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セブ島ボランティアサッカー教室

お久しぶりです。
浅川隼人です。

8/13〜18の間セブ島に行ってきました。

この活動はクラウドファンディングで沢山の皆さんのサポートを受け実現した活動です。
まず初めにお礼を言わせてください。

ありがとうございました!!

クラウドファンディングページはこちら↓

https://camp-fire.jp/projects/view/166278

さて今回の活動はどのような行程だったかと言いますと。

13日
移動
14日
到着→ごみ山→スラム街
15日
大型ショッピングセンター→歴史博物館
16日
セブ島ボランティアサッカー教室
17日
セブ大運動会→移動
18日
日本到着

という感じで4泊5日の期間セブ島へ行ってきました。

この濃すぎる5日間の活動を振り返りながら思ったことや感じたことをリアルに伝えられたらいいなと思います。
ぜひ最後まで読んでください。

大事なことは最後にまとめます。

最後までお付き合いください!

いつも長々となってしまうのですが、この経験を本当に皆さんに伝えたい。
なので二度言いました。(すみません笑)

このnoteが、僕の経験が少しでも何かの糧になることがあれば幸いです。

では

『セブ島ボランティアサッカー教室』

スタート!!

まずは初日の活動から。

僕はスモーキーマウンテン(通称ゴミ山)と呼ばれるところに行きました。

名前の通りゴミでできている山のことです。

セブ島のゴミがここに集まってくるそうです。
人が生活しているとは到底思わないですよね。

日本ではまずこんな光景を目の当たりにすることは出来ないと思います。

そんなゴミ山は多くの子供達の仕事場になっています。
このゴミ山の中から少しでも売れるものを見つけて、それを売って生活の糧にしています。

ここで埋もれて亡くなる子、足にばい菌が入ってしまい切断せざる終えない子。

沢山の子供達の未来を奪っていった場所でもあります。

そんな子供達の目には僕が想像していなかったものが映っていました。

それは…

『今』という時です。

そう。
毎日を楽しく必死に過ごして行く中で、次の日に続く『今』という時を見ていました。

僕はもしかしたらその辺が日本人は少し苦手な考えなのかもしれないと思いました。

日本人は良く先を見る習慣がある。
そして多くの人は不安を抱え、『今』という時間を過ごす。

果たしてこれで幸福度は高いのだろうか。

僕がなぜ日本の人たちよりもセブの子供達の方が笑顔が魅力的なのかという答えがそこにありました。

そう。

セブの子供達は毎日を生きることを。

友達と会えることを本気で楽しんでいた。

もちろん先を見ることは良いことだ。
でもそれから『今』に対してのベクトルが向いていない。

先を見て不安になり、今をとりあえず過ごす。

この負のスパイラルに入りがちなのではないかと思いました。

だからこそ、先を見ても見なくても、『今』という時を充実に過ごすことが、人生を豊かにすることにつながる。

実はそれがその後の人生を大きく変化させる秘訣なのかもしれないと思いました。


そしてその後にスラム街に行きました。

フィリピンでは未だに30%近くが貧困層です。
本当は住んではいけない地域に家を建て住んでいる地域がスラム街と呼ばれます。

ただ陽気なフィリピン人は横を通るたびに

『hello〜!』

『こんにちは〜!』

と挨拶をしてくれます。
そして夜にはカラオケがあちらこちらで始まります。
この国では音楽はなくてはならない文化になっているようです。

また文化になっているといえば、ストリートバスケ。

リングが一つだけあり、そこに子供達が集まりストリートバスケが始まります。
子供達は本当に真剣で、そして楽しそうにバスケをしています。

ただこの真横の道は車がビュンビュン走るような道路です。
ボールしか見ていない子供達が轢かれそうになっているのはしょっちゅうです。

日本ではもうやれる所も少なくなってきましたが、公園などでスポーツをするのが普通です。

セブではこのように道路でバスケやバレーボールといったスポーツをすることが普通。

こんなに真剣に楽しそうにやる子供達が危険な場所でスポーツをしているのを僕は見ていられませんでした。

いつか環境を少しでも良くしてあげたいなと思っています。


そして早くも1日目は過ぎ2日目になりました。
2日目はセブにある大型のショッピングセンターに行ってきました。

日本でいえば六本木みたいなところらしいです。

近くには六本木ヒルズのような高層ビルも立ち並んでいます。

その中で僕はセブ島で初めてサッカーに触れました。
そう、サッカーショップがあったのです!!

色々話している中で、
『僕は日本から来たサッカー選手で、セブの子供達にサッカーを教えに来てるんだ』って話したら興味津々に話を聞いてくれました。

しまいには僕のことを調べてくれたりとかして、やっぱりサッカーはいいなーと再び惚れ直しました。笑

そしてショッピングセンターを後にしてセブにある歴史の博物館に向かいました。


奇しくもその日は日本の終戦記念日。

ここセブ島の地からもたくさんの特攻隊の方々が飛び立ったそうです。

僕は戦争のことをよく知りません。

もちろん歴史のことは好きで特にその時代のことは好きなので、映像や本などで色々学んではいます。

ただ実際に戦争の時代に生まれたわけじゃないし、周りによく知ってる人がいるかといわれたらいません。

なので軽々しくものを言えないのですが、もう二度と起こしてはいけないものだということ。

忘れてはいけないことだということは言えます。

戦後74年が経過し、戦争で生き抜いた人もそう多くはいません。

このまま戦争を風化してはいけない。

僕たちが当たり前に過ごしている毎日をどれだけ欲していたことか。

僕たちはその当たり前を有難さに変え感謝して毎日を生きないといけません。

だからこそ、前述のとおり『今』を楽しく、充実して生きることをしないといけません。


そうしてセブと日本の歴史を目にした後に近くの小学校に向かいました。

そこでセブ島ではじめてのサッカー教室を行いました!(本番は次の日ですが)

https://youtu.be/8lFqGXeV9UA

よかったらYouTubeをみてください。
かなりいい動画だと思います!!

子供達が初めて触るボールに大はしゃぎ!
我こそはってみんなボールにまっしぐら!

ボールが一つあるだけで、国籍も年齢も関係なく楽しめる。

サッカーはやっぱり世界最高のスポーツだなと感じました。

またサッカーに対しての愛がダダ漏れに…笑
いかんいかん。


そして3日目についに

『セブ島ボランティアサッカー教室』

を開校させます。

片言の英語でスピーチをしながら、まずは子供達にプレゼントを渡しました!

一人一人にサインを書いて練習着を渡して

最高の笑顔をもらって!!

ついに開校!!

ホールを4分割して4コートを作りいざキックオフ!!

って言ってもなかなかうまく行きません。笑

なんでかっていうとそもそもサッカーを見たことがないので、オフェンスディフェンスとかどうやってボールに行くとか全く知らないのです。

だから笛なった瞬間みんな動かず止まってました笑

そうか。
そこからなのかとルールを再度確認して、人数制限もしてなんとか試合になりました!

手を使ってしまう子、ゴールを取られまいと全員キーパーのチーム。

たくさんの発見や経験ができてとてもいい時間でした!
終わった後にザバスのピットインエネルギーゼリーを一人一人に渡したら本当に美味しそうに飲んでました!

最後に85人で記念撮影!!

あー幸せだった。
子供達の笑顔を、楽しんでる姿を見るのがこんなにも幸せなんだって改めて感じました。

この時に思いました。

『日本のみならず世界中の子供達に夢と希望を与えたい』

っていう僕の夢は夢ではなかったと。

そう、そもそも誰だよって話ですよね。
おこがましすぎる。
どこぞの偉い人が上から物を言ってるんだって。

そもそも僕が夢をもらった選手は子供達に夢と希望を与えたいと思っていたのかなって思ったんですね。

そう与えるってただの自己満にしか過ぎなくて、相手がどう受け取るかまでは強要しちゃダメなんですよ。

ただ一つだけ当たっていたことは

『夢を追うものは、同時に夢を見せれる人でないといけない』

ということ。

逆に言えば夢を見せれる人は夢を追ってないといけないということだ。

そう僕は夢追い人で良かったんだと思いました。

どんなに苦しくても、どんなに高い山でも自分の夢に向かってならひたすら真っ直ぐ歩いていく。

それが僕の生き様だと思います。

ただ生き様を見せる。
それを夢だとは言いません。
そう僕の夢は…

この続きは次の日の運動会のことを書き終えたらにしましょう。
最後までお付き合いおねがいしますね??


そして最終日になり、セブ大運動会が始まりました。

総勢180名以上の子供達が集まり、当日はとんでもない盛り上がりを見せました!

まずはオープニングダンスの『スリラー』から始まり、『水鉄砲洗濯バサミ落とし』を午前中に行いました。

そしてお昼休憩で大大大活躍したのがこちら!

みなさんにサポートいただいて購入していった『手ピカジェル』

向こうには手を洗う習慣がないのに、手で食事をする為、風邪もすぐ広がっていってしまいます。

それを助けるために持っていったらかなりの好評でした。

本当に皆さんありがとうございます。

そして午後は、『台風の目』『サッカーボールリレー』『パン食い競争』『目隠しリレー』

そして最後は『パプリカ』

僕も選手として参加したり、とても楽しい大運動会でした!

パプリカに関してはずっと耳から離れません…笑

こうして年1回の子供達の大きな行事の『セブ大運動会』が終了しました!

学生の方々、現地のセブンスピリットの方々、サポートしてくださった方々お疲れ様でした!

ということで、僕初めてのセブでの5日間は夢のようなひと時であっという間に過ぎ去って行きました。

ここで空港まで行く時のタクシーのおじさんとの話をしておきたいと思います。

『日本人は働き者でいい人が多いね』
『でも幸福度が低いよね』

『おじさんはどうなの?』

『おじさんは働きたい時に働くし、働きたくない時には休むよ』
『だからたまに日本人のオーナーにちゃんと働けって怒られるよ笑』

『たしかに日本人は仕事と生活とで分けてる人が多いよね』

『そうそう。それが日本人の文化かもしれないけど残念だよね。おれは仕事も生活もハッピーさ!』

『僕はこの仕事に就けて幸せだし、毎日がハッピーだよ!』

『それはいいことだ!!』

ざっとこんな感じの話をしてました。

これを聞いてどう思いますか?

僕はいいことに目を向ける習慣があります。

たとえ1日の中で幸せが1、不幸が9あったとしても必ず1に目を向けるようにしています。

そう、もしかしたら僕は幸せのスプーンが小さいのかもしれませんが、そうやって小さな幸せを見つけていくことで、毎日がハッピーになり、とても幸せな毎日を送れています。

タクシーのおじさんは、いやフィリピンの人たちは全体的にこういう傾向にあるのかもしれません。

嫌なことは忘れていいことでその日を終えるという習慣が。

これこそが陽気なフィリピン人を作る所以ではないかなと思います。
そして人生を豊かにするのもこれなのだと思います。

是非みなさんも真似してみてはどうでしょうか?

そうしていくうちに僕の夢はこれなんじゃないかなというものに辿り着きました。

『夢を追いかけられる環境を作る』

子供達の幸せそうな笑顔が。
夢を必死に追いかけてる姿が。

これが僕にとっての幸せなんだということに気づきました。

だから『こどもみらいサポーター』がしっくりきたんですね!

そう僕は子供達のサポーターなんだって。

夢を追いかけられる環境を作るために僕は選手として子供達が憧れるような選手でいなきゃいけないし、その場を作らないといけない。

選手と一緒に触れ合える場。

親子三代で集まれる場。

子供が安全にスポーツをできる場。

子供が夢を追い続けられるための環境。

だから僕の敵は自ずとドリームキラーになりますね笑

子供達の敵を僕が結果というものでねじ伏せ、獣道を進んでいくことが僕の使命かなと思います。

だから僕を応援してくださっているドリームサポーターの皆さん。
やっぱり険しい道になりますよ!笑

でももうここまできたら行っちゃいましょう!

ちなみに、この冬に僕はスクールを立ち上げる予定です。

そして来年ごろには彼女と一緒にアスリート食堂みたいなのを開こうと思っています。

こうやって一歩ずつ夢に向かって進んでいきます。

もちろん選手としてもJ3→J2→J1→世界へとステップアップしていく予定です。

結局僕は『浅川隼人』という生き様を見せ、少しでも子供達をサポートできたらいいなと思っています。

だから皆さん今後とも浅川隼人をよろしくお願いいたします。

長々と読んでいただきありがとうございました。

ここまできたら沢山の方々に見てもらいたいので、拡散よろしくお願いします!

浅川隼人

ちなみに最後に僕の渾身の動画を載せておきます!
ぜひ見てください。

https://youtu.be/rbDy0Cpg8pQ

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