開幕から快調に突っ走ってきた阪神タイガースだが、ついに本気で優勝が見えてきた。ビジター楽天戦で3連勝。こんなにレベルの高い野球を見せられて、意識するなという方が難しい。

投打とも強力だった楽天に勝てたからこそ、大きな手応えを得られた。

涌井秀章－田中将大－早川隆久の3枚を攻略。いずれも大量得点とはいかなかったが、盗塁あり一発ありと大技小技を交えながらジワジワとダメージを与えていった。相手打線も出塁率・長打率とも優秀ながら先発3人が揃ってQSをクリア。欲をいえば今日の試合は中継ぎ陣がリードを守ったままスアレスにバトンを渡したかったが、逆転を許さなかった点は評価したい。

これでインターバル明け、来週末の読売3連戦で一気にガツンとぶちかましてやれれば独走も見えてくるな。こうなったら向こうはどんどんいい先発をつぎ込んできてほしいですね。菅野智之もおいでませ。「バラン、ギガブレイクで来い」の精神である。

いや本当、今まではフラグになりそうで公言はしたくなかったし、そう確信できるまでには至っていなかったけどもう優勝するしかないでしょうこれは。もちろんまた停滞期も回ってくると思いますが、それを乗り越える力を持ったチームであるという自信を持っていれば、秋には最高の結果が待ち受けているはず。