2018年の創作を振り返る。

普段noteには詩やSSしか載せませんけれど
創作TALKという企画をお見かけして、
今年の創作について書いてみようかなと思った次第です。

改めましてこんにちは。
押谷八潮です。
こちらではプロフィールを詳しく書いてきませんでしたが、
去年から声優としての活動に復帰した者です。
その前は数年音楽活動をしていました。
せっかく会得したスキルを放っておくのも勿体ないか、
と思って、スキルマーケットへのサービス出品などを始めて
1年とちょっとというところです。

今年になってReadAxisというサークルのお手伝いを本格的に始めました。
以前は小説や写真の頒布のみを行っていたサークルなのですが、
こちらのサークルで朗読と音楽を組み合わせたCDなどを
発表していくことになったんですよね。
以前私がしていた音楽活動というのがそれに近い形だったこともあり、
ごく自然な流れでそのようなことになりました。

お手伝い、と言いましたが、
固定メンバーではない、が正しいのかもしれません。
企画・原案・脚本・作詩・朗読・音声編集・DTM・デザイン等
作品制作の、特に裏方の大部分に関わっています。

今年は恐ろしいことに
実質半年で6作品を発表するという形になりました。
6月からずっと編集してはCD焼いてた気がします。
昨夜最後の作品のダウンロード頒布を開始したところですが、
実はまだサークルの仕事が残っていたりなど……

ということはとりあえず置いておいて
実際に作品を振り返ってみることにします。


まずはハードル低くシングルから、
ということで

(1)First-Rain(クロスフェード動画に飛びます)

という作品を作りました。
カリンバ演奏だけのトラックと
朗読とカリンバ演奏のトラックがあります。

もしかしたらカリンバとはなんぞや
という方がいらっしゃるかもしれません。
このあと全ての作品でカリンバが出てくるのでご説明しておくと、
アフリカ発祥の楽器で、
いくつも並んだ棒状の金属を弾いて音を鳴らすものです。
別名ハンドオルゴールとも呼ばれ、
軽やかかつ涼やかな音を奏でることができます。
ちなみにReadAxis主宰RYUITIくんの演奏は全て即興です。
信じられない。

(2)おやすみからおやすみまで(特設サイトに飛びます)

1作目とは打って変わってなんと
シチュエーションボイス作品です。
ReadAxisサブブランドKatalina Flavor発の作品になります。

思えばこのタイミングでこれ作ったの意外ですが……
(First-Rainの数週間後の発表)
とにかく今のご時世肯定が必要だ!!
と思った私は脚本の中で肯定を詰め込みました…!
シチュボ好きの民の方ぜひどうぞ。ぜひぜひ。

DL版のブースト特典、
CD版では他作品との関連も
楽しんでいただけるようになっています。
CLAMPで育ってるから仕方ない。

とにかく編集が大変で、
効果音とかいろいろもっと凝りたかったんですけど
完全に沼なのである程度のところで踏み留まりました。

(3)Restart(特設サイトに飛びます)

ReadAxisのサブブランドsEcond pAletteより発信しました。
発表は8月。長崎の即売会である、気分は上々でのことでした。

ご縁のある方が複数名参加しての、
いろいろな方の自作朗読とピアノ演奏、カリンバ演奏(+DTM)の
組み合わせが楽しめる作品です。
こちらでは私も自作朗読をしています。

カリンバの即興演奏にDTMや効果音で
合いの手を入れるなんてはじめてでしたので
なかなかに不安もありましたけど…
なんとか形になったかな、と思っています。

(4)Leaf-Rain(特設サイトに飛びます)

秋M3で発表しました。
ReadAxis主宰RYUITIくんの持つものをありったけ詰め込んだ、
という感じでしょうか。
カリンバ即興演奏、KAOSSILATORで制作した楽曲、
自ら録音したSE、そしてボイス。

個人的にはブックレットに書かれている
イメージテキストや物語が好きです。
これまでとそのあたりの趣が違うので
それも楽しんでいただきたいです。

(5)RainCoat(特設サイトに飛びます)

ウェブ上の即売会APOLLO09にて発表したもの。
全トラックカリンバメイン、
楽曲自体にはボイスがひとつも入っていない、
という初の試みでした。
楽曲にはボイスがありませんが、
タイトルコールのトラックと楽曲のトラックがペアになっている作りです。
この作品ではカリンバが3種類使われています。
違いを探してみるのも面白いかもしれません。

(6)sHuffle(特設サイトに飛びます)

ReadAxisのサブブランドsEcond pAletteより発信する、
朗読CDの第2弾。
12月の気分は上々にて発表し、
昨夜ダウンロード頒布を開始したところです。

ほとんど経験のない方も朗読に挑戦なさっていたり、
前作とはまた違った個性を見ることができます。
カリンバのみ、カリンバ+効果音、効果音のみ、DTMでの楽曲と
朗読に組み合わされた音にもいろいろなパターンがあります。
前回に引き続き、私も自作朗読をしており、
朗読に合わせている曲も自作です(カリンバの部分除く)。

個人的にはトラック1が相当好きです。
sHuffleというタイトルがよく表されてるんじゃないかなと思います。
そこで世界に入っていただいて、
各トラックのそれぞれのsHuffleを味わっていただけたらなと思います。

……このペースは非常に大変でした。
が、来年に関しては
現状sEcond pAlette 3rdアルバムの発表が春に控えている以外には
正確に発表時期が定まっている作品はありません。
ので、たぶんもうちょっとゆっくりできるかな、と。
こういった作品を作る、という案はありますので、
あと2、3作はCDを作ることになるのかな、
と思っていますが。

これとは別に完全に個人の作品がいくつか発表の予定です。

2018年は裏方の多い年でしたが、
2019年はそればかりではなくなる…ようです。
引き続きよりよいものを目指してがんばります。

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