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【関連図】産褥期

男子看護学生の鳩ぽっぽです。
今回は産褥期の関連図です。
産褥期とは、出産後から妊娠前の状態に戻るまでの期間を言います。
母性実習では、主に出産後から退院までの母子を受け持つのですが、その期間は身体変化が大きく、それらについて観察やアセスメントをしていく必要があります。
イメージとしては術後の患者でしょうか。
では、解説していきます。

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産褥期の関連図をリニューアルしました!→【鳩ぽっぽの関連図ブログ】産褥期

解説

産褥期の身体変化として挙げられるのは、進行性変化と退行性変化です。

進行性変化…産後に新たに生じる身体変化
乳汁分泌やそれに伴う乳房緊満、うっ滞性乳腺炎などがある
正常な身体変化として、乳汁分泌、乳房緊満が挙げられる

退行性変化…妊娠前に戻っていく身体変化
子宮復古や性機能の回復、循環血液量の減少などがある
正常な身体変化として、子宮復古や後陣痛、悪露、浮腫が挙げられる
異常な状態として、子癇による意識障害や尿閉が挙げられる

その他には、安静状態にしていることで便秘や静脈血栓のリスクがあったり、子宮内感染による産褥熱、外陰部裂傷などがあります。

看護問題として挙げられやすい身体変化としては浮腫や便秘があります。
浮腫に対しては足浴、便秘に対しては温罨法などのケアを実施することが多いです。
また、産褥期は退院後も続くため、異常に気づけるようにパンフレット指導なども行います(助産師主導が大半)。

産褥期にある母親は患者ではありません。しかし、身体変化が著しいことや異常を引き起こしやすい状態にある対象です。
どこまでが正常でどこからが異常なのかを理解できるようにしていきましょう。

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