見出し画像

『ある平凡なプロサッカー選手の日常』を読んで

どうも浅川隼人です。
最近のサッカー以外の活動は、レンタルJリーガー浅川隼人をレンタルしてくださる方との予定がいっぱいで、とても充実した日々を過ごしています。

そんな中こんな事を提案してくださる方が出てきました。

僕の小説を読んでぜひ紹介してほしいと。

単純に読みたかったし面白い企画なので、即OKさせていただきました。

というわけで今回のnoteは

『ある平凡なプロサッカー選手の日常−渡り鳥の抒情詩−』

を読んでです。
最後までお付き合いください。

まずは、それを読む前に読んでおかないといけないものがありまして、それがこちら。

https://www.amazon.co.jp/dp/B074S5Y4QH

こちらは僕が読むきっかけになり、最近発売された『ある平凡なプロサッカー選手の日常−渡り鳥の抒情詩−』の前作です。

そもそも、今作は前作の番外編になるのでしょう。
今作を面白く読むためには前作を読まなければと、読ませていただきました。

作品総ページ数は254ページ!

長いなって思いました?
あのね読んでみてください。
面白くて速攻読み終わります!

しかもわかりやすく短編で、理解できるようにまとまりごとに伝えたいことが一言で書いてある。

その一言に肉付けする物語が描かれていて、すぐさまその情景が浮かんできて、最後までスラスラと読むことができました。

感想を一言で言うと。

『これを読めばサッカー選手をより身近に感じることができる!』

です!

サッカー選手はいい車乗って、いい家住んで、お金も地位も名誉も持っている。
そんな雲の上の人のイメージですよね。

そんなサッカー選手も実は皆さんと何も変わらないことをしていて、家族があり、仲間がいて、辛い経験も、理不尽な事もたくさん経験している。

だから、そんな雲の上の人というイメージを取っ払ってこれからサッカー選手を見てほしいと思います。

あれ?
なんか自分が伝えたいことを本にしてくれたみたいじゃないか。笑
そう。

だから結構オススメできます!

では、少しあらすじを追って伝えていきますね。

まず、主人公はJ2に所属している海津矩史。
ごく普通のサッカー選手。

サッカーという日常の中で上手く時間は活用するもののサッカーに少しストレスを感じている。

ただ何をする事もなく、はっきりしない未来よりも今のサッカー選手に集中している。

そんな『日常』の中で、行きつけのバーで『非日常』を味わい、自分探しをしている。

そんな中、突然地域リーグへの期限付き移籍が決まる。
サッカー以外知らない外の世界に出る怖さを簡単に突破して、今では他の社会に携われる嬉しさまである。

そうして、現役とセカンドキャリアを歩み、

日常から非日常へと変わっていく元Jリーガー選手が描かれています。


ただ、そこからそのチームを別の角度から見るお話へシフトチェンジします。

これが、本作で主人公になる、そのチームにいた浅井奏の物語です。

自分の仕事(サッカーもアルバイトも)淡々とこなす中、ふとしたきっかけで海外に行くことに。
そしてそこでプロサッカー選手という切符を手に入れます。

ただ単に過ごしていた『日常』『非日常』に変わっていく光景に。

どこにでもチャンスが転がっている!

と気づかせてくれるシーンになっています。


それと同時並行に進むのが、そのチームで前年度までキャプテンを務めていた柴田誠。
ベテランでタクシー運転手の柴田はとても恵まれていると実感している。

サッカーもできていて家庭もあり、夢を見てきた。

ただ、能力はなく夢を諦めたり、プロサッカー選手になった浅井を羨ましく思えたりしている器の小さい選手だということも自覚している。

そういった中で、他県からきたお客さんが口にした、

この地域にサッカークラブがあるありがたさ。

そして、家族が大事。

という当たり前から感謝に変わっていくストーリーが描かれています。


この前作を読み、どんなカテゴリーのサッカーにも楽しさがあって、周りの地域と関わる文化を感じる本だなと感じました。

仕事=お金を稼ぐためのもの。

そう思っているとなぜか楽しくなくなり、サッカーも仕事になり、本来あるべき姿ではないよなと、僕自身も思うことがあるので、読んでいてとても参考になりました。

また、皆さんが『当たり前』と思っている事を再度見つめ直すことができ、『感謝』が出来るような本になっています。


さぁそしてメインの

ある平凡なプロサッカー選手の日常−渡り鳥の抒情詩−

https://www.amazon.co.jp/dp/B07Y541S6T

を読んでみた感想を伝えようかなと思います。

主人公は前作の途中で出てきた浅井奏。

社会人チームから海外のプロサッカー選手になった物語。

内容としては31ページと、とても早く読んでしまいます。

より深く知るためには、やはり前作を見ることで知れると思います。

あらすじとしては…
って話しちゃうとほとんど伝えてしまうと思うので、これは直接読んでください!笑

とにかくこの物語は読めば読むだけ描写がわかりやすく、深く読める本かなと思います。

例えば、そんな選手の日常を本当は地元を離れた社会人を描写しているんじゃないかなと。

それをあえてサッカー選手に置き換えることによって、

よりサッカー選手を近くに感じ、諦めず目標に向かって進む姿を自分に当てはめることで、自分も再度頑張ろと思えるのではないかなと感じました。

そしてきっと筆者の渡辺さんは、

もっとサッカーを知ってもらいたい。

スタジアムに来て欲しい。

サッカーを文化にしたい。

と思ってるのではないでしょうか?

そう思うからこそ0距離Jリーガーを謳う浅川隼人をレンタルしてくれたのではないでしょうか。

僕はそう感じています。

僕も少なからず日本のサッカーに魅了され、Jリーグで育ち、Jリーグに恩返しをしたいと思っています。

だからこそ、より日本サッカーを盛り上げる為。
サッカーを文化にする為に、このレンタルJリーガーも始めました。

このように身近に感じてもらうからこそ、より応援され、現時点では燃え盛る。
でも消えてしまう火のようなJリーグを、

未来永劫流れ続ける水のような『文化』にしていけるのではないかと思っています。

僕がサッカーを出来ている間に。

いや死ぬ前の間にサッカー文化にならないかもしれない。

でも、その礎を築く為になにかしらサポートできたらそれが本望です。

だから僕も筆者の渡辺さんもサッカー界の為に全力でぶつかっていきます。

ぜひ、僕を応援してくださる方はレンタルJリーガーを使ってみてください。

https://note.mu/881011/n/n8d158bf0cac2

そして、そんな思いを持っている渡辺さんを応援したい方、僕の感想をみて面白そうと思った方はこちらからアクセスしてみてください。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07Y541S6T

ぜひ応援よろしくお願いします!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?