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【コラム】「誰やねん、お前」から頂点へ。2022年を振り返る。

あっという間に有馬記念が過ぎ去り、ホープフルSも終了。イクイノックス強かったなということと、ドゥラエレーデって「伝説の新馬戦」前には大騒ぎされてたよなあと。まあそれくらいw

1年前のことを思い出す。閉塞感と不安しかなかった年末。仕事が低調で、ああこのままじゃ給料ダウンやなあ、廃業もあるな..いっそのこと独立するか? いやいやうまくいくわけないやろ..ともにょもにょしながら迎えた新年。本当につまらんかった。

春先。奥さまの妊娠が判明。ずっと二人目を望んでいたのでめでたい限り。すぐさま極度の悪阻が始まりフルリモートへ切り替え。こういう融通が利くのが独立した身分のいいところである。やめたくないよー!

最後の悪あがきで自社サイトのテコ入れをしたり、自分のできる幅を広げたりしたけど簡単に風向きは変わらず、いよいよ転職活動を開始。ちょうどドウデュースが日本ダービーを勝った頃の話である。
40歳、ほぼ一人で気ままに仕事をしていたためマネジメント経験なしという人材にどれほどの需要があるのかという不安からスタート。すると意外なまでにスイスイと選考が進み、中にはヘッドハンティング会社から「ぜひ面談を」なんて話も。最終的に2社からどちらを選ぶかを死ぬほど悩んだ結果、現職に移ることを決意。クソ暑い夏の始まりであった。

有給消化の夏。人生の夏休みである。身重の奥さまと遊び回るわけにはいかないので、同じく幼稚園の夏休みを満喫中の娘とエンジョイ。初めて海水浴にも連れて行けた。そして北海道への一人旅。「ゴールドシップに会いに行こう」の趣旨のもと、滞在先の札幌からビッグレッドファームへとレンタカーをぶっ飛ばして行ったが、結局おしりしか見えなかった。

しかしこちらの旅行センスがなく、他のスタリオンには見学に行けなかったし、逆に寄り道したノーザンホースパークは全然おもしろくなかったし。札幌記念も入場券が取れたらワンチャン狙ってたけど無理だったし、その代わりに土曜の何もない札幌競馬場で1日どっぷり滞在とか時間もったいなかったし。ただ、その1日でドルチェモアとドゥラエレーデの2歳王者2頭の初勝利を見届けることになったわけだが。すすきのの楽しい夜の思い出を胸に現実へと帰還。

夏はPOGも快調だった。一番手マラキナイアの新馬勝ちに始まり、ウンブライル、ラヴェル、フェイトと続々勝ち上がり。しかしその後どうなったかは皆さんご存知のとおりである。

秋は坂井瑠星の快進撃! 紫苑Sでスタニングローズと再コンビが実現し結果を残すと、返す刀で秋華賞も勝って念願のJRA・G1初勝利。その後も勢いは止まらず、朝日杯FSではいつもお世話になってるスリーエイチさんからの依頼に応える形で快勝。まさか半期でG1を2勝もできるとは。最終的にキャリアハイを大幅に更新する98勝をマークし、来年もますます活躍してくれるに違いない。できればラヴェルで桜花賞戦線を賑わせてほしいところだが、リバティアイランドの強さはトラウマ級なのであまり強気なことは言えない..w

そうこうしているうちに2人目の娘も産まれ、新しい職場での仕事も始まって毎日バタバタである。徐々に競馬を見る時間も短くなり、馬券も全然買うことがなくなってしまった。先日も書いた通り、有馬記念も参戦せずに終わってしまった。今年も年間回収率は100%超えを成し遂げはしたものの、さすがに参戦レース数が少なすぎてあまりドヤれる気分ではない。

競馬との距離が少し遠のきつつあることを感じながら、日々の楽しみがどこにあるかというと相変わらず将棋だったりする。子が寝静まってから夜中まで将棋ウォーズやってると、ブログ書くのもつい後回しにしがち。確か今年の始まり時点では7級だったのが4級まで上がったけど、まだまだ初心者である。

あと今年ハマったのはスパイファミリー。普段は全然アニメとか見ないんですけど、ふとしたキッカケで見始めたら超おもしろい。アーニャと同世代の娘を持つ者の視点から見られるというのが余計にお得。もう日常会話の中にもアーニャ語は不可欠である。大丈夫マス、頑張るマス。
ちょうど就活を始めた6月くらいからアマプラで追っかけ再生をスタートし、第2クールはほぼ毎週リアタイ。来年の放送も楽しみだし映画も見に行くしかない。

新しい職場ではうまく自分のスキルがハマって、入社直後からいい結果が残せている。今まで普通にやってたことをやるだけでめちゃくちゃ評価してもらえて、軽く戸惑いすら感じてるw これまで縁のなかった「若手メンバー」に対する接し方も相手によって色々と考えてるし、部署の抱えてる課題に対して上司にも遠慮せずあれこれ提案してるのがありがたいらしい。

今年の競馬を見ていると、「誰やねんお前」みたいな無名の条件馬が瞬く間に頂点を極めるケースが続々と出てきた。ジャパンCを勝ったヴェラアズールも、今日まさに東京大賞典を勝ったウシュバテソーロもそのパターン。芝からダート、ダートから芝。環境が変わることで誰でも大きくブレイクできる可能性があるなんて都合よく解釈させてもらった。

来年も競馬とは気の向くままに付き合っていきますけど、noteの更新についてはもう適当でいいやって思ってます。あわよくば多くの人に文章を読んでもらって..なんて野望も以前はありましたがもはやどうでもいいw なのでこのアカウントのtwitterも最近はただの更新お知らせbotと化している。某媒体への記事寄稿も、依頼された記事が校正されることもなく放置されるという極悪な対応をされたしもういいです。二度と関わることもないでしょう。

ここに今どれくらいのアクセスがあるのかも興味ありませんが、一定数の方がいらっしゃっていることくらいは知っています。いつもありがとうございます。ご期待に応える、とまでは言いませんが楽しめる範囲で書いていきます。来年もよろしくどうぞ。

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