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【野球】10連勝の不安

東京ドームの2戦目くらいから、言いようのない不安に包まれている。
勝てば勝つほど、反動が怖い。
そう思いながら、とうとう連勝は「10」にまで延びてしまった。

しかもほとんどが接戦。毎日のように岩崎優に出番が回ってくる。他の勝ちパを担っている岩貞祐太や加治屋蓮、火消し役の島本浩也や馬場皐輔も気がつけばマウンドに立っている..そんな日々。今季のここまでの働きぶりは十分ながら、これまでの実績を考えると全幅の信頼を置くには至らないだけに、ここでの登板過多がペナントの最難関で影響を及ぼさないかが心配すぎる。

たまには序盤から先発が燃えて、明らかな負けゲームでも作れればいいんだけど、皮肉にもローテにも穴がなくみんなゲームメイクできちゃうもんだから試合が崩れない。かといって打線がそんなにボコボコ得点できるほどの能力もないので、だいたい3~4点勝負の接戦になりがち。そうなると継投で舐めプに走るわけにもいかず、最終的に勝っちゃう..そんな流れ。

レギュラーで出てる野手だってしんどいよね。終盤まで全く緩みのない試合ばかりで、調子を維持するのも大変。また6月みたいにパタっと当たりが止まって岡田監督がまた不機嫌になる未来がうっすらと見える。

たぶん、またどこかで5連敗くらいはすると思うんですよ。その時にダメージをどれだけ最小限に食い留められるか。
10連勝なんかせずに3勝1敗ペースくらいで走っていたら、そこまで無理が祟ることもないだろうし変な心配もしなくていいんですけど。負ける感覚がないと、負け始めて「あれ、おかしいな」がじわじわ積み重なって気がついたら大型連敗..みたいな恐怖。この不安は、勝ち続けることでは解消されない。足踏み状態をいち早く脱するしかない。

要は勝ち続けることで心身への負担が大きくなって、負けが続いたときの抑止力が残されていないんじゃないのってこと。ちょうどいい塩梅で負けておけば、フィジカル面でもメンタル面でもダメージ回復させながら日程を消化しておけたんだけど。
とはいえ、5月の快進撃がパタっと止まって交流戦からオールスターまでの失速ぶりを見てたら、とても8月をこんな状況で迎えられるなんて想像もしてなかった。オリックス戦~ソフトバンク戦で湯浅京己と岩崎が燃やされ、リーグ戦再開直後のハマスタでスイープ食らったときは「さらばだ、DeNA..」とつぶやきながら溶岩に沈んでいったんだけども。何で再び独走体制になってるのかw

こんな記事を書いてることすら奇跡のように思う。

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