想い出の涙

親となり、子育てをする中で捨てられないものが多すぎる。

生まれた頃から着ていた肌着やスタイ、洋服に靴に帽子など。

一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど、想い出とともに使わなく、使えなくなってしまうものが増えすぎる。

どのタイミングで処分すれば良いのか?
まだ状態の良い服や靴ならばもらい手がいないのか?

次の一手が出ないまま時は過ぎ、
モノは増えていく。

ある60代の方と話してしている時にこんなことを聞いた。

うちの子どもの部屋には3人のランドセルが並べて壁にかけてあるの。子どもたちが処分しないからそのままにしているのよ。子どもに処分してと言えば、「お母さんがして」と言われるし。

この話を聞いていて、想い出の品は誰に所有権があるのかと考えてしまった。

モノの所有者は子どもだが、役目を果たした想い出の品の所有者は親に譲られてしまうのではないか。

親となり数年が経つが、毎日想い出が増えていく。想い出とともに不要なものが増えていく。

これらを一つ一つ見返せば、起きた出来事や身につけていた場面などが思い出されてしまう。

自分の親が、自分にこういう想いを抱いたのかと想像しても特別な感情は湧きにくいのに、我が子にはありったけの愛情を感じてしまう。

勝手なもんだ。

そんなこんなで、様々なものを処分した。

小さい頃に着ていた肌着や洋服。
頭が入らなくなったヘルメット。
1年生の通学でかぶった黄色い帽子。
走り回って履きつぶした靴。

一つ一つの想い出と向き合いながら、
一つ一つ袋に詰める。

まだまだ増えていく未来の想い出を受け入れるため、過去の想い出を胸に不要となったモノ達とお別れをする。

袋に詰められたモノをみて、息子が涙していた。まだ小さなココロには、身につけていたものとの別れが寂しかったようだ。

楽しい毎日は、寂しい別れも運んでくる。

寂しい別れが、新しい日々を受け入れてくれる。

ただの片付けの一コマだが、
モノとの付き合い方を問われる1日だった。

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りよまさ

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