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【エルドレインの森】 実録プレリリース記 ~負けて覚えるリミテッドの勝ち方~

 こんにちは! 仙台駅前でフリープレイするグループの有名無実なリーダー、84gです!
 久々にプレリリースに出たので、自分のプレイングの再認識と、興味を持ってくれる方がひとりでも増えて欲しいという思いから、ちょっと書き起こしてみようと思います。
 今回も画像はMTG日本公式より引用しています。

【ここが僻境! プレリリースへ!】


 プレリリースは発売日前にフライングで新カードを体感できる人気のイベントです!
 ドラフトブースター6パックとプロモ用フォイルカードで即興でデッキを組み、対戦していくリミテッド、シールド戦と呼ばれる試合形式です。
 所有カードの量が関係ないので初心者でも上級者を倒せる可能性がありながら、長年の経験がデッキ構築に関係もしてくるので、上手い・下手も出ることもあり、ワイワイと独特のパーティ感がヤミツキです。

【構築!】

 84gは構築戦でのパーソナルカラーであるの緑で大活躍……とはいかず。
 注目の緑のレア、《荒々しい三つ子》も出たので組みたいと思ったんですが、全体的に緑は層が薄く、構築段階で断念。

単一除去で処理できず、除去されても他の兄弟がサイズアップしていく。
高い突破力と決定力を持つ確実なボムレア。
引き当てることはできたものの……。

 緑のトリプルシンボルがどうやってもメインカラーに据えないといけないのに、他の緑が格闘除去など補助札は多かったものの、クリーチャーの枚数が足りず、構造として不安定に見えた。
 念のため、とばかりに他の色もチェックしてみると、多色アンコモンを多く引いていたことに気が付く。


 青白黒の二色伝説サイクルが勢ぞろい。
 そして《シャレー》がフォイル版と通常版でダブって3種4枚。
 この形だと《オビラ》が2ターン目に青黒を要求するものの、他の2種が4マナ域なので、青黒タッチ白だと自然に形となる。
 (4マナ域のシングルシンボルなら4枚目までの土地に1枚白が出る土地があれば使用できるので、2マナ域に要求されるより色事故が出る確率が格段に低い)

 意を決し、得意とする緑を封印してエスパー(青黒タッチ白)にて挑む!


1試合目 ラクドスアグロ


 自分が3回、相手さんが2回とマリガンが連発する妙な流れのマッチ。
 僕のボムレア、《魂の大釜》が着地します。

 しかしながら、墓地にあまりクリーチャーが落ちない展開であまり機能させられない!
 まごまごしている間に、お相手のフィニッシャーが着地する!
 

でかぁああああい!

 負けじと僕も新ギミック、協約、そして役割トークンで対抗します!

 甘未大口を縮小! 呪いをかけてトカゲにすることで足止めしますが、お相手の次なるフィニッシャーが着地!

 盤面の圧力がヤバい!
 手元にある除去では能力を無効にできず、ゴブリンが止まらない!
 レアカードだけじゃない! 相手さんはコモンの使い方も上手かった!

 弱小生物を一方的に倒せるはずなのに相打ちとなり、しかもトークンまで残ってしまう!
 続けてのコンバットで盤面が細くなり、ライフを守ることもままならず、1-2で敗戦!
 こういうカードを使いこなせる人がリミテッド巧者って感じですな!

2試合目 緑白ストンピィ

 僕の設置した置物を突破しつつ盤面に着地する熊のプーさん!
 駆け抜ける6/7は躍動感ありすぎ!

出来事がソーサリーの《帰化》として普通に1枚分の仕事をするのがズルい!


 しかし、僕には一試合目の失敗を参考に調整して投入したタッチカラーの白の除去がある!
 リミテッドでは試合の合間にメインボードのリストを調整でき、カードの理解を深められるのだ!

トークンをコストに協約! 攻撃クリーチャーを撃破だ!

 アドバンテージこそ取られたものの、なんとか盤面を五分に保つ!
 そして僕の最強フィニッシャー、《書庫のドラゴン》が出撃!

構築では使われることはないだろうけど、リミテッドでは十分すぎる決定力!

 しかし、相手さんも緑白! 白い除去がある!
 僕のドラゴンを迎撃すべく、精悍な守護者が走り抜ける!

 《書庫のドラゴン》の護法を森から放たれたマナの力で貫通する!
 狐の一撃でドラゴンが叩き落され、拘束されてしまう!

 互いに決定的なカードが登場しないまま膠着するが、僕のフェアリー軍団が空から徐々に相手のライフを削る!

 消耗戦を空中戦力が盗みとり、2-0で勝利!

3試合目 赤黒ミッドレンジ

 1試合目に続き、赤黒との対戦!
 1試合目の相手さんよりゲームレンジを後ろに取っているようで、デカブツクリーチャーが次々と登場してくる!

僕も使っていたけど、攻守に優れた優秀カード。
食物生成で協約や祝祭とのシナジーも強いグッドコモン。
他にデカブツがいればルーティングできる!

 デカブツ相手なら任せろとばかりに《シャレー》が大活躍!

 相手生物を海溝に引きずり込み、麻痺させることで他のクリーチャーの道を拓き、更に1ドロー!
 ……おや? このカードは……?
 そして他のタップカード合わせてドローエンジンにもなれるので、相手さんはたまらず除去を放つ。
 

クリーチャーに《若き英雄》を付けたかったこともあったようだ。

 盤面が落ち着くかに見えたが、既に仕事の終わった《シャレー》が相手の除去を引き受けてくれたこと、更に《シャレー》のドローによって引いてきたカード、2枚目の《シャレー》が相手さんのクリーチャーを再び麻痺させる!

フォイル版がキラリと光るぜ!

 盤面とハンドリソースが差をつけ、徐々に優位を拡大!
 2-0にて勝利!


 最終的に2勝1敗!
 ボムレアの《大釜》があったとはいえ、アンコモンの力をうまく組み合わせて戦えたのでは。
 大会自体が最近はあまり出ていないので、身内以外と遊ぶのも久々でしたね。
 スリーブやサイコロ辺りを用意しておけば、あとは手ぶらでOK。
 その辺りの用品もお店で買えますからね。なにせカード屋さんなので。
 ニガテ意識のある方も多いですが、皆さんに気楽に出て欲しいですね!
 次回、【イクサラン:失われし洞窟】でも行われますので、ご興味のある方は是非!


当記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。
画像はMTG日本公式より引用しています。
ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
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