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どうか君にこれが見つかりませんように。

「私、人とコミュニケーション取るのが苦手なの」
昔、今の君と同じ立場にいた人に言った時、
その人は私は軽蔑の目を向けたの

「私、感情をうまく表せないみたいなの」
「私、人と話すのが少し怖い時があるの」
「私、」

理解してほしいとか、そういうのじゃなくて、ただ私はこんな人なんだっていう自己紹介の一貫というか。

多分、多分だけど私の隣にいるのってつまらないと思うの。話さないし、振られたことにうまく対応できないし、君との共通なものが少ないかもしれない、他人より人間味がないし、私には特徴がないし。

それに比べて君にはたくさんあるね
私が持ってないものを持ってるの、君が持ってないものは私も持ってないのに。だからたまに不安になる。この人の役に立てない私はいつかー、って

それでも私の隣にいてくれる君は
隣で笑ってくれる君は
手を広げて待ってる、迎えに行くと言ってくれる君は

ちょっと物好きなのかも

なにかの歌詞で
男の子は最初になりたがって、女の子は最後になりたがる、みたいなのを見たことがある気がするんだけど…もしくは誰かのMCかも…

私は全然君の最初になりたかったし、最後にもなりたい欲張りなの。今の君を作った環境が、人が、羨ましくて仕方ない、ほんとに。

どんな風に生きてきたの?どんな人と生きてきたの?時間があったら、気が向いたら、教えてください。

私はまだこんなんで、まっさらで何もないから君にこれから作られていきたい。

いつか死ぬ迄に君の理想の女性になれていますように。

嫌いなもののことじゃなく、好きなものの話をしていたいと三歩は願う。

麦本三歩の好きなもの / 住野よる

嫌いなものの話より私は君と
好きなものの話をたくさんしたい

私の好きなもの、たくさんあるよ!
君に伝えたいこと、話したいことたくさんあるんだよ、なかなか自分から話せないけどいつか話せる時があったらたくさん話きいてね

本人には伝わらないけど、いつか見つかった時のために残しておこう

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