見出し画像

飲食店の取材で舌が肥えてしまったお話

僕は美味しいものが大好きだ。
グルメというほどではない。ではないが、美味しいものを食べることが好きで、どうせ外食するならとインターネットで調べることもよくある。
関東に引っ越してからというもの、 Twitter でバズっているグルメ情報を頼りにお店に行くことがとても増えた。
グルメではないにしろ、美味しいものを食べることを趣味として掲げてもいいと思っている。
何故そこまで美味しいものが好きかというと、前職の「飲食店の取材」が影響しているとおもう。

僕が経験した「飲食店の取材」は、飲食店に1~2日ほど密着取材をして商品の製造や、従業員のインタビュー、商品の撮影をするというものだった。
飲食店は多岐にわたり、和洋中のレストランから、ラーメン屋、パン屋さんなど、様々だった。
飲食店が主体となるため、取材は中々大変だった。
特にパン屋さんは夜中の2時から仕込みを開始するところもあったため、仕事終わりに撮影場所の駐車場で車中泊なんてこともよくあった。
これだけ聞くと辛そうに思える。
しかし、このお仕事にはそんな疲れを吹き飛ばすご褒美がある。
それは、撮影で使った商品をご提供いただけることだった。

めちゃめちゃいやしい話ではあるが、飲食店の取材でご提供いただける確率は9割程であった。
撮影では、商品をすぐにお戻しできるように、急いで撮影を済ませるものだが、飲食店さんのご好意もあり、食べさせてもらうことがよくあった。
商品撮影で使われる商品は、お店の自慢となる看板メニューを選ぶお客様がほとんどなので、とても美味しいものがほとんどだった。
看板メニューと呼ばれるものは、看板と自称しているだけあり美味しいので、何を食べるか迷ったときは素直に選ぶのが良いと知った。

そんなこんなで役得をえた結果、一時期はかなり舌が肥えていたようにおもう。
勿論他に取材の楽しい部分はあるが、美味しい記憶が強烈に残っており、美化させられていてイマイチ思い出せない。
それほど、美味しいものを食べるということは、幸せな体験をしたのだとおもう。

この経験で得たものといえば、美味しい飲食店と、お取り寄せグルメの情報しか残っていない。
特に、僕がおすすめするお取り寄せグルメは、未だにご好評いただくので、福岡の美味しいものが食べたいなら一度お声掛けください笑


応援してくださるお気持ちが嬉しいです。ハートやコメントも力になりますからね!!