ママさんとのお出かけ休日
新しい発見の詰まった休日

〈自分は何者か〉というお話をした。
実は私が大学に行っていることをママさん以外誰も知らないままでいるけれど、私は現在、大学で『FLY Program』というコースに在籍している。そのコースは大学から資金が出て１年間休学になる代わりに国内外の各地域で体験活動やボランティアをするというプログラム。この様なクリエイティブな発想から人生のハードルが高くなってきていることを痛感しながらも、魅力的なコースだと思う。活動をするにあたって大学生の視点から社会に目を向けて見ると、日本ではポジティブな言葉とサクセスストーリーばかりが喧伝されて「キラキラしてなきゃ自分じゃない」「何者かにならなくてはならない」そんな勝ち組の平均値みたいな意見を押し付けられてしまう環境に在るのは、やっぱりしんどい。私は日本人の周りとの調和を重んじる文化は素晴らしいと思うけれど、その分、常に周りの視線に気を配りながら役割を演じて自分を押し殺さないといけないのは苦手だ。例えそれが大人の証だとしても、本当の意味で自分の人生を一生懸命に自分らしく生きているのだろうか？ この対象に在るのが、例えば中国人。彼らはまず自分がどう生きたいのかを考えて生きている。私の母もそうだった。だからこそ、どんな場所でも自分のままで一生懸命働いているので、お店で店員さんが大熱唱している光景は当たり前。日本ではなかなか見られない光景。どちらの文化が良いか比べることは出来ないけれど、多様な文化に影響されて結局のところ私は何者でもないからこそ、たぶん大胆な子供の精神のまま、失敗することを前提として「まず挑戦する」というスタイルで自分のやりたいことに挑戦することにしている。その中にはもうダメだと思ったことも諦めたことも数えきれないほどあった。それでも、それも私。だから、葛藤して苛まれても全部拾い集めて、新しい物への好奇心や異質な物への包容力を大切に、自分らしく自由に飛んで生きていきたい。

というお話でした。

Wherehow so far from here...to see what I find. I plan on going to China, Cambodia and Indonesia. I've got a lot to learn. God knows I'm worth it. No, I won't give up!