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〈バスケバナシ〉2018_VOL.02 2020の日本代表メンバー考察(フォワード、センター編)

2020年のバスケ男子日本代表メンバーに関して、ガードに続き、フォワード、センターも考えていきたいと思います。

■ SF/PF編
〈現状(2018)の候補〉
 渡辺(メンフィス・グリズリーズ)、八村(ゴンザガ大)、竹内譲次(東京)、馬場(東京)、張本(名古屋)、★アイラ(沖縄)、小野(千葉)、西川(三河)、金丸(三河)
〈2020年の候補〉
 杉浦(渋谷)、八村阿蓮(東海大)、平岩(東海大)

SG編でも少し触れましたが相手や状況によってポジションは変化していくもので、特に最近2番〜4番は流動的なことが多いです。そのため全員にユーティリティー性が求められ、「2番3番4番ポジション合計で6名あるいは7名」という考え方で選んでいくのではないかと思います。その前提の中で渡辺と八村は当確、竹内や馬場もほぼ当確となるともはや枠はわずかにあるかどうか。特に竹内譲次は八村や渡辺加入後、それにより最も価値を高めた選手ではないでしょうか。アイラは帰化枠なのでファジーカスの怪我などトラブル次第ですが、八村渡辺の加入により、そうであっても確実とはいえない序列になったかなと思います。
新戦力としては、馬場の同級生杉浦や、東海大の平岩や八村阿蓮などにも期待しています。

■ C編
〈現状(2018)の候補〉
 ★ファジーカス(川崎)、太田(三遠)、シェーファー(ジョージア工科大)、竹内公輔(栃木)
〈2020年の候補〉
 ★ファイ・サンバ(渋谷)、渡辺飛勇(ポートランド大)

センターは長年、太田と竹内兄弟が支えてきました。しかし3人共同世代、そろそろ年齢的にもやばいよ!という状況の中でファジーカスの帰化とシェーファーというフィジカルに恵まれた選手が出てきたことは大変喜ばしいことです。新戦力に関しても(情報不足もあって)なかなか思いつかないので、この2人が怪我なく、特にシェーファーに関しては今より成長してくれれば、八村や渡辺がインサイドにまわらなくて済む時間が増え、チーム力が上がると思います。

■ 以上踏まえ2020のメンバーは
オリンピック本番までもう2年しかありません。そうなると派手に新戦力に変えていくというのも現実的ではないかもしれない。そんな中で僕が予想する12人は以下の通りです。

▼ メンバー(スターターは◎)
PG:◎テーブス、富樫、篠山
SG:◎比江島、田中大
SF:◎渡辺、馬場、金丸
PF:◎八村、竹内譲
C:◎ファジーカス、シェーファー
▼ バックアップ(各ポジション1人)
PG:榎本
SG:田中力
SF:角野
PF:杉浦
C:平岩


PGはテーブスか榎本がスタートを勝ち取るほどの実績を残してもらいたいと思いました。中も外もいける大型PGは日本の待望です。それに加え富樫は相手によってディフェンスに不安があるものの、そのスピードとオフェンス、そして華をチームにもたらし、篠山は経験に裏打ちされた堅実なゲームメイクとディフェンスと根性、そしてチームの雰囲気を引っ張る役目を期待したいです。


SGは現状のまま比江島と田中大貴でいくのがいいのではと思いました。八村、渡辺、ファジーカスのBIG3の出現で点を取ること以外の役割を求められることも多くなるでしょうが、どちらも器用な選手なので大丈夫だと思います。アウトサイドのシュート力をできる限り向上しておいてもらいたいです。あと2年でどこまでいけるか、田中力の成長も楽しみです。


SFは渡辺と馬場だと思います。ビックラインナップ時には馬場は2番もあり得ると思いますが、渡辺のバックアップとして非常に大事な役割を担っていると思います。渡辺は2番から5番まで状況によって暴れまわってほしいです。そしてシューター枠として、金丸をいれて欲しいと思いました(辻と悩みましたが)。最近代表からは遠ざかっていますが、Bリーグを見る限り、やはり純粋に日本で一番シュートが上手い選手は今のところ彼だと思うので、局面によって活躍が求められるアウトサイドシューター枠として選ばれてほしいです。


PFは八村と竹内譲次で決まりです。八村は渡辺同様状況によって3番から5番のエースとしての期待、竹内も4番5番特にディフェンス面ではなくてはならない存在です。フォワードの新戦力としては角野や杉浦など若手の成長に期待しています。


Cはファジーカスとシェーファー。ファジーカスは言わずもがな、シェーファーの伸びしろに期待です。特にファジーカスのウィークであるディフェンス面では竹内や八村、渡辺とともに相手のビックマンを抑えて欲しいと思います。

以上のメンバーによって臨機応変にチームを組んでいってもらいたい。
テーブス、馬場、渡辺、八村、ファジーカスのビックラインナップ
富樫、比江島、馬場、渡辺、八村のスモールラインナップ
篠山、田中、渡辺、八村、竹内でディフェンス重視
などなど妄想が止まりません。

というわけで、上記の通り予想はしましたが、ここから2年の各々の成長次第でメンバーは変わると思います。良い意味でサプライズが起こることもどこかで期待している自分がいます。とにかく待ち遠しいです。

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