VaseモードでVaseを作る実験
VaseモードでVaseを作るコンテストがPrintableであります。私のためのお題?ということで、別の実験に集中していたのですが、ちょっと浮気することにしました。先日、Prusa JapanフォーラムにてVaseモードに挑戦される方がいらっしゃり、その際調子に乗ってクリア系PLAを購入してしまいました。今回それを使用することにします。
目的と試験方法
使用したフィラメントはこちらです。PLAでクリア系ということで飛びついてみました。
そして、Kaikaを使い始めてから初めての作品となります。
デザインのポイント
雪の結晶のような模様で何かできないかと思いました。
これを回転させながら引っ張り上げられれば良いなと思いましたが、その方法を思いつかず。フォーム機能で引っ張り上げながらあたりのスケッチ(右側のブルーのライン)に沿わせながら(縮尺でコントロール)徐々に引き上げていったのがこちら。なんだかかくかくしてあまり美しくないなと。
次に作ったのはこちら。とりあえず角に触れると痛そう(な印象、残念というより指に傷を作りそう)だったので面取りしてみました。
それでも痛そうだなと思い、立ち上げる雪の結晶の6角形の角を丸めて立ち上げたのがこちら。
なんだかぬるっとしていて好きじゃありません。
やはり、角がとがったものにフィレットをかけるのがよさそうです。とはいえ、すべての角を落とすのもどうかなと思い、一部角を残すようにしました。
スライス
Vaseの上部の角度が浅いため、レイヤピッチを小さくしておくこと、射出幅を上げておく必要があります。レイヤピッチは0.1mm、最外周の射出幅を0.8mmとしました。プリント時間は6:50要します。結構時間かかりますね。
プリント結果
プリント結果がこちら。思ったより黄色が濃いです。形としてはありだと思います。射出幅0.8mmにしましたのでしっかりしています。底も7レイヤありますので0.7mm確保しています。
デザインのポイント②
いくつか応募しよう!ということでちょっとだけデザインを変更してみました。雪模様の角に円を追加したデザインとしました。こちらもZ軸方向にあたりをとってForm機能で引っ張り上げます。20mm,10mmと繰り返しながらあたりに沿って引き揚げます。そして、回転をかけていきます。
時間があるので、途中段階を動画に取り込みました。あとで編集してこちらにアップします。
編集したので共有します。あくまでも自分の備忘録です。覚えるより忘れることのほうが多いので。
最後に底面だけ面取りをしておきます。出来上がったのはこちら。ねじった結果ちょっと不格好だったので裾を絞っています。
スライス
こちらはそれほど横に張り出さないので、積層ピッチは先ほどより大きい0.15mmとしました。射出幅はこちらも0.8mmです。
プリント結果
出来上がったのがこんな感じ。自分としてはちょっと良い感じかなと思っています。
上から見るとこんな感じでちょっとニュアンスがあるのでは?と思います。すみません、自画自賛です。
作成したモデル
とりあえず、Printableに投稿します!
1作目
2作目
1作目の動画を見ていて、ウインドウが一つしか表示されないので細かいところがよくわからないなと、なので撮り直しがてら再設計しました。それが2作目の作品です。
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