見出し画像

死ぬほどチェキ撮りたい

今ハマっている人がいる。
来週、その人のイベントがある。
家からそこそこ遠い距離(中学の時、ずっと気になってたけど結局話せぬまま卒業しちゃった先輩と私の心の距離ぐらい)だったのでかなり悩んだ。悩み、そして行くことにした。

にわかだから殺されないか不安だ。別に誰かと話すわけでもないし、メインは映画見てからのトークショーだし、過激なファンは居ないだろうから80%ぐらいは命の保証されてるだろうけど。
そしてこのイベント、トークショーだけでなくチェキも撮れてしまうという 𝐵𝐼𝐺 イベントなのです。(興奮して ですます調になっちゃった)
しかし、チェキは100名限定なので撮れない可能性も充分あります。でも私なんてハマりたてのにわかなので、参加出来るだけでも満足です!いや、行くからにはやっぱ撮りたい!いや!でもにわかだし…イャ……ぁ……ハハ…

この話で思い出しましたが、数年前にもとある人にハマっており、来週行くイベントよりも更に遠い(たまたま駅で高校生になった先輩を見かけたけど、隣には彼女らしき人がいた時の、私と先輩の心の距離ぐらい)場所に行きました。
そのイベントは展覧会でした。抽選に見事当選した私はウッキウキで向かいました。

朝、会場に着くと整理券が配られていました。どうやら入場時間は完全ランダムらしく、私が入れるのは確か16時とかだったと思います。その展覧会はグッズ販売もされていたのですが、私が入場する頃には殆ど売り切れており、グッズの購入特典も貰えなくて少し悲しかったです。旅行先でお土産屋を漁るのが好きなタイプなので。
もちろん展覧会自体は最高でした!

それから半年後に、近く(私も高校生になり、初めて出来た彼氏と私の心の距離ぐらい)の会場でも展覧会が開催されると聞いた時は正直なんとも言えない気持ちになりましたが。
これも参加したし、もちろん最高でした。

当たり前ですが、少々悔いは残ったもののこれは全く悲しいことではありません。
というのも1回目の展覧会の時、私よりも遠い所から来たのに、入場時間が飛行機の時間と被ってしまい展覧会に行けずにトンボ帰りした人をTwitterで見かけたからです。これ以上に悲しいことないだろ…。

だから、参加できるだけでも幸せなことです。私は目の前のチエキ(利益)に囚われ、大切なことを見落としていました。
最悪チェキは撮れなくていいんです。


命さえあれば、それでいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?