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【イクサラン】新規カードでパイオニア範囲・2枚コンボで、無限マナ・無限ドローまで行けるコンボを見つけたから聞いてくれ。【失われし洞窟】

 こんばんは! 遂に来ました【イクサラン:失われし洞窟】!
 大量のワクワクカード、強力カードがガンガン来てますね!
 今回はその中の“とある新規カード”と、“とある既存カード”を2枚揃えると、パイオニア範囲で無限マナ・無限ドローまで行けることを発見したので、取り急ぎそのコンボの解説と検証の記事となります。
 今回もMTG公式より画像を引用しているファンコンテンツとなります!
 無駄に引っ張るのも好きじゃないので、さっそくそのカードのご紹介。

 ツイートはMTG情報配信アカウント、青黒家の食卓さん。
 前半部も《探検》や《成長のらせん》相当なんですけど、今回参照するのは後半部分。
 【土地がアンタップ状態で戦場に出る】ってところですね。
 既存のカードだと、《ラグーンの神秘家、アーチェロス》だけが持つ能力でした。

英文だとLIFE(命)とLACE(競争)がかかっているフレーバー。
カワイイ。

 統率者をやっている人の中では割りと有名ですね。
 というわけで今回の無限コンボは統率者の《アーチェロス》デッキで見られる無限コンボがパイオニアでできるようになりそうなので、その紹介となります。
 
 前提条件。
 1:戦場に《Speleologia》(今回の新規カード)
 2:戦場に5枚の土地カードで4色以上5マナ以上が出る状態。
 3:手札に《白日の下に》

 現在のパイオニアのマナ基盤なら【2】は余裕でしょう。 
 デッキ構築上は色々と条件はありますが、手札や戦場に揃える必要があるのは《Speleologia》と《白日の下に》の2枚のみです。

このコンボの基幹パーツ。

 まず、土地から4色5マナが出る状態で《白日の下に》を唱え、デッキから4マナの《風景の変容》を唱えます。

望む土地を生け贄に、同じ数の土地をデッキからサーチ!
 タップインだが、新規カードの効果でアンタップイン!

 先ほどマナを出した5枚の土地を生け贄に捧げ、デッキから次の5枚の土地をサーチします。
 サーチするのは《神秘の聖域》、《睡蓮の原野》、《睡蓮の原野》、《お菓子の小屋》、《道路脇の聖遺》。

 

デッキトップへスペルを戻す!
3マナを出せるが2枚生け贄。
後半の生け贄は一見デメリットだが……?
出たときに《食物》を出す!
自身を生け贄にドローできる。

 この5枚が新規カードの効果によってアンタップインします。
 このとき、アンタップインしたことで《お菓子の小屋》と《神秘の聖域》は森や島の枚数に関係なくその効果を発揮します。
 それぞれの効果がスタックに乗りますが、その前にマナを出します。

 まず、2枚の《睡蓮》からは、それぞれ赤3、黒3を出します。(白でも可)
 続き、《神秘の聖域》から青、《お菓子の小屋》から緑を出します。
 そしてそれぞれの効果を解決。
 《神秘の聖域》の『ソーサリーかインスタントをデッキトップに置く』効果で、《白日の下に》をデッキトップに戻します。
 そして《お菓子の小屋》から食物トークンが出ます。

「自身の効果で生け贄になれるアーティファクト」であることが大事。

 そして、《睡蓮の原野》の『土地を2つ生け贄にする効果』が2枚分誘発し、土地4枚のサクリファイスを要求されます。
 そのため、《原野》2枚と《神秘の聖域》、《お菓子の小屋》の4枚を墓地に送ります。

 一連の効果を解決したので、一息ついて状況を整理します。
 戦場は《Speleologia》と《食物トークン》と《道路脇の聖遺》の3枚。
 そしてマナプールには『緑赤赤赤黒黒黒青』の8マナ。
 デッキトップには《白日の下に》があります。

 ここで赤マナと黒マナから《道路脇の聖遺》を起動。
 (残りマナは、緑赤赤黒黒青の6マナ)
 《道路脇の聖遺》自身を生け贄に、戦場にはエンチャントである《Speleologia》、アーティファクトである《食物トークン》があるので2ドロー。
 これで先ほどデッキトップに置いた《白日の下に》ともう1枚のカードが手札に来ます。
 《白日の下に》を緑赤赤黒青の収斂4でキャスト。
 (残りマナは黒1マナ)
 今度、デッキからサーチするのは《見事な再生》。

墓地の土地を全て戦場にタップイン。
 しかし、新規カードでアンタップインだぜ!

 これで墓地にある10枚の土地を戦場に戻し、解決が終わった《見事な再生》が墓地へ。
 再び《原野》2枚と《神秘の聖域》、《お菓子の小屋》が誘発。
 2個目の《食物トークン》を生成し、《聖域》の効果で《見事な再生》をデッキトップへ。
 そして《原野》で生け贄にする前にマナを出します。
 《原野》2枚と《聖域》、そして《お菓子の小屋》ではない土地からマナを出してください。
 ここでは仮に《平地》としておきます。
※このカードは《風景の変容》で墓地に送ったカードの内の1枚です。
 マナさえ出れば何でもいいです。

 《原野》2枚から3マナずつ出して6マナ、《聖域》・《平地》から1マナずつ出し、この4枚は《原野》の効果で生け贄となり墓地へ。
 これでマナプールはさっき使い残した黒1マナと合わせて9マナができました。
 内2マナを使って《道路脇の聖遺》を起動して生け贄にし2枚ドロー、残り7マナ。
 これで《見事な再生》が手札に戻り、4マナを使って墓地からさっき生け贄にした5枚の土地を戻します。
 (今、マナプールには任意の組み合わせの3マナが残っています)
 《原野》、《原野》、《神秘の聖域》、《平地》、《道路脇の聖遺》が戻ります。

 再び処理。
 《神秘の聖域》で《見事な再生》をデッキトップに。
 8マナ出しながら《原野》、《原野》、《神秘の聖域》、《平地》を生け贄にします。
 《道路脇の聖遺》を起動。2マナタップで2ドロー。
 手札に戻った《見事な再生》を4マナでキャスト……。
 そう、最初に《見事な再生》を打った状況に戻りました。
 しかも、1ループするたびに手札が1枚増えてマナが増えています。

 引きすぎてデッキが無くなって負けそうなときは、増やしたマナから4マナ出して2個ある《食物トークン》を適当なところで食べましょう。
 《お菓子の小屋》をループさせると食べきれない量が出るので途中で《平地》に変えた理由はこれですね。
 これだと《道路脇の聖遺》のドローが1枚になるので、デッキトップに戻した《見事な再生》を回収するのみで、デッキが削れなくなります。
 デッキを引き切ったところで《食物》を処理、マナだけ増えるループ状態にさせることで、適当なカードを唱えて勝利となります。

こういうのとか。


 ポイントは『必要なカードは2枚だけ』ってことですね。
 新規カードの《Speleologia》と《白日の下に》のみ。
 《白日の下に》を使うから5色ニヴとかで入るかもと思ったけど、明らかに《風景の変容》や《見事の再生》などはノイズとなる。
 それらのカードを《火山の悪意》のようなカードで戻すデッキになってしまう。
 

独創力コンボなんかでお馴染み。

 うーん……?
 使うとするとこのデッキ、《白日の元に》を入れた《異形化》デッキじゃねぇか?
 このコンボ、流れの中にクリーチャーがないので、《異形化》の流れを阻害しない。
 いやぁ、《異形化》だけで勝てるだろぉ……?
 コンボ自体は考えた。あとはデッキビルダーの皆さんに任せます。

 追記。
 思ったより反響があったので、続編を書きましたので、こちらもよろしくお願いします。

当記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。
画像はMTG日本公式より引用しています。
ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
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