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ごはんは作るもの?

子供の友だちが県外から泊まりに来たので

夕飯にご当地のB級グルメを食べに行った

ほんとうはテイクアウトしてきて、サラダや味噌汁を作る予定でいたのだが、いつも(めんどくさいから)家で食べたいと言う子供たちが外でもいいよと言うので、食べに行くことにした

まぁ、単純に楽をしたかったのだ

ご飯作らなくてラッキーと思いつつも、実は自宅でもてなさなかったことに少し後ろめたさを感じていた


私の母は料理が好きで、コロッケや焼売、グラタンなど何でも手作りだった

私たちが帰省したり友人が遊びに来たときも、必ず手作り料理でもてなす

私も自然と、誰かが来ればお昼ごはんを作ったり毎日作るお弁当も冷凍食品はほとんど使わない

誕生日やクリスマスにオードブルを買ってくるという発想もない

外食もよくするし、健康のために手作りにこだわっているわけでもない。ジャンクフードも食べるし、家事全般好きではない

ただ、食事は「作る」のが私にとって「普通」で「当たり前」なのだ


夫の母は、家が商売をしていて、いつも出前をとって食べていたらしい

それで、「食事は作って食べるもの」という概念があまりない

デパートに勤めている頃は、デパ地下で買って帰っていたらしい


結婚して初めてのお正月

夫の実家へ行くと

食事は近くのファミレスだった

普段ならまだしも、お正月という特別なときにファミレス、という事に衝撃を受けた


この近所のファミレスにはその後も何度も通うことになる

家族文化ってこんなに違うんだな…と食文化を通して思う


田舎で手作りが当たり前だった母と

都会で作らなくてもよかった義母

環境の差もあるかもしれない


それでも「ごはんは作るもの」という文化は子供たちに伝わっているといいなと思う




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