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2022年のラストプリント

本年もお世話になりました。いつもながらぎりぎりのスケジュールでいろんなことを進めております。今年最後のプリントは、来年の干支のトラです。(すでに、2023年になっております)
実は、2021年のPrusaMini+購入と同時期(正確にはJ1のほうが少し後)にダイレクト式のプリンタをKickstarterで見つけ、購入(正確にはバック)していました。それが11月末にようやく届いたのでそちらの使いこなしもかねて行きたいと思います。

目的と試験方法

目的:年末恒例行事(としようとしている)干支の何かを作る、J1の活用
実験環境: 3Dプリンタ Snapmaker J1
      ノズル:0.4mm
      ノズル交換時期:2022年12月10日
      フィラメント: Overture PLA+ White, Red

使用したフィラメントはこれの白と赤です。
結構かっちりしていて爪を立てても形が変わることはありません。

Fusion360でのデザイン

最近、石鹸づくりにはまっています。(正確にははまっていました。が、本職には絶対に勝てない、精緻な仕事が必要、私に不足するもの....)
こちらのデザインが石鹸入れに見えてきました。ということで、干支であるウサギの石鹸入れを作っていくことにします。(後程方針が変更されます)

https://www.printables.com/model/43601-elephant-dryer-20

かわいくないですか?

コンセプトはこちらのモデル同様、排水口を持つということです。石鹸は水につけたままだとどろどろになりますので。
設計にはFusion360を使用しました。苦手のFormモードです。何が苦手って、粘土より扱いづらい。Formでこねこねやった履歴が残りませんが結構おしたり引いたりしています。

で、はじめにデザインしたのがこちら。

なんだか違和感が。ウサギってこんなシルエットだっけ?
会社にこんな写真が。そうか、耳が寝ているとネズミに見えちゃうのね、ってことで耳を立ててみました。

ついでに、目も入れてみました。やっぱり何か違和感があります。そうか、ウサギってもっと顔が小さくて目が前にあるんだった。

お正月バージョンだし、もう少し華やかでもいい?ということで、側面に柄をたくさん入れてみました。いつも使っているPrusaMini+ではこういう芸当はできません。新たに導入した、Snapmaker J1の使いこなしもかねてJ1でプリント。よくよく見ると、白(Extruder 1)と赤(Extruder 2)でずれているのです。写真に撮ったのですが、0.5mmぐらいのずれですので、写真ではわかりにくい、ということで説明は割愛しますが、y軸方向のみ0.5mmずれていました。

作って会社に持って行って、洗面所にある石鹸ホルダーと比べてわかったこと。石鹸が小さくなってもつかめるように、上面が広く空いている。私のデザインだと石鹸が小さくなったら器を傾けるしかない。これは設計として失敗です。

ということで、単なる小物入れにすることにしました。目の位置を変え、口をふさぎました。それなりにウサギっぽく見えるのではないでしょうか?

レンダリング結果

プリントした結果がこちら。大理石模様のフィラメントを使用しましたが、どんなもんでしょう。ウサギはやっぱり白でしょうか。残念

もう一つの複雑系のものはこれからプリントします。なんせ、時間がかかるので。

Printablesでのモデル共有

石鹸ホルダーとしてのモデルはこちらにあります。

シンプルデザインの小物入れのモデルはこちらです。

近日中に、派手派手小物入れのモデルもアップします。


昨年もお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。




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