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売れなかったポップアップ

約4年前、起業するぞ!と意気込み、
鼻息荒くスタートしたにもかかわらず、
すぐ壁にぶち当たり挫折した事を
前回の記事に書きました。

今日は、その時に参加した
ポップアップの販売イベントで
私だけが売れなかったという
痛い経験を振り返ります。

アメリカでは11月の第4木曜日は
感謝祭(Thanksgiving Day)の祝日で、
11月はホリデー気分が高まります。

年末商戦は少し早くから始まり、
ハロウィンの頃には、
あらゆる所でギフト用の商品を
見かけるようになります。

コロナ前の話ではありますが、
ホリデーシーズンには町のあちこちで、
地元在住の作り手やアーティスト等が
ギフト用アイテムを販売するための
ポップアップ・イベントが開催されていました。

サンフランシスコでも
市内の各エリアで大小様々な規模の
ポップアップ・イベントがあり、
洋服、雑貨、食品など
色々な物が売られていました。

大きな催事場で行われる
全米規模のイベントもあれば、
通りを歩行者天国にして行われたり、
企業内のカフェテリアで
社員向けに開催されるもの、
ビール醸造所内で行われるものなど、
本当にたくさんのイベントがあるので、
イベント探索だけでも十分に楽しめます。

そんな中で私が参加したのは、
街外れにあるオシャレなレストランの
オーナーが主催するもの。
通りの一角に小さなブースを設置し、
レストランのお客さんや道行く人に
販売するというものでした。

主催者はアメリカ人ですが、
その人のレストランは
和のテイストが入っていたので、
手ぬぐいや風呂敷が売れるかも?
と、内心ウキウキして申し込みました。

個人主催の小さなイベントだったので
私にとっては参加費が安かったのが魅力で、
確か30ドル位だったと思います。
事前にオンラインで支払うはずが
サイトの不具合で払えなかったので、
当日、現金で払ってくれれば良い
と言われての参加でした。

テーブルと椅子は現地で貸してもらえ、
場所は早いもの順とのことだったので、
大きなスーツケース1個に商品を詰め込み、
気分よくコロコロ引いて、早めに到着。

一番乗りで、ど真ん中のブースを陣取りました。

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そのすぐ後に少し年配のアジア人女性が来て、
私の左隣のブースに座られました。
この方は、ジュエリーを売られるとの事でした。