名称未設定-2

3Dに再挑戦。

こんにちは、ナナメです。
今回は3Dに再挑戦し、まうちゃんのモデルを制作しました。
どのように制作していったかをまとめたいと思います。

今回制作したもの

小さい頭身でまうちゃんを制作しました。
制作期間は約3日です。
1日目モデリング
2日目UV展開、スキニング
3日目スキニングの続き、モーション

再挑戦?


実は過去に何度か3Dに挑戦をしたことがあるのですが、途中で諦めていました。

このあたりで学習の頑張りが見れます。
大まかに3つの時期に分かれます。
1.Blenderで小物づくり(Blenderの操作を覚えられず終了)
2.メタセコイアでまうちゃん(途中で飽きて終了)
3.Blenderに再挑戦(今回)

最初のBlender学習は、Youtubeのチュートリアル動画を見てやっていたのですが、英語かつショートカット操作が多く、いつまでたっても操作に慣れず、チュートリアルの手順が無ければ何も作れないという状態になってしまって、もう3D無理だ…という先入観が出来てしまった気がします。

ですがやっぱり3Dが出来るようになりたい!!ということで、GWの時間を使って改めて学習しなおすことにしました。

使用ソフト

ソフトはBlender2.8を使用することにしました。
2.8はまだベータ版ですが、近いうちに安定版が出ること・今回のバージョンアップで大幅にUIの改修が入り、分かりやすくなったとのことで、古いverを学習しても新しいverに移行したいと思ったときに再学習のコストがかかってしまう、などの理由により、最新verを使うことにしました。

メタセコイアではなくBlenderにした理由は、モデリング以外のセットアップも一律で出来るから・私の周囲の方々がBlenderを使っている方が多く、困ったときにサポートが受けやすいと思ったからです。

目標の設定

最初から頭身が高いフルモデルは途中で飽きる可能性が高く、なかなかカロリーが高いので、
まずはミニキャラで、
・モデリング
・UV展開
・スキニング
・モーション
一通り必要な工程を行い、機能を理解しようと思いました。

資料の用意

ネットで調べたり、YouTuberの動画を参考に学習を進めて行きました。
いくつかとても参考になったものがあるので、紹介します。

■Maya Learning Channel

今回触るのはMayaではないのですが…、年始ぐらいに見た記憶があります。
今までウェイトとかスキニングとかって何???わからん!!!!状態だったのですが、どうやって3Dモデルが出来るのか、セットアップについて全体の理解をするのにとても参考になりました。

Yonaoshiさん:悪魔のBlender入門

モデリングだけではなく、ボーンやモーションなど、Blenderで出来ることの解説を浅く広く、とても簡潔に説明をしている講座動画です。
工程に入る前に動画を見て全体を理解してから、一緒に見つつ作業を進めていく、というやり方で進めて行きました。大変オススメの動画です!

二面図の用意

どうやら下絵があったほうが楽らしいということで用意しました。

余談ですが3DモデルはAスタンス、Tスタンスと初期セットアップのポーズパターンがあるようで、何がどう違うのか分からなかったのですが、こちらの記事を読み、それぞれの違いを知ることが出来ました。

モデリング

最初に素体を作りました。

立方体から押し出したり分割したりして作って行きました。
細かすぎてもつらくなりそうだったので、なるべく大きめのポリゴン割りを心がけています。

顔など、もっときれいな割り方があると思うのですが、よく分かりませんでした。教えてください。
顔はテクスチャで描こうと思っていたので目などは作らず次に進みます。

身体・耳・服・しっぽ・ネクタイとオブジェクトを分けて作って行きました。
髪の毛はまず表面を作り、その後ソリッド化のモディファイアを追加して厚みを付けました。正しいかは分かりませんが、結果的にいい感じになった気がするので良しとします。

参考にした動画:

UV展開

顔が描ければいいや~って思っていたので、すごい適当にやりました。
ざっくりBlender上で色を乗せて、そのあとPhotoshopで少し整えました。
服はテクスチャを作成せず、マテリアルで済ませました。

スキニング

歩きや待機で使いそうな動きをさせつつ設定していきました。

モーション

動かすテスト:待機モーション

歩きモーション(この角度、最高に可愛くないですか?)

ループをするときのカーブ調整とか細かいところが良く分かりませんでした。あとアクションが無限に増えていく。消し方が分からない。

完成

細かいところは雑に済ませたりしていますが、完成です。

一通り触れることにより、基本的な部分は大まかに理解することが出来ました。
まだまだ分からないことが沢山ありますが、前までの何が分からないかが分からない状態では無くなったのがとても大きな一歩だと思います。

余談

スムーズさせずにポリゴンが見える状態の3Dモデルが好きです。
もしくは今回のように影を付けずに平面的な表現。

ローポリ系?というのか分かりませんが、海外のインディーズゲームとかにそのルックが多くて、そういうものを今後も作って行きたいなと思いました。

おわりに

今まで3Dの学習をしたときは仕事と並行して細切れにやっていたのですが、そうするとすぐに操作を忘れちゃうんですよね。今回長期連休を使って挑戦をして良かったと思います。
頭身の高いフルモデルの作成もしていきたいですが、他にもやっていきたいことがあるので、当分先になりそうです。

Blender2.8、左クリックが選択になっているだけで非常に価値が高いと思いました。

それではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?