乃木坂第2部の主人公が遠藤さくらと賀喜遥香じゃなかった話

今回の、というか、基本的に僕が乃木坂について書くこと、喋ることは全部勝手なこじつけとかそういうのも含まれているので、話半分で聞いてください。
なるべくちゃんとソースがある情報から引用したいとも思うんですが、記憶違い、勘違いもちょくちょくあります。ご了承くださいますよう。

もうすぐ終わりを迎えようとしていそうな乃木坂第2部、僕は24thシングルから遠藤さくらと賀喜遥香が主人公で間違いないと思いながらずっと楽しんでおりました。
みんなもそう思うよね?って感じで。
完全に決めてかかってました。
だってセンターやし、生駒を中心に据えた生生星を彷彿とさせるあのフォーメーションやったし、あまりに主人公オーラを纏すぎてるし、同時にヒロイン感もあるし。
主人公やと思いますやん。
でも違いました。どうやら違いました。
乃木坂第2部、主人公は久保史緒里、ヒロインは山下美月でした。
実際自分でもそれらしいこと言ってるし書いてきた気もする。ただ、遠藤、賀喜の二人があまりに主人公やからすっかり騙されてました。
いや、誰も騙そうとしてないと思うんですけど、なんか気持ちのいいミスリードに引っかかった感じがして、楽しくなっちゃいました。
今野さん、そうきたか!!って。
じゃあここからは3期生二人が主人公とヒロインっつう話について書いていきます。

そもそも、前回僕は書いたんです。
乃木坂第2部は「乃木坂になる」までの物語ですー、って。
アホがカッコつけて書いてましたわ。
よくよく考えたら、そのテーマやと主人公として向いてるのは4期じゃなくて3期ですよね。恥ずかしい。
で、改めて考えたら久保史緒里、山下美月の組み合わせが主人公とヒロインの方がしっくりくることが多すぎる。
そもそもセンター=主人公ってのが頭に刻まれすぎてたんです。
加えて遠藤さくらと賀喜遥香を主人公としてもそこまで違和感を覚えない展開でもありました。
ただ必ずしもセンター=主人公というわけではないという前例はあったんです。見落としてた。
というか、結びつけられなかった。
勘のいい方はお気付きでしょうか。そうです、咄嗟でございます。
「あの日僕は咄嗟に嘘をついた」のMVにおいて、主人公は井上小百合でした。でも作中の劇で主役に選ばれたのは飛鳥ちゃんでした。
乃木坂第2部でいうと、飛鳥ちゃんが遠藤と賀喜、井上小百合と伊藤万理華が久保史緒里と山下美月にあたるんじゃあないかと思うんです。
実際、後に飛鳥ちゃんにとっての初センター「裸足でsummer」では井上小百合、伊藤万理華はアンダーであり、咄嗟MVを再現しているような内容。さらに特典映像ではショートフィルム「行くあてのない僕立ち」も収録されていました。
咄嗟からの流れを考えると、あまりに井上小百合が主人公すぎる。選ばれたセンターの飛鳥ちゃん=主役。選ばれなかったアンダーの井上小百合=主人公。
センター=主役、でも主人公は別にいるっていう形式はこの頃にやってたんです。
そもそも乃木坂の主人公は生駒やけど、センターの回数は西野七瀬の方が多いし。
乃木坂第2部の物語の雛形は咄嗟→はだサマにあったのかもしれません。
そんな第2部でも特に重要な曲になる「僕だけの光」もはだサマ収録なの、狙ってるんでしょうか。考えすぎ?

乃木坂第2部のメインテーマが「乃木坂になる」とした場合、それはいつ達成されたのか。
これは33rdシングル「おひとりさま天国」を引っ提げての全国ツアー千秋楽、乃木坂の歴史上初の試みである神宮球場4daysをやり遂げた後、3代目キャプテン梅澤美波の「私たちが乃木坂46です」の瞬間やと思うんです。
この時のメンバー構成、3期生11人、4期生14人、5期生11人。全員合わせて36人。
乃木坂46の1期生オーディション、合格者がなんと36人。
奇しくも人数が一致してました。恐ろしい。そんな偶然、あります?
ところで、第1部のメインテーマは「AKBを超える」
達成されたのは生駒卒業のタイミング、「シンクロニシティ」です。そこからの流れを簡単になぞってみましょう。
シンクロニシティ→目標達成。
ジコチューで行こう!→飛鳥ちゃんセンター、後のキャプテン梅澤美波初選抜。新世代台頭。
帰り道は遠回りしたくなる→ヒロイン西野七瀬卒業。
SingOut!→第一部大団円。物語のエンディング。
一方第2部は?
おひとりさま天国→目標達成。
Monopoly→かきさくセンター。新世代台頭。
チャンスは平等→山下美月卒業。
そんな山下美月が卒業の際に発売する写真集のタイトル、「ヒロイン」です。
こんなにピッタリハマることありますかね。
つまり次の36枚目が乃木坂第2部の大団円でエンディングになるんじゃあないでしょうか。

というわけで、久保史緒里を主人公、山下美月をヒロインとする乃木坂第2部がまもなく終わろうとしています。
そんなヒロイン山下美月が参加する最後のシングル、「チャンスは平等」。
あまり評判が良くなさそうではありますが、個人的にはこの上ないくらいめちゃめちゃいい卒業曲やと思ってます。
3期生で大園桃子の次に卒業する山下美月にとって、完璧な歌詞と思っています。
それについては本日、YouTubeチャンネル「へだたらないふたり」にて公開予定のラジオ配信で喋っております。
是非とも聴いてほしい。よろしくお願いします。

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