キーを押したらこのモーションを再生する]という指示を書きます。
記述はコミュニティを参考にさせていただいています。

set_special_action_anim キャラ名 'モーション名' 1

(今回の例だと、set_special_action_anim mau_anim 'Motion_01' 1 になります。)
拡張子をcfgにて保存をします。

2つめ、3つめと追加する場合は末尾の数字も合わせて変更をします。

set_special_action_anim キャラ名 'モーション名' 1
set_special_action_anim キャラ名 'モーション名' 2
set_special_action_anim キャラ名 'モーション名' 3

1=Q,2=W,3=E,4=R,5=T,6=Yをキーを押したときに反映されます。

FaceRigへの組み込み方法はこちらの記事をご覧ください。

FaceRigで再生

再生されました!
モーション再生中もトラッキングによる動作やキーバインドによるパラメータ変更は反映されるようです。

TIPS

モーション再生後はモデルの基準値に自動でパラメータが戻るようです。

例えば

このように最後は腕を広げた状態でモーションを作成をしても、FaceRigでは…

再生後に元の状態(パラメータ基準値)に戻るみたいです。

さいごに

以上でFaceRigのモーション再生方法の解説を終わります。いかがでしたでしょうか。
ほかにも記事にしてほしいことなどございましたらお気軽にマシュマロを投げてください!

追記(2019/2/6)

挙動を再調査した結果、[再生後にモーションが元の数値に戻る]というのは誤りでした。
正しくは[最後のパラメータで静止]します。

では上記のTOPICSではなぜ腕が元に戻ったのかというと、
今回モーションで動かしたパラメータ上腕(ParamArmLおよびParamArmR)は フェイスリグの画面操作でも動かせるパラメータのため基準値に戻っていた ようです。

TIPS
画面上でShift+マウス操作で腕が動かせます。

ですので、モーションで腕を動かしたい場合は腕のパラメータIDをParamArmLではない違うIDにリネームすれば問題ありません。

左腕のみ違うIDにしたため、左腕は元に戻りませんでした。

また、最後のパラメータで静止をするため、体の状態を元の値に戻すモーションを別途作成すると良さそうです。

誤った情報を掲載してしまい大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
情報提供をしてくださった砲介さん、誠にありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?