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2週間で中華レンズが2本も生えていた話[後編]【7Artisans 35mm F5.6】

後編です。前編は↓からみてね


さて後編は左側の7Artisans 35mm F5.6を取り上げていきます。

こちらはニコンZマウント用となります。

Z6につけっぱなしにしておくレンズが欲しかったこと、35mmの単焦点を持っていなかったこと、あと安いこと(中古7200円)から購入に至りました。

詳細な仕様は上のリンクを見てもらうとして、
特徴として絞りはF5.6固定、ピントリングの操作でレンズカバーが開閉できるといったところがあります。
前者はこのサイズ感ですからまあわかるとして、後者はどういうことなのか。写真で見ていきましょう。


レンズカバーが完全にしまった状態。ここからレンズ前側のリングを回していくと…


レンズカバーが下から上へ開けてきました。


わかりにくくて申し訳ないですが、完全に開いた状態がこんな感じです。
この時、ちょっとだけクリック感があります。
またこの時、ピントは無限遠となります。


さらにリングを回すとレンズが前に出てきて、最短撮影距離で止まります。


それでは作例をご覧ください。

絞り値はF5.6固定ですが、周辺までまずまず解像しています。2400万画素機との組み合わせは問題ないでしょう。
糸巻き収差が出ているように見えるのは気のせいでしょうか。


いつもの京都駅。


無限遠手前でピントを止めるのが少し難しいです。ミラーレス用レンズなので拡大機能をちゃんと使いましょう。


さて、突然ですがこのレンズの弱点を。

ご覧のように強光源を拾った場合、とてもよくハレーションを拾います。


なので、ハレ切りは必須です。この作例ではレンズの上に手で覆いかぶせるようにしています。
ちなみにゴーストも出ますが、控えめです。


1/8でラフに。手ぶれ補正様々です。


価格を考えれば、キャップの代わりとして持っておくには十分な性能なのではないかと考えています。
前述したとおり、2400万画素台なら問題なく使えるかなと思いますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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